インテグレートコンシーラーが売ってない？販売終了の噂を検証
最近、SNSや口コミサイトで「インテグレートのコンシーラーが店頭で見つからない」「販売終了したの？」という声をよく見かけます。長年愛用していた人にとっては突然のことのように感じられますよね。
実際、資生堂インテグレートのコンシーラーはいくつかの店舗やオンラインストアで「在庫限り」「販売終了予定」といった表記が見られるようになっています。ここでは、その背景や現状、後継商品、そして今どこで購入できるかを詳しく見ていきましょう。
販売終了といわれる理由は？公式発表の有無を確認
まず、資生堂公式サイトでは「インテグレートのコンシーラーが完全に販売終了した」という明確なアナウンスは出ていません。つまり「公式に生産終了と発表されたわけではない」ものの、一部店舗での取扱終了や在庫限りの状況が広がっているのが現実です。
考えられる理由はいくつかあります。
1つ目はブランドラインの整理です。インテグレートは定期的に製品リニューアルを行っており、旧仕様の製品を順次生産終了にするケースがあります。マスカラやファンデーションなどでも同様の流れが確認されています。
2つ目は流通チャネルの変化です。以前はコンビニやドラッグストアなど多くの場所で販売されていましたが、近年は「コンビニで見かけなくなった」という声が多数。これは各コンビニが自社コスメブランドを強化しており、他社ブランドの取扱いを縮小している影響ともいえます。
3つ目は市場トレンドの変化。ベースメイクのトレンドが「ナチュラルで軽い仕上がり」にシフトし、コンシーラーもスティック型やリキッド型の新製品が人気になっています。ブランド側も新フォーミュラ開発に注力するため、従来型商品の供給を減らしている可能性があります。
このように、明確な終了告知がないまま「実質的な販売終了状態」になっていると考えるのが自然です。
現在の在庫状況と購入できる場所
「販売終了」といっても、すぐに市場から消えるわけではありません。現在もオンラインや一部ドラッグストアでは在庫が残っています。特に以下のチャネルでは、まだ入手できる可能性があります。
- Amazon・楽天市場：複数のショップで販売中。特に「メルティフィットコンシーラー」などの人気品番は検索すればヒットします。ただし「残りわずか」や「取り扱い終了予定」の表示がある場合もあるため、見つけたら早めの購入が安心です。
- マツモトキヨシ・ココカラファインオンライン：在庫状況によっては「カートに入れる」ボタンが表示されています。店舗在庫と連動していることが多く、注文時点で売り切れることもあるので注意が必要です。
- 資生堂公式オンラインストア：在庫がある製品については販売継続中。ただし、各商品ページに「在庫がない場合がございます」との注意書きがあり、安定供給ではないことがわかります。
一方で、ローソンやファミリーマートなどのコンビニでは現在ほとんど取り扱いがありません。店頭で探しても見つからない場合は、オンラインストアの利用が確実です。
販売終了の背景にあるブランド戦略
資生堂インテグレートは、10代後半〜30代前半の女性をメインターゲットにしたセルフメイクブランドです。ブランドの立ち上げ当初から、手頃な価格で高品質なコスメを提供することで人気を集めてきました。
しかし、ここ数年でメイク市場の構造が大きく変化しています。SNSを中心にした情報発信が主流となり、より個性的なブランドや限定コスメへの需要が高まっています。
その結果、資生堂としても「インテグレート」「マキアージュ」「ミラノコレクション」などブランドを整理し、それぞれの役割を明確化する動きを進めています。
コンシーラーというアイテムは、ベースメイクの中でも競争が激しい領域。多くのプチプラブランドが高品質な商品を投入していることから、インテグレートも「新しい価値を打ち出せるアイテム」に切り替えていると考えられます。
インテグレートの後継・現行モデル
「もう買えないの？」と心配している方も多いと思いますが、インテグレートの現行ラインにもコンシーラーは存在しています。
代表的なのが**「メルティフィットコンシーラー」**です。こちらは2色パレットタイプで、肌悩みに合わせて色をブレンドできる仕様。伸びが良く密着感があり、自然な仕上がりになると評判です。
また、同ブランドの「プロフィニッシュファンデーション」と組み合わせることで、ベース全体をなめらかに整えることができます。つまり、旧モデルが生産終了していても「ブランド内の後継商品」に置き換えが可能です。
このような情報を読者に示すことで、「販売終了＝もう使えない」という不安を和らげることができます。
代替品として人気のある他ブランドのコンシーラー
もし店頭や通販で入手が難しい場合は、他ブランドの代替品を検討してみましょう。
以下は、カバー力や使用感が近いと評判の高い製品です。
- ファシオ「ウルトラカバー コンシーラー WP」：高いカバー力とウォータープルーフ仕様で、長時間崩れにくいタイプ。
- ヴィセ「エクストラ スキニー コンシーラー」：極細チップで小さなシミやニキビ跡にもピンポイントで対応可能。
- リンメル「ザ マルチタスカー コンシーラー」：シミ・クマ・赤みなど多用途に使える高カバータイプ。
- キャンメイク「カラーミキシングコンシーラー」：3色パレットで肌色に合わせて調整できる人気商品。
いずれもドラッグストアやバラエティショップで購入しやすく、価格も手頃です。自分の肌質や使用目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
購入時の注意点と豆知識
販売終了品を探す際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
- 在庫限りの商品は製造時期が古い可能性があるため、開封後の使用期限には注意する。未開封でも長期保存品は劣化のリスクがあります。
- 並行輸入品や転売商品は、パッケージが異なる場合や品質保証がない場合があるため、信頼できる販売元から購入することが大切です。
- 色番の表記に注意。同じシリーズでもリニューアルにより色味や質感が変更されていることがあります。
特に肌に直接使うアイテムなので、商品状態の確認は欠かせません。ドラッグストアのオンラインショップや公式販売元での購入を優先するのがおすすめです。
まとめ：インテグレートコンシーラー販売終了の真相と今後
ここまで見てきたように、インテグレートのコンシーラーは「完全な販売終了」ではないものの、旧仕様の商品が順次生産終了・在庫限りになっている状況です。ブランドリニューアルや流通戦略の見直しにより、店頭での取り扱いが減ったことが「売ってない」と感じる大きな要因でしょう。
今後は、現行の「メルティフィットコンシーラー」などを中心に展開が続くと見られます。もし旧モデルにこだわりがある場合は、早めに在庫を探して確保するのが賢明です。
また、他ブランドの優秀なコンシーラーも多数登場しているため、「これを機に新しいアイテムを試す」という選択もおすすめです。
コスメのトレンドは常に変化しますが、自分に合った製品を見つける楽しみもまた、メイクの魅力のひとつ。焦らず、肌に合うアイテムを探してみてください。
