韓国旅行の必需品といえば、やっぱり「Tmoney(ティーマネー)」カード。
地下鉄やバスに乗るたびに切符を買う手間が省けるうえ、コンビニやカフェでも使える便利な電子マネーです。
今回は、そんなTmoneyカードが「どこで買えるのか」、そして「どう使えばいいのか」を、初めての人にもわかりやすく紹介します。
Tmoneyとは?韓国旅行で欠かせない交通カード
Tmoneyカードは、韓国で使える交通系ICカードです。
SuicaやPASMOのように、あらかじめお金をチャージしておくと、地下鉄・バス・タクシーなどの交通機関をスムーズに利用できます。
さらに、コンビニやカフェなどの小売店でも支払いに使えるのが特徴。
旅行中のちょっとした買い物にも便利です。
一度買えば繰り返し使えるため、次回の渡韓時にも再利用できます。
Tmoneyはどこで買える?購入できる主な場所
1. 空港(到着してすぐ手に入る)
韓国に着いてすぐTmoneyを買うなら、空港が一番手っ取り早いです。
仁川国際空港や金浦空港など、主要な空港にはコンビニや案内カウンター、Tmoneyの自動販売機があります。
空港鉄道(AREX)の乗り場付近にも販売機があり、ソウル市内へ移動する前に購入できます。
価格はおおよそ4,000ウォン前後。
空港で買えばすぐにチャージして、そのまま市内へ移動できるので、初めての旅行者にもおすすめです。
2. 地下鉄駅の券売機や窓口
ソウルや釜山などの地下鉄駅構内では、券売機や窓口でもTmoneyカードを販売しています。
券売機の画面には英語表記があり、旅行者でも迷わず操作できます。
カード自体はシンプルな無地タイプが多く、値段は約3,000ウォンほどです。
また、駅の窓口ではスタッフに直接頼めば購入可能です。
チャージも同じ場所でできるので、セットで済ませておくと便利です。
3. コンビニ(どこでも買える万能スポット)
実はTmoneyカードは、韓国のほとんどのコンビニで購入できます。
GS25、CU、7-Eleven、emart24、Ministopなど、大手チェーンで取り扱いがあり、レジで「Tmoney 주세요(チュセヨ)」と伝えればOK。
お店によってはキャラクターや限定デザインのカードも販売しており、コレクション感覚で選ぶのも楽しいです。
価格は3,000〜6,000ウォンほど。
ただし、在庫がない店舗もあるため、見つからないときは別のコンビニを回ってみましょう。
4. 街中の販売店・Tmoney公式ショップ
観光地やショッピングモールの中にも、Tmoneyを扱う店舗があります。
「Tmoney公式ショップ」や「Namaneキオスク」といった専門ブースでは、限定デザインや特典付きカードを手に入れられることもあります。
また、SIMカードとセットになった「Tmoney付きSIM」も人気です。
空港や旅行代理店で販売されており、通信と交通の両方がすぐ使える便利なパッケージです。
Tmoneyの購入価格と種類の違い
Tmoneyカードの価格は、デザインや購入場所によって変わります。
- 無地・ベーシックタイプ:3,000ウォン前後
- キャラクターデザインや限定版:4,000〜6,000ウォン
- 空港購入カード:4,000ウォン前後
デザインカードはLINE FRIENDS、BTS、カカオフレンズなど人気キャラクターが多く、観光客にも人気です。
カードとしての機能はどれも同じなので、好きなデザインで選んでOKです。
チャージ(入金)方法と使い方
Tmoneyはプリペイド式なので、使う前にチャージ(入金)が必要です。
チャージ方法
- 地下鉄駅の券売機でチャージ:英語対応があり、現金で1,000ウォン単位で入金可能。
- コンビニのレジでチャージ:店員にカードを渡して金額を伝えるだけ。
チャージは現金(ウォン)でのみ対応していることが多く、クレジットカードでは支払えません。
旅行初日に両替した現金から、少し多めにチャージしておくと安心です。
使い方
使い方はとてもシンプル。
改札やバス乗車口にある読み取り機に「ピッ」とかざすだけ。
残高が足りないとエラー音が鳴るので、残高が減ってきたら早めにチャージしましょう。
バスの場合、乗車時と下車時の2回タッチが必要です。
降車時にタッチし忘れると、運賃が正しく計算されないことがあるので注意してください。
払い戻し(返金)もできる?
旅行が終わって残高が余ってしまった場合は、払い戻しができます。
主な方法は以下の通りです。
- コンビニ(GS25・CUなど):レジで返金を依頼できる店舗もある
- 地下鉄駅のサービスセンター:残高から手数料(約500ウォン)を差し引いて現金で返金
ただし、すべての店舗や駅で対応しているわけではなく、場所によっては払い戻し不可の場合もあります。
また、払い戻し時にカードを返却するケースもあります。
次回も使う予定があるなら、そのまま保管しておくのが賢い選択です。
日本でTmoneyを買うことはできる?
最近では日本国内でもTmoneyカードを購入できる通販サイトがあります。
旅行前に準備しておきたい人にとっては便利ですが、いくつか注意点があります。
- 日本で販売されているものは「カード本体のみ」で、チャージは韓国国内でしかできない。
- 現地価格よりやや割高になることが多い。
- デザインが古い場合や、韓国で限定販売されたカードが届くこともある。
このため、実際に使うことを考えるなら、韓国到着後に購入するのがおすすめです。
空港やコンビニで簡単に買えるため、あえて日本で用意する必要はあまりありません。
Tmoneyを使うメリット
韓国旅行でTmoneyを使う最大のメリットは「手間が省けること」。
いちいち切符を買う必要がなく、地下鉄やバスの乗り換えもスムーズです。
特に地下鉄の乗り換え時は、Tmoneyを使うと割引運賃が自動的に適用されます。
また、支払いにも使える範囲が広く、コンビニ、カフェ、ファストフード店などでも「Tmoney払い」が可能。
小銭を持ち歩かなくてもよいのは大きな利点です。
旅行の思い出として、かわいいデザインカードをお土産にする人も多いです。
機能性とデザイン性、両方を兼ね備えたカードと言えます。
Tmoney購入時の注意点
- コンビニによっては在庫がない場合がある。
- 購入後すぐにチャージしておくと、交通機関利用がスムーズ。
- チャージ・払い戻しは現金のみ対応のことが多い。
- 子ども料金を適用したい場合は、購入時に年齢登録が必要。
どれも難しいことはありませんが、覚えておくとスムーズに使えます。
「Tmoney」はどこで買える?旅行前にチェックしておこう
ここまで紹介したように、Tmoneyカードは韓国のあらゆる場所で手に入ります。
空港、地下鉄駅、コンビニ、街中のショップなど、購入のハードルはとても低いです。
初めての韓国旅行なら、空港で買ってそのままチャージ、という流れが一番わかりやすいでしょう。
価格も手ごろで、使い方もシンプル。
一度持てば次の旅行でも使える便利なカードです。
Tmoneyは韓国旅行の「小さな味方」。
現地での移動をもっとスムーズに、もっと自由にしてくれる存在です。
