最近話題の「Fundnote日本株kaihouファンド」。SNSでも「買いたいのに買えない」「再開はいつ？」といった声が目立っています。2025年版として、今このファンドをどこで購入できるのか、実際の買い方や注意点をわかりやすく整理してみました。
Fundnote日本株kaihouファンドとは？
まず、このファンドの特徴を簡単におさらいしておきましょう。
Fundnote日本株kaihouファンドは、投資運用会社fundnoteと、助言会社Kaihouが共同で運用する日本株アクティブファンドです。
国内上場企業の中から「本来の企業価値に比べて株価が割安な銘柄」を見極め、厳選して投資するスタイル。銘柄数はおよそ20社程度と少なく、集中投資でリターンを狙うのが特徴です。
運用開始は2025年1月27日。まだ新しいファンドながら、発表直後から注目を集め、設定初期から申し込みが殺到しました。
手数料は購入時無料、信託報酬はおおよそ年1.87％前後。ベンチマークは設けず、企業価値を重視したアクティブ運用型として展開されています。
どこで買える？購入方法の基本ルート
このファンドは、他の一般的な投資信託と少し違います。
SBI証券や楽天証券のようなネット証券では取り扱っておらず、fundnoteの直販サイトのみで購入が可能です。
つまり、販売会社や証券会社を介さず、fundnoteの公式ページで口座を開設し、そこから直接買い付け手続きを行う流れです。
購入までのステップは次のようになります。
- fundnoteの公式サイトで口座開設
- 指定された三菱UFJ銀行の口座に資金を入金
- ログイン後、マイページから「買付申込」へ進む
- 最低購入金額100万円以上で注文を確定
少し手間はかかりますが、直販ならではのメリットもあります。中間マージンが省かれる分、購入手数料が無料で済むこと。さらに、運用会社や助言会社から直接情報発信を受け取れる点も投資家には魅力的です。
現在の販売状況：申し込みは停止中？
2025年1月の販売開始直後、予想を上回る申込が殺到しました。
その結果、fundnoteは1月21日に「一時的な買付申込の受付停止」を発表。
その後、2月に一度再開されたものの、再び4月には純資産残高が上限に達し、再度の停止措置が取られました。
最新の公式発表（2025年4月18日付）によると、
「純資産残高が運用の目安に達したため、新規申込を停止。再開時期は未定」とのこと。
つまり、2025年11月現在では新たに購入することはできません。
ただし、運用資産の状況次第で今後再開する可能性もあるため、fundnoteのニュースページを定期的にチェックしておくのが良いでしょう。
直販ファンドのメリットと注意点
Fundnote日本株kaihouファンドのような「直販型ファンド」には、いくつかの特徴があります。
メリット
- 購入手数料が無料
- 運用会社と投資家の距離が近い
- コスト構造が明確でわかりやすい
特に、運用側が個別に情報を発信しているため、ファンドの運用方針や考え方を直接知ることができます。
中間コストが少なく、シンプルな料金体系も魅力です。
注意点
- 購入にはfundnoteでの口座開設が必須
- 最低投資額が100万円と高め
- 申込停止期間中は購入できない
- NISA枠では購入不可（課税口座での取引）
気軽に少額から始めたいという人にはややハードルが高いかもしれません。
また、申込再開のタイミングが限られているため、「買いたいときに買えない」こともあります。
購入を検討している人が今できること
「申し込み停止中なら、どうすればいいの？」
そう思う方も多いでしょう。
現時点では、次の3つを意識しておくのが現実的です。
- fundnoteの公式サイトを定期チェック
「お知らせ」ページやSNSで再開情報が発表されることがあります。再開時は申込枠がすぐ埋まる可能性があるため、タイミングを逃さないようにしましょう。 - 口座開設を先に済ませておく
販売再開が発表されてから開設しても間に合わないことがあります。今のうちにfundnoteのアカウントを作っておけば、すぐ申込ができる状態にしておけます。 - 投資額の準備
最低100万円からの申込なので、資金を確保しておくのも大切です。振込口座やタイミングを事前に確認しておくとスムーズです。
なぜ人気が集まるのか？ファンドの注目ポイント
このファンドがここまで注目されている理由は、運用方針の明快さにあります。
Fundnote日本株kaihouファンドは「価値に対して安い銘柄」に焦点をあて、長期的に成長を狙う“バリュー投資型”の考え方を採用しています。
短期のトレンドや話題性ではなく、企業の本源的価値を基準に投資判断を行う。
このスタイルに共感する個人投資家が多く、設定直後から資金流入が集中しました。
また、助言会社Kaihouが企業と直接対話（エンゲージメント）し、経営改善や価値向上を働きかける点も評価されています。
単なる株式ファンドではなく、「企業と共に価値を育てる」という姿勢が、多くの投資家の信頼を得ているようです。
再開の可能性と今後の見通し
fundnoteの運用方針として、「資産規模をコントロールしながら運用の質を保つ」ことを重視しています。
そのため、純資産が一定額を超えた段階で新規受付を止めるケースが繰り返されています。
今後も、既存投資家の運用状況や市場環境を見ながら段階的に再開される可能性はあります。
実際、過去の再開時には「1日あたりの購入上限（200万～1000万円）」が設定されたこともあり、申込が集中することを防ぐ工夫が取られています。
再開が発表された際は、fundnoteの会員向けメールやSNSで告知されるため、通知設定をオンにしておくのがおすすめです。
まとめ：Fundnote日本株kaihouファンドは直販のみ。再開を待ちながら準備を
2025年現在、Fundnote日本株kaihouファンドは非常に人気の高い直販型ファンドです。
購入できるのはfundnoteの公式サイトのみで、証券会社経由では買えません。
そして、現在は申込停止中である点に注意が必要です。
ただし、再開の可能性は十分にあります。
今のうちにfundnoteの口座を開設し、資金を準備しておけば、販売再開の際にすぐ申し込みができます。
投資先企業の本質的価値を見極めるこのファンドは、長期的な視点で資産形成を考える人にとって注目の選択肢のひとつです。
今後のfundnoteの動きに注目しながら、再開のタイミングを逃さないようチェックしておきましょう。
以上、2025年版：Fundnote日本株kaihouファンドはどこで買える？購入先をチェックでした。
