年賀状やポストカード、DMなどを自宅で印刷したいときに欠かせないのが「インクジェットはがき」。でも、いざ買おうとすると「どこで売ってるの?」と迷う人も多いはずです。この記事では、郵便局やコンビニなどの実店舗、そしてネット通販での購入方法や価格の違いをわかりやすくまとめます。
インクジェットはがきとは?普通のはがきとの違い
インクジェットはがきは、その名の通りインクジェットプリンタで印刷できるように表面が加工されたはがきです。インクの吸収性が高く、写真やイラストもにじまずきれいに印刷できるのが特徴。
「郵便番号枠・切手枠付き」の官製タイプと、「無地の印刷用紙タイプ」の2種類があります。
郵送するなら郵便局で売っている官製タイプ、オリジナルデザインを印刷したいなら無地タイプがおすすめです。どちらもサイズははがき規格(100mm×148mm)で、家庭用プリンタでそのまま印刷できます。
郵便局で買えるインクジェットはがき
最も確実に入手できるのは郵便局。全国の郵便局で「通常はがき(インクジェット紙)」を購入できます。
1枚85円で、切手を貼らずにそのまま投函可能。年賀状や暑中見舞い、挨拶状などにぴったりです。
郵便局のオンラインストアでも取り扱いがあり、10枚セットや100枚単位のまとめ買いも可能。送料がかかる場合がありますが、確実に正規品を購入できる安心感があります。
コンビニで買える?店舗によって差がある
セブン-イレブンやローソン、ファミリーマートなど一部のコンビニでは、インクジェットはがきを販売している場合があります。
ただし、文具コーナーには置いていないことが多く、レジで「インクジェットはがきをください」と伝えると、店員さんがバックヤードから出してくれるスタイルです。
特に年賀状シーズン(11月〜1月)は取り扱い店舗が増えますが、時期を外すと在庫がない場合も。確実に入手したいなら、事前に店舗に問い合わせるのが安心です。
家電量販店や文具店でも販売あり
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、コジマなどの家電量販店や、文具専門店(ハンズ、ロフト、伊東屋など)でも、インクジェットプリンタ用のはがき用紙を販売しています。
これらの店舗では「無地のプリンタ用紙タイプ」が多く、年賀状以外にもDMやオリジナルポストカード制作に適しています。
紙質(マット・光沢)や厚みなどを実際に確認できるのが店舗購入のメリット。特に写真作品や趣味のカードづくりには、仕上がりを重視して選ぶ人が多い印象です。
ネット通販での購入:種類と価格が豊富
最安値で探すなら、ネット通販が圧倒的に便利です。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、事務用品通販(カウネット、アスクルなど)には、多種多様なインクジェットはがき用紙が並びます。
価格帯の目安は以下の通りです。
- 無地インクジェットはがき(私製):100枚で600〜900円前後(1枚あたり約6〜9円)
- 官製インクジェットはがき(郵便局発行):1枚85円
- 光沢写真仕上げタイプ:20〜50枚入りで500〜1000円前後
ネット通販ではまとめ買いができるため、大量印刷する場合はコスパが良いのが特徴。特にAmazonでは「エヒメ紙工 インクジェット対応 お徳用はがき TPC50-5P」「ハート インクジェット はがき PJP100」などの人気ブランドが揃っています。
人気ブランド・おすすめ商品例
- エヒメ紙工 インクジェット対応 お徳用はがき TPC50-5P
インクジェット専用はがき(50枚×5冊)でコスパ抜群。にじみにくく写真印刷にも向く。 - ハート インクジェット はがき PJP100
無地タイプで、手軽な年賀状や挨拶状にぴったり。価格もリーズナブル。 - コクヨ KJ-HK101
高発色タイプのマット紙で、ビジネスDMや案内状にも使いやすい。 - 郵便局 通常はがき(インクジェット紙)
郵送できる正規タイプ。切手不要でそのまま投函可。
それぞれ紙質(マット/光沢)、郵便番号枠の有無、印刷対応(染料/顔料)などが異なるため、用途に合わせて選ぶのがポイントです。
購入前に確認すべきポイント
- 用途に合っているか
郵送するなら枠付きの官製タイプ、作品づくりやDMなら無地タイプ。 - プリンタとの相性
染料インク専用か顔料インク対応かを確認。発色や乾きやすさに差があります。 - 紙質と厚み
光沢タイプは写真向け、マットタイプは文字やイラスト向け。厚みがありすぎるとプリンタによっては給紙しにくい場合も。 - 郵便番号枠の有無
郵送用途なら枠付きのほうが便利。デザイン自由度を優先するなら枠なし。
どこで買うのが一番お得?
目的によって最適な購入先が異なります。
- 郵便局:確実に正規品を購入でき、郵送用途に最適。少量でも安心。
- コンビニ:急ぎで必要なときに便利。年賀状シーズン向け。
- 家電量販店・文具店:紙質を確認したい人におすすめ。
- ネット通販:種類が豊富で最安値を探しやすい。大量印刷や業務用に最適。
特にネット通販は同じ商品でも価格差があるため、「送料無料」「ポイント還元」なども含めて比較するのがおすすめです。
インクジェットはがきを使った印刷のコツ
- 印刷設定を「はがきサイズ」「フチなし印刷」に正しく設定する。
- 給紙トレイに少量ずつ入れると紙詰まりを防げる。
- 乾燥前に触らない。特に光沢紙はインクが乾くまで時間がかかる。
- 保存する際は湿気に注意し、直射日光を避ける。
こうした基本を押さえることで、写真も文字もくっきりと印刷でき、完成度の高いポストカードが作れます。
インクジェットはがきを最安値で手に入れる方法
- 通販サイトのタイムセールやまとめ買い割を活用する。
- 100枚以上の業務用パックを選ぶと単価が安くなる。
- 年賀状シーズン(10月〜12月)は早めに購入。価格が上がる前が狙い目。
- 型番を比較検索し、レビュー評価も参考にする。
また、郵便局のはがきは価格が固定(1枚85円)なので、「郵送用」と「印刷練習用」を分けて使うとコストを抑えられます。
まとめ:インクジェットはがきはどこで買える?
インクジェットはがきは、郵便局、コンビニ、家電量販店、文具店、そしてネット通販で購入できます。
用途によって選び方が変わり、郵送するなら郵便局、自由にデザインするなら通販の無地タイプが便利。
ネット通販を使えば種類も豊富で最安値も狙いやすく、大量印刷にも向いています。
印刷品質や使い勝手を重視するなら、紙質・枠・プリンタ対応をしっかりチェックして選びましょう。
「インクジェットはがきはどこで買える?」という疑問も、この記事を読めばもう迷わないはずです。
