ハワイのおみやげとしても人気の「コナコーヒー」。あの芳醇な香りとやわらかな酸味に、旅行先でハマった人も多いのではないでしょうか?
ただ、いざ日本で買おうとすると「どこで売ってるの?」「本物の100%コナって見つからない」と悩む声もよく聞きます。
そこで今回は、カルディや成城石井など身近なお店を中心に、**コナコーヒー**が買える場所を徹底的に調べてまとめました。
コナコーヒーとは?魅力と特徴をおさらい
まずは軽くおさらいです。
「コナコーヒー(Kona Coffee)」とは、アメリカ・ハワイ島のコナ地区で栽培されるアラビカ種コーヒー豆のこと。ハワイ州政府によって地域名として保護されており、この地域で収穫された豆だけが「Kona」の名を名乗れます。
味の特徴は、まろやかで雑味が少なく、ほんのり甘みを感じるバランスの良さ。酸味も控えめで、香ばしい香りとコクが同居した上品な味わいです。
一度飲むと他のコーヒーに戻れないというファンも多く、世界的にも高級豆のひとつとされています。
成城石井で買えるコナコーヒー
輸入食品の宝庫といえば、やはり成城石井。実際にコナコーヒーの取り扱い実績があります。
店舗によっては、**「ライオンコーヒー」「ハワイアンブレンド」「コナブレンド」**といった商品が棚に並ぶこともあります。
ただし注意したいのが、「コナブレンド」という表記。
これはコナ豆を10〜30%程度ブレンドしたコーヒーで、100%コナコーヒーとは別物です。
「100% Kona Coffee」「Kona 100%」などの表記があれば純粋なコナ豆。価格もやや高めになりますが、本場の味を楽しみたいならこちらを選ぶのがおすすめです。
また、成城石井では期間限定でハワイフェアを行うこともあり、そのタイミングでコナコーヒーが入荷するケースも。
「見つけたらラッキー」くらいの気持ちでチェックしておくと良いでしょう。
カルディでの取り扱いは?
カルディコーヒーファームもコナコーヒーを扱うことがあります。
かつては「ハワイコナ」シリーズなどを取り扱っており、SNSでも「カルディで買ったコナコーヒーが美味しい!」と話題になったことがありました。
ただ、最近は取り扱いが減少傾向にあります。店舗によってはすでに終売していたり、期間限定販売になっている場合も。
カルディで探す場合は、コーヒー豆コーナーを中心に探してみるほか、スタッフさんに聞いてみるのが確実です。
もし見つからなかった場合でも、カルディには「ハワイアンブレンド」や「トロピカルブレンド」など、南国風のコーヒー豆が豊富にあります。味の方向性が似ているため、代替として試してみるのも良いでしょう。
ドン・キホーテでも買える?
意外に見落とされがちなのが、ドン・キホーテ。
輸入食品コーナーには「ライオンコーヒー」などのハワイアンブランドが並ぶことがあり、これが実質的にコナコーヒー系商品として人気です。
「バニラマカダミア」「チョコマカダミア」などのフレーバーコーヒーが中心で、純粋な100%コナコーヒーではないものの、ハワイ気分を手軽に味わえます。
香りが強めなので、ミルクを加えたカフェオレやアイスコーヒーにも相性抜群です。
ただし、こちらも店舗によって入荷がまちまち。お近くのドンキでコーヒーコーナーをのぞいてみると、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。
スーパーや輸入食品店で見つかることも
大手スーパー(イオン・イトーヨーカドーなど)や、輸入食品を扱う専門店でも、まれにコナコーヒーを見かけることがあります。
特に「ハワイアンフェア」や「海外フェア」期間中は、限定的に取り扱うことが多いようです。
また、成城石井以外でも「紀ノ国屋」「ナショナル麻布」「明治屋」など高級スーパーでは、コナコーヒーやハワイブランドの豆を取り扱う可能性があります。
ただし、常設ではなく入荷不定期なことが多い点には注意です。
通販なら確実に買える!主要サイトを比較
実店舗で探しても見つからない…という人に一番おすすめなのが通販です。
通販なら、産地・焙煎度・豆の種類まで自分の好みで選べ、在庫の心配も少ないのが魅力です。
代表的な購入先は以下の通り。
- Amazon
輸入ブランドから国内焙煎まで種類豊富。レビューも多く、人気の「100%コナコーヒー」銘柄を比較しやすい。 - 楽天市場
コナコーヒー専門店や並行輸入業者が多く出店。ポイント還元やクーポンを活用すると割安になることも。 - Yahoo!ショッピング
上記と同様に豊富なラインナップ。珍しいハワイ直輸入品も見つかる場合があります。
さらに、コーヒー専門のオンラインストアや自家焙煎店が扱うケースも。
焙煎日が明記されているものを選べば、よりフレッシュな状態で楽しめます。
「100%コナ」と「コナブレンド」の違いを知ろう
コナコーヒーを買うときに最も重要なのが、「100%コナ」か「コナブレンド」かの確認です。
パッケージに「Kona Blend」と書かれているものは、コナ豆を一部使用したブレンドで、残りは他の産地の豆です。
ハワイ州の基準では、コナ豆が10%以上含まれていれば“コナブレンド”と名乗れるため、味わいはかなり異なります。
本場の味を楽しみたい場合は「100% Kona Coffee」と明記された商品を選びましょう。
また、焙煎度(ミディアムロースト・ダークローストなど)によって風味も変わるため、最初は中煎りあたりから試すのが無難です。
フレーバーコーヒーも人気の選択肢
ハワイアンコーヒーの代名詞でもある「ライオンコーヒー」は、コナコーヒーをベースにしたフレーバータイプが有名です。
コーヒーの香ばしさにマカダミアナッツやバニラの香りが重なり、スイーツのような甘い香りが特徴。
飲みやすくてギフトにも人気ですが、こちらも「100%コナコーヒー」とは別カテゴリなので、目的に応じて選ぶと良いでしょう。
コナコーヒーを美味しく淹れるコツ
せっかくなら、美味しく飲みたいですよね。
コナコーヒーは繊細な味わいが魅力なので、以下のポイントを意識するとさらに引き立ちます。
- できれば豆のまま購入し、飲む直前に挽く
- お湯の温度は約90〜93℃とやや低めに
- ドリップはゆっくり注ぎ、雑味を出さない
酸味とコクのバランスが絶妙なため、ブラックでそのまま楽しむのがおすすめ。
ミルクや砂糖を少し加えると、コナ特有の甘い香りがさらに広がります。
購入時の注意点と選び方のまとめ
- ラベルを確認:「100% Kona Coffee」と明記されているかチェック。
- 信頼できる販売元:並行輸入品はレビューを必ず確認。
- 価格の目安:100%コナコーヒーは100gあたり2,000円前後〜。安すぎる場合はブレンドの可能性が高い。
- 賞味期限と焙煎日:なるべく新しいものを選ぶ。
これらを意識するだけで、失敗のリスクがぐっと減ります。
コナコーヒーはどこで買える?まとめとおすすめの買い方
最後に改めて整理すると──
コナコーヒーは、成城石井・カルディ・ドン・キホーテなどの輸入食品店で**「見かけたら即買い」レベルのレア商品**です。
ただし、常時販売している店舗は少なく、確実に買いたいなら通販が一番手堅い選択です。
通販なら、100%コナコーヒーや限定銘柄も選べるうえ、ハワイ直輸入の新鮮な豆も探せます。
「旅行気分をもう一度味わいたい」「家でゆっくりハワイの香りを楽しみたい」──そんなとき、コナコーヒーはぴったりの一杯です。
本場の味を日本でも気軽に楽しみたい方は、ぜひ今回紹介したショップや通販サイトをチェックしてみてください。
あなたの生活に、ハワイのやさしい香りを運んでくれるはずです。
