アルバイトの応募で必要になる「履歴書」。いざ面接の日程が決まってから「どこで買えばいいの?」と慌てた経験はありませんか?
実は履歴書は、身近なコンビニや100円ショップ、さらにはネット通販でも購入できます。それぞれに特徴があり、用途や急ぎ具合によって最適な購入先が異なります。今回は、バイト履歴書はどこで買えるのかを中心に、それぞれの購入場所の違いや選び方をわかりやすく解説します。
コンビニで買える履歴書の特徴
コンビニは「今すぐ履歴書が必要!」というときに頼れる存在です。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど大手コンビニのほとんどで履歴書が販売されています。
値段はだいたい300円前後で、数枚分の用紙と封筒、証明写真用の台紙がセットになったものが主流です。A4サイズやB5サイズ、見開きA3タイプなど、店舗によって扱っているサイズが異なります。
夜間や早朝でも買えるのが最大のメリット。アルバイトの面接が急に決まったり、書き損じて再提出になった場合でも、24時間いつでも入手できるのは心強いですね。
ただし、店舗によっては履歴書を置いていないところもあるため、確実に入手したいときはレジで「履歴書ありますか?」と確認するのが安心です。
100均で買える履歴書はコスパ最強
コストを抑えたい人におすすめなのが100円ショップ。
ダイソー、セリア、キャンドゥなど、ほとんどの店舗で履歴書が販売されています。もちろん価格は1セット100円(税込110円)程度。複数枚入っているものが多く、練習用や書き直し用にも使いやすいのがポイントです。
100均の履歴書は「アルバイト・パート用」や「一般用」と書かれたシンプルなものが中心。職務経歴書が必要な転職活動向けのフォーマットは少ないですが、バイト応募であれば十分な内容です。
一方で、紙質はやや薄めでペンの種類によっては裏写りすることもあります。大企業や面接官の目を意識する応募では文具店の高品質なものを選ぶのが無難ですが、コンビニやカフェのバイトなど気軽な応募ならまったく問題ありません。
文房具店・書店で買う場合のメリット
「見た目や書きやすさにもこだわりたい」という人は、文房具店や書店で購入するのがおすすめです。
コクヨやキングジムなど、有名メーカーの履歴書が種類豊富に揃っており、紙質や封筒の厚さ、記入欄のレイアウトまで選べます。
職歴欄が広めのもの、自己PR欄が大きいもの、写真貼付位置が選べるタイプなど、細部にこだわった商品が多いのが特徴です。価格は300〜500円ほどですが、1セットに3〜5枚入っているものがほとんどでコスパも悪くありません。
しっかりした印象を与えたい応募先、履歴書を郵送する際に折り目や封筒の質を重視したいときなどに向いています。
文房具店ならアドバイスをしてくれるスタッフがいることもあるため、初めて履歴書を書く人にも安心です。
スーパーやホームセンターでも購入できる
意外と見落とされがちなのがスーパーやホームセンター。
イオン、イトーヨーカドー、カインズなどの大型店舗では、文具コーナーで履歴書を取り扱っている場合があります。
普段の買い物のついでに購入できるため、わざわざ専門店に行く手間が省けるのが利点です。
ただし、地域や店舗によって取り扱いがないことも多いので、確実に買いたいときは電話で在庫を確認しておくと安心です。
ネット通販で履歴書を買うのも便利
近くに店舗がない、またはまとめて購入したい場合にはネット通販が便利です。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、さまざまな種類の履歴書が販売されています。メーカー製はもちろん、職務経歴書付きやアルバイト専用など、用途に合わせて選びやすいのもメリットです。
特にAmazonでは「翌日配送」対応の商品も多く、時間に少し余裕があれば手間なく入手できます。まとめ買いすれば1枚あたりの単価も安くなり、郵送用封筒やクリアファイル付きのセットも人気です。
ただし、注文から届くまでに時間がかかる場合があるため、「明日の面接に必要!」という急ぎのシーンには向いていません。
ダウンロード・印刷タイプの履歴書という選択肢
最近では、ネット上から無料テンプレートをダウンロードして印刷する「デジタル履歴書」も一般的になっています。
WordやPDF形式のテンプレートが多数公開されており、自宅のプリンターやコンビニのネットプリントで印刷可能です。
パソコンで入力できるため、字に自信がない人や、修正を繰り返したい人には便利。見た目も整いやすく、書き間違いのストレスもありません。
ただし、面接で手書きを求める企業やバイト先も一部あるため、事前に確認しておくのが安心です。
購入場所による違いまとめと選び方のコツ
それぞれの購入先にはメリット・デメリットがあります。
自分の状況に合わせて、最適な方法を選びましょう。
- コンビニ:24時間いつでも買える。急ぎで必要なときに最適。
- 100均:とにかく安く、練習用や枚数確保に便利。
- 文房具店・書店:紙質・フォーマット・印象を重視したい人におすすめ。
- ネット通販:種類が豊富でまとめ買いに便利。急ぎでない人に最適。
- ダウンロード印刷:PC入力派や効率重視の人に向いている。
また、履歴書のサイズや記入欄の構成にも注目して選びましょう。
アルバイトの場合は職歴欄が少なく、勤務希望時間や交通手段を記入できるタイプが書きやすいです。自己PRや志望動機をしっかり書きたい人は、記入スペースが広めのものを選ぶと印象が良くなります。
バイト履歴書を買うときに一緒に揃えておきたいもの
履歴書だけでなく、以下のアイテムも同時に揃えておくとスムーズです。
- 角形2号封筒:白の角形2号サイズが一般的。宛名は黒ボールペンで丁寧に書く。
- スピード写真機:3×4cmが標準。スピード写真機でもOKだが、服装や髪型を整えて清潔感を意識。
- ボールペン:油性黒インクの0.5mm〜0.7mm程度が書きやすい。
- クリアファイル:提出時に履歴書を折らずに持ち運ぶために便利。
これらはすべてコンビニや100円ショップ、文房具店で一緒に揃えられます。特に初めてアルバイトに応募する人は、事前にセットで準備しておくと慌てずに済みます。
どこで買った履歴書でも印象は変わらない?
「100均で買った履歴書だと印象が悪いのでは?」と心配する声もありますが、実際には問題ありません。
大切なのは履歴書の“内容”と“丁寧さ”です。書かれている文字がきれいで読みやすく、誤字脱字がなければ、どこで買ったかで評価が変わることはありません。
面接官が注目するのは、志望動機や勤務希望時間、自己PRなど「どんな人物か」を伝える部分です。清潔感のある書き方を心がけ、丁寧に記入することが何より重要です。
バイト履歴書はどこで買える?自分に合った方法を選ぼう
バイト履歴書は、コンビニ・100均・文房具店・ネット通販など、さまざまな場所で手軽に購入できます。
どこで買うかよりも、自分の状況や応募先に合ったものを選ぶことが大切です。
急ぎのときはコンビニや100均で、じっくり選びたいなら文房具店。時間に余裕があればネットで注文やダウンロードも便利です。
履歴書は「あなた自身を伝える第一歩」。どこで買ったものでも、心を込めて丁寧に書けばきっと良い印象を残せます。
