無水エタノールって、いざ必要になったときに「どこで売ってるの？」と迷う人が多いですよね。消毒や掃除、アロマ作りなど幅広く使える便利なアイテムですが、店舗によっては取り扱いがなかったり、在庫切れになっていることもあります。この記事では、無水エタノールが買える場所と、それぞれの特徴・注意点をわかりやすく解説します。
無水エタノールとは？使い方の基本をおさらい
まず、無水エタノールとは水分をほとんど含まない高濃度のエタノール（約99%）のこと。名前の通り「水がほぼ入っていない」ため、蒸発が早く、電子機器やガラス、金属など水に弱いものの掃除にも向いています。
ただし注意したいのが、無水エタノールはそのまま手指消毒には使えないという点。濃度が高すぎると殺菌効果が落ちる上、皮膚刺激になることがあります。消毒目的で使う場合は、水で薄めて濃度を70〜80%程度に調整する必要があります。掃除やアロマ用ならそのまま使用してOKです。
ドラッグストアでの取り扱い状況
無水エタノールを買いたいとき、まず思い浮かぶのがドラッグストア。実際、多くのドラッグストアで取り扱いがあります。代表的なのは以下のような店舗です。
- マツモトキヨシ（matsukiyo）
- ウェルシア薬局
- スギ薬局
- サンドラッグ
- ココカラファイン
- ツルハドラッグ
店舗によっては「掃除用品」「衛生用品」「除菌コーナー」などに置かれており、医薬品棚ではなく日用品コーナーにあることも。小容量（100〜400mL）のボトルが中心で、価格は400mLで1,200〜1,500円ほどが目安です。
ただし、ドラッグストアでは在庫にばらつきがあるのも事実。特に需要が高まる季節や流行期は売り切れていることもあるため、店舗の在庫を事前に電話や公式アプリで確認すると安心です。
ホームセンター・家電量販店でも買える
ドラッグストアで見つからないときは、ホームセンターも狙い目です。無水エタノールは「掃除用溶剤」として扱われることが多く、カインズ・コーナン・コメリなどの大手ホームセンターで購入できます。
また、意外に知られていないのが家電量販店の生活コーナー。ヨドバシカメラやビックカメラなどでは、掃除グッズや除菌スプレーの隣に置かれている場合もあります。DIYや模型、電子工作をする人が利用することも多く、工具や塗料コーナーで見つかることもあります。
通販サイトなら確実に手に入る
最近は、無水エタノールをネット通販で購入する人が増えています。理由は単純で、在庫が安定しているから。店舗で探し回るよりも確実に手に入るうえ、容量やブランドを比較しながら選べるのも魅力です。
主な通販サイトは次の通り。
- Amazon（健栄製薬 無水エタノールなどの純正品が豊富）
- 楽天市場（容量・用途別のラインナップが豊富）
- Yahoo!ショッピング（業務用・大容量も選びやすい）
価格帯は500mLで1,500円前後が一般的。業務用の1Lタイプになると1,800〜2,000円前後で、まとめ買いすれば1本あたりの単価が安くなるケースもあります。アロマ作りや掃除などで頻繁に使う人には通販が便利です。
無水エタノールの選び方と注意点
1. 用途をはっきりさせる
掃除・除菌・クラフトなど、何に使いたいかで選ぶ製品が変わります。例えば手指の消毒には「消毒用エタノール」を選ぶのが安全。無水エタノールタイプを使うなら必ず水で薄めましょう。
2. 成分と濃度を確認する
製品ラベルには「エタノール濃度」「成分区分（医薬品・雑貨）」が記載されています。医薬品扱いのものは薬局で、日用品扱いのものは通販やホームセンターで購入可能です。
3. 保管に注意する
揮発性が高く引火の危険もあるため、火気の近くに置かないようにしましょう。使用後はキャップをしっかり閉め、直射日光を避けた冷暗所に保管します。
使い方のアイデア
無水エタノールは、使い方次第で生活のあらゆる場面に役立ちます。
- スマホやキーボードの除菌
- 窓ガラスや鏡の掃除（拭き筋が残らない）
- アロマスプレー作り（精油を溶かす溶剤として）
- 台所の油汚れ落とし
- 花粉・カビ対策の除菌拭き
用途が広いため、1本あるととても便利。ただし肌に直接触れる用途では、刺激の有無に注意して使いましょう。
買うときのよくある質問
Q：ドラッグストアに行ったけど無水エタノールが見つからないのはなぜ？
A：店舗によっては在庫を置いていない場合があります。除菌ブームなどで需要が高まると品薄になるため、在庫確認をしてから訪問するのがおすすめです。
Q：消毒用エタノールとの違いは？
A：濃度の違いです。無水エタノールは約99%、消毒用は70〜80%程度に薄められています。手指消毒には消毒用を選びましょう。
Q：業務用の大容量タイプを買っても問題ない？
A：問題ありません。ただし、保管場所と使用頻度を考えて選ぶのがポイントです。開封後は揮発しやすいので、密閉できる容器に移して使いましょう。
無水エタノールはどこで買える？まとめ
無水エタノールは、ドラッグストア・ホームセンター・通販の3ルートで購入可能です。
- すぐ欲しい人 → 近くのドラッグストアやホームセンター
- 種類や容量を選びたい人 → Amazonや楽天などの通販サイト
- まとめ買い・大容量希望の人 → 業務用を通販で購入
どこで買うにしても、「用途に合った濃度」「安全な保管」「正しい使い方」を意識することが大切です。
無水エタノールは、掃除や除菌、クラフトまで使える万能アイテム。この記事を参考に、自分の生活スタイルに合った買い方を見つけてみてください。
