「コックシューズってどこで買えるんだろう？」
飲食店やカフェ、厨房で働く人なら、一度はそんな疑問を持ったことがあるかもしれません。普段のスニーカーとは違い、滑りにくさや耐油性などが求められる“仕事靴”。とはいえ、意外と一般の靴屋さんでは見かけないですよね。この記事では、実店舗・通販の両面から、コックシューズの購入先や選び方をわかりやすく紹介していきます。
コックシューズとは？普通の靴との違い
コックシューズは、飲食店や厨房での使用を想定して作られた業務用の靴。最大の特徴は「滑りにくさ」と「耐油性」です。
厨房の床は水や油がこぼれやすく、一般的なスニーカーでは滑ってしまうことも。コックシューズはゴム底のグリップ力が強く、油汚れの上でもしっかり踏ん張れます。
さらに、汚れを落としやすい素材や、通気性・抗菌性を高めた構造など、衛生的に働けるような工夫もされています。飲食業だけでなく、食品工場や給食センター、清掃業などでも重宝されています。
コックシューズを買える実店舗
ワークマンなどの作業服専門店
まず探すなら、全国各地にある「ワークマン」。ここでは“厨房シューズ”や“ファイングリップシューズ”といった名前で販売されています。価格帯は1,900円〜4,000円程度で、滑り止め性能や防水機能を備えたモデルも多く、コスパが非常に高いです。
実際に履いてサイズ感を確認できるのがメリットで、仕事中の疲れにくさや滑りにくさを確かめたい人に向いています。
ホームセンターの作業用品コーナー
「カインズ」「コーナン」「ビバホーム」「DCM」などのホームセンターにも、作業靴としてコックシューズに近い商品があります。
ただし、品揃えは店舗によって異なり、「滑り止め付きの厨房靴」と明記されていないこともあります。スタッフに「飲食店で使える滑りにくい靴が欲しい」と聞いてみると、案内してもらえる場合が多いです。
飲食店ユニフォーム専門店
「東京ユニフォーム」「チームワークアパレル」「だるま商店」など、業務用ユニフォーム専門店では、プロ仕様のコックシューズがそろっています。
滑り止め・防水・抗菌・軽量など、機能性に優れた靴が多く、1足から購入可能。厨房勤務者だけでなく、ホールスタッフや食品製造業の人も利用しています。
店舗が近くにない場合でも、これらのショップはオンライン販売に対応しているため、通販での購入が便利です。
ドン・キホーテ・ディスカウントショップ
意外と見落としがちなのがドン・キホーテなどの大型ディスカウント店。店舗によっては、作業靴コーナーに滑り止め付きの厨房靴が並んでいます。
ただし、全店舗で扱っているわけではないため、来店前に在庫確認をしておくのが無難です。
通販でコックシューズを買うならここ！
実店舗で見つからない場合や、欲しいサイズ・色がないときは、通販が最も確実です。最近では多くのECサイトで業務用コックシューズが充実しています。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング
大手ECモールでは「コックシューズ」「厨房シューズ」で検索すると数千件以上のアイテムがヒットします。
価格帯は1,000円台〜5,000円前後と幅広く、レビューも豊富。滑り止めの効き具合や耐久性などを、実際の使用者の口コミで確認できるのが魅力です。
たとえば以下のようなモデルが人気です：
- JCM コックシューズ：耐油・耐滑仕様で、軽くて疲れにくい。飲食店での定番。
- WAKO プロフェッショナルコックシューズ：シンプルな見た目で男女兼用。防水・滑り止め付き。
- Jonocas シェフシューズ：防水＆滑りにくいソールで、厨房以外にも食品工場などで使用可能。
- Zikger コックシューズ：リーズナブルな価格ながら軽量で滑りにくく、初めての人にもおすすめ。
Amazonでは配送が早く、楽天市場ではポイント還元率が高いなど、それぞれの特徴を活かして選ぶと良いでしょう。
業務用ユニフォーム通販サイト
「東京ユニフォーム」「チームワークアパレル」「たまゆらネット」などの専門通販サイトでは、業務用の高品質な厨房靴が多数そろっています。
特徴は、一般店よりも「耐油・耐滑・抗菌・防臭」などの機能を細かく比較できること。法人まとめ買いやネーム入れ対応など、店舗運営者向けのサービスもあります。
また、サイズ展開が22cm〜30cm超まであるため、足が大きい・小さいといった人でも安心して選べます。
メーカー直販サイト
弘進ゴムなどのメーカーでは、自社製の厨房靴を直販しています。耐油性・防水性・滑り止め性能に優れ、長時間勤務でも疲れにくい設計が特徴。
メーカー直販の利点は「品質の信頼性」と「詳細な仕様説明」が明確なこと。仕事で使う靴を長く履きたい人には最適です。
店舗で買う vs 通販で買う それぞれのメリット・デメリット
店舗で買うメリット
- 実際に試着できるのでサイズ感を確認できる
- その日に持ち帰れるため急ぎの時に便利
- スタッフに相談でき、現場に合う靴を選びやすい
店舗で買うデメリット
- 取り扱い店舗が限られている
- サイズ・色の在庫が少ない場合がある
- 地域によっては全く置いていないことも
通販で買うメリット
- 全国どこでも注文できる
- サイズ・色・機能の選択肢が豊富
- レビューで実際の使用感を確認できる
通販で買うデメリット
- 試着ができない
- 届くまで数日かかる
- サイズ交換や返品の手間がかかる
もし時間に余裕があり、細かく比較したいなら通販。
「すぐに必要」「試してから決めたい」なら、ワークマンやホームセンターなど実店舗で探すのがおすすめです。
コックシューズを選ぶポイント
1. 滑りにくさ（耐滑性）
厨房の床は油や水で滑りやすいため、靴底のグリップ力が重要。ゴム底が細かいパターンで刻まれている靴を選ぶと安心です。
2. 耐油性
油汚れが付着する環境では、耐油性のある素材で作られた靴が長持ちします。ソールが油で劣化しにくいものを選びましょう。
3. クッション性・履き心地
長時間立ち仕事をする人は、インソールの厚みや柔らかさもチェック。クッション性の高い靴は足腰の疲れを軽減します。
4. 抗菌・防臭・通気性
夏場の厨房は蒸れやすいため、抗菌防臭機能や通気穴付きの靴が快適。毎日履くものなので、清潔さを保ちやすい素材が理想です。
5. サイズとデザイン
白や黒など職場の制服に合わせやすいカラーが主流。サイズは22cm〜30cm以上まで展開する商品もあります。性別を問わず履けるデザインも多いので、ユニフォームに合わせて選びましょう。
地方で探すならどうする？
地方では専門店が少ないため、まずは最寄りのワークマンやホームセンターをチェック。それでも見つからない場合は通販一択です。
特に、静岡県・沼津・三島・富士エリアなどでも、ワークマンの店舗が複数あり、厨房靴の在庫を扱っている場合があります。店舗によって品揃えが異なるので、行く前に電話で確認しておくと確実です。
コックシューズを長持ちさせるコツ
せっかく買った靴も、メンテナンス次第で寿命が変わります。
- 使用後は水や油を拭き取り、乾燥させる
- 週1回程度、底の溝に詰まった油やゴミをブラシで落とす
- ソールが減って滑りやすくなったら早めに買い替える
滑り止め性能は安全に直結するため、摩耗を放置せず定期的にチェックすることが大切です。
コックシューズはどこで買える？飲食店用おすすめ販売店と通販情報まとめ
コックシューズは、ワークマンやホームセンターなどの作業服店でも買えますが、より多くの選択肢を求めるなら通販が便利です。
Amazon・楽天市場・ユニフォーム専門サイトなどを活用すれば、自分の足に合う機能性の高い靴を見つけやすくなります。
滑りにくく、清潔で、疲れにくい靴を選ぶことは、快適に働くための第一歩。
自分にぴったりの一足を見つけて、安心・安全な厨房ライフを送りましょう。
