「最近、もりもり山のくだもの飴を見かけない…」そんな声がSNSや口コミで増えています。長年親しまれてきたカンロの人気キャンディですが、「販売終了したのでは?」と心配する人も多いようです。今回は、このもりもり山のくだもの飴がなぜ店頭から消えたのか、そして再販や入手方法について詳しくまとめました。
もりもり山のくだもの飴とは?子どもから大人まで人気のロングセラー
まず、改めてどんな商品だったのかを振り返りましょう。
もりもり山のくだもの飴は、カンロ株式会社が販売していた大容量タイプのフルーツキャンディです。180g入りのパッケージには、8種類のフルーツ味(ぶどう・もも・メロン・パインアップル・レモン・りんご・みかんなど)がぎっしり詰まっていました。
「いろんな味があって飽きない」「家族みんなでシェアできる」と評判で、特に子どもがいる家庭や職場でのちょっとしたおやつとして長く愛されてきました。コンビニやスーパーで手軽に買える定番商品というイメージを持っていた人も多いでしょう。
「販売終了?」と言われ始めたきっかけ
そんなもりもり山のくだもの飴ですが、近年「どこにも売ってない」「スーパーから消えた」という声が増加。実際に、ヨドバシドットコムなどの通販サイトでは「販売を終了しました」という表記が確認されています。
また、メーカーの公式サイトでも「一部販売店での取扱いは在庫限り」との表現が見られます。特にスーパーマーケットやドラッグストアでは販売が終了しているケースが多く、店頭で見かけなくなったのはこのためと考えられます。
ただし、完全に製造が止まったという明確な発表はなく、現在もコンビニや駅売店など、一部の流通経路では販売が続いている可能性があります。
販売終了(もしくは縮小)の理由を探る
では、なぜ一部店舗で販売が終わってしまったのでしょうか。考えられる背景をいくつか見ていきましょう。
1. 製造コストや価格改定の影響
カンロはここ数年、原材料費やエネルギーコストの上昇を受けて多くの商品の価格を改定しています。もりもり山のくだもの飴も例外ではなく、値上げ対象商品として報告書に記載されていました。
このようなコスト上昇により、流通量の調整や販売店舗の絞り込みが行われた可能性があります。
2. 流通チャネルの最適化
メーカー公式FAQには、「スーパー・ドラッグストアでの販売は在庫限り、コンビニ・駅売店では継続」との説明がありました。つまり、販売場所を絞ることで供給体制を効率化したと考えられます。
特定の販路だけで扱うことで、限られた製造リソースを集中させる狙いがあったのかもしれません。
3. 品質管理上のトラブルの影響
過去には、もりもり山のくだもの飴で一部ロットに異物混入が見つかり、自主回収が行われたことがあります。これは2015年の出来事ですが、こうしたトラブルをきっかけに製造ラインや販売体制の見直しが行われた可能性も否定できません。
食品メーカーにとって品質管理は最優先事項。慎重な対応が続いているのかもしれません。
4. 売上や需要の変化
消費者の嗜好変化も無視できません。最近では個包装で糖質オフやビタミン入りなど、健康志向のキャンディが人気を集めています。昔ながらの大容量タイプは売り場での競争が激しく、棚スペースの確保が難しくなっているという事情も考えられます。
ネット上の反応:「懐かしい」「復活してほしい」の声多数
SNSを中心に、「子どものころによく食べていた」「また食べたい」という投稿が相次いでいます。特にハロウィン限定パッケージや季節限定バージョンを覚えている人も多く、消費者の記憶に強く残るキャンディだったことがわかります。
一方で、「近所のスーパーでは全く見かけない」「ネット通販も在庫切れ」といった声も目立ち、入手困難になっているのは確かです。こうした“懐かしの商品をもう一度食べたい”というニーズがある限り、再販を望む声は今後も続くでしょう。
もりもり山のくだもの飴は再販される可能性がある?
現時点で、カンロから公式に「再販」や「製造再開」に関する発表は出ていません。しかし、希望を持てる要素はいくつかあります。
- 一部店舗では販売が続いている可能性がある。
- 過去に季節限定やイベント限定で復活した例がある。
- 価格改定リストに掲載されていた=完全な終売ではない可能性がある。
つまり、「完全終了」ではなく「販売縮小・一時的な流通停止」にとどまっている可能性も考えられるのです。カンロは人気商品の復刻や期間限定版を展開することも多く、ファンの声次第では再販の可能性も十分あります。
もし再び店頭に並ぶことがあれば、SNSや公式サイトでの告知が行われるはずです。気になる方は、カンロ公式のニュースページやSNSアカウントを定期的にチェックしておくと良いでしょう。
どうしても手に入れたいときの入手方法
店頭で見かけなくなっても、まだチャンスはあります。
いくつかのオンラインショップやフリマアプリでは、在庫や旧パッケージの商品が出品されていることがあります。購入時には賞味期限や保管状態をよく確認したうえで、信頼できる販売者から購入するのがおすすめです。
また、カンロの他シリーズ(フルーツのど飴、ピュレグミなど)にも、似た味わいを楽しめる商品があります。もし「果実の甘みと酸味のバランスが好きだった」という人は、同ブランドのフルーツ系キャンディを試してみるのも良いでしょう。
今後の動きに注目:カンロの定番フルーツキャンディの行方
カンロは時代に合わせてラインナップを入れ替えながらも、「果実感」をテーマにしたお菓子を多く展開してきました。もりもり山のくだもの飴もその系譜のひとつであり、長年にわたって愛されてきたブランドです。
再販やリニューアルの可能性を完全に否定する情報はなく、むしろ今後、季節限定や復刻版として登場する可能性も残されています。ファンの声が多ければ、メーカーが再び動くきっかけになるかもしれません。
もりもり山のくだもの飴が販売終了?まとめ
・スーパーやドラッグストアでは在庫限りで販売終了。
・コンビニや駅売店など一部チャネルでは継続の可能性あり。
・明確な製造終了発表はなし。
・コスト上昇や流通最適化が背景と考えられる。
・再販や限定復活のチャンスは残されている。
もりもり山のくだもの飴の販売終了は本当?再販を待つ人へ
「もう一度食べたい」「子どもに食べさせたい」という声が多いもりもり山のくだもの飴。現状では入手が難しいものの、完全に終売となったわけではありません。メーカーが再び販売を検討する可能性もあります。
懐かしさとともに、多くの人に愛されてきたこのキャンディ。次に店頭で見かける日を、ゆっくり待ちながら楽しみにしておきたいですね。
