研究室や精密作業の現場でよく見かける「キムワイプ」。理系の方にはおなじみですが、最近ではメガネ拭きやカメラレンズのクリーニングなど、日常用途でも人気が高まっています。とはいえ、いざ買おうと思っても「どこで売ってるの?」と迷う人も多いはず。この記事では、キムワイプが買えるお店を、実店舗・通販の両方から詳しく紹介します。
キムワイプってどんなもの?
まず簡単におさらいすると、キムワイプはアメリカのキンバリークラーク社が開発した「紙製ワイパー」。ティッシュのように見えますが、最大の特徴は「繊維くずが出にくい」こと。実験器具や光学機器のような繊細なものを拭くのに最適で、研究所では定番中の定番です。
普通のティッシュやペーパータオルとは違い、キムワイプは表面がしっかりしていて、水分や溶剤にも強め。だからこそ、プラモデルの塗装前拭き取り、メガネレンズやパソコン画面の掃除など、一般家庭でも「一度使うと手放せない」と評判です。
ホームセンターでの取扱状況
実店舗の中でも、もっとも手に入りやすいのがホームセンターです。
カインズ、コーナン、コメリ、DCMなど、全国に展開する大型チェーンでは多くの店舗で販売されています。
置かれているのは、清掃用品や作業用品のコーナー。実験・工具・DIY関連の棚の近くに陳列されていることが多いようです。特に大型店舗では在庫の種類も多く、箱タイプや小サイズのものまで揃っているケースもあります。
ただし、すべての店舗で取り扱いがあるわけではありません。訪問前に公式サイトや電話で在庫を確認しておくと安心です。
雑貨店・家電量販店でも買える
意外と見つけやすいのが、東急ハンズやビックカメラのような大型雑貨店・家電量販店です。
ハンズでは、文具やホビーコーナーの一角に「キムワイプミニ」などの小型タイプが並ぶこともあります。ビックカメラでも、カメラやパソコン関連用品の棚に置かれている場合があります。
精密機器や光学製品を扱う店舗では、レンズクリーナーとして需要があるため、入荷していることが多いのです。カメラ愛好家の間では「ビックカメラで買うのが手っ取り早い」という声もあるほど。
ドン・キホーテなどディスカウントストアの状況
ディスカウントストアのドン・キホーテでは、一部店舗でキムワイプを見かけることがあります。
ただし、全国どの店舗でも必ず置いてあるわけではなく、工具や理美容関連のコーナーにひっそり並んでいるケースが多いです。店舗によっては取扱いなしの場合も多いため、確実に手に入れたいなら他の販売ルートを検討した方がよいでしょう。
また、100円ショップ(ダイソーやセリアなど)では現時点で販売されていません。類似の紙ワイパーはあるものの、キムワイプのような低発塵性タイプは置いていないようです。
ドラッグストアでの販売は?
「ウエルシアで見た」という口コミもありますが、全体的にはドラッグストアでの取り扱いはかなり少なめです。医療・実験系商品を扱う専門店舗を除けば、ほとんどのドラッグストアでは在庫がないと考えてよいでしょう。
もしドラッグストアで探すなら、「清掃用ワイパー」や「医療用品コーナー」などを覗いてみると見つかる可能性があります。ただ、期待値としては低めです。
ネット通販で買うのが一番確実
実店舗で見つからない場合、もっとも確実なのがネット通販です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでは、常に在庫があり、サイズや数量も豊富。数箱セットのまとめ買いから、試しやすい小箱まで揃っています。
ネット通販のメリットは、用途に合わせて選びやすいこと。たとえば—
- キムワイプ S-200(小サイズ、家庭用や持ち歩きに便利)
- キムワイプ M-150(標準サイズ、研究室や模型作業向け)
- キムワイプ L-300(大判サイズ、機械・作業現場用)
といったラインナップを自由に選べます。
Amazonでは定期購入も可能で、頻繁に使う人にはコスパがよく、楽天市場ではポイント還元やセール時の割引を狙うとさらにお得です。
また、業務用品を扱うサイト(たとえばモノタロウ、ASKULなど)でも法人・個人問わず購入できます。まとめ買いをするなら単価が下がることも多く、研究室・工房などでの常備にも向いています。
用途別おすすめ購入スタイル
キムワイプをどう使うかによって、購入先のおすすめも変わってきます。
- 少量で試したい人:東急ハンズやビックカメラで現物を手に取って購入
- 定期的に使いたい人:Amazonや楽天でまとめ買い
- 作業現場・研究用途で大量に必要な人:業務用品通販(モノタロウ、ASKULなど)
- 近所で今すぐ欲しい人:大型ホームセンターで在庫確認のうえ購入
家庭で使う場合は、小箱タイプを1つ持っておくだけでかなり便利です。ホコリが残らないため、メガネ、スマホ、カメラ、パソコンなどのクリーニングに重宝します。
キムワイプが人気を集める理由
「ティッシュでもいいのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、実際に使うと違いがわかります。普通のティッシュは柔らかい反面、繊維くずが出やすく、拭き取った面に残ることがあります。一方キムワイプは、紙質が強く、拭いても毛羽立たないのが特徴です。
そのため、理系学生や研究者はもちろん、精密作業をするモデラーやエンジニアからも信頼されています。SNSでは「キムワイプは理系の必需品」「一度使うと戻れない」などの声も多く、実験室のイメージを超えて“万能拭き取りツール”として浸透してきています。
価格の目安
価格帯はサイズや数量によって異なりますが、一般的には—
- 小サイズ(キムワイプ S-200):1箱あたり200〜300円前後
- 標準サイズ(キムワイプ M-150):1箱あたり400〜600円前後
- 大容量パック(キムワイプ L-300):10箱セットで3,000〜4,000円程度
といった相場です。ネット通販ではまとめ買いで割安になる傾向があり、ポイント還元を含めるとさらにお得に入手できます。
まとめ:キムワイプはどこで買える?結論は「ホームセンターか通販が確実」
キムワイプは、ホームセンター(カインズ・コーナン・DCMなど)や大型雑貨店(東急ハンズ・ビックカメラ)で購入できることが多いものの、店舗によっては在庫が限られています。確実に入手したい場合は、Amazonや楽天などの通販サイトがもっとも安心で手軽です。
もし日常使いしたいなら、小サイズを1箱購入しておくのがおすすめ。作業机の上に置いておくと、ちょっとした掃除やメンテナンスに大活躍します。
※本記事は、商品の特定効果を保証するものではなく、あくまで一般的な購入情報の紹介を目的としています。価格や在庫状況は時期や店舗により変動しますので、最新情報は各販売店の公式サイト等でご確認ください。
