名古屋エリアで電車やバスに乗るとき、便利なのが「マナカ（manaca）」です。
でも、「マナカってどこで買えるの？」「コンビニでも買えるの？」と疑問に思う人も多いはず。
ここでは、マナカの購入方法や販売場所をわかりやすく紹介します。これから名古屋圏での生活や旅行を予定している方に向けて、スムーズに手に入れるためのポイントをまとめました。
マナカとは？どんなことに使えるカード？
マナカは、名古屋市交通局・名鉄・あおなみ線・リニモなどが導入している交通系ICカードです。
SuicaやPASMOのように、電車やバスの乗車はもちろん、電子マネーとしてお買い物にも利用できます。
特徴をざっくり挙げると以下のとおりです。
- 1枚で電車・バスに乗れる
- チャージすればコンビニや駅売店でも支払い可能
- 全国の交通系ICカードと相互利用できる
- デポジット（預かり金）500円を含む2,000円で販売
チャージ上限は2万円まで。全国の多くのエリアで使えるため、旅行先でも便利です。
マナカの種類と選び方
マナカにはいくつかのタイプがあります。どれを買えばいいかは、使い方によって変わります。
無記名式マナカ
- 名前の登録なしで誰でもすぐに使えるタイプ。
- 紛失しても再発行できません。
- 気軽に使いたい人、短期間だけ利用する人におすすめ。
記名式マナカ
- 名前や生年月日を登録するタイプ。
- 紛失しても再発行できる安心仕様。
- 定期券機能を追加することも可能。
小児用マナカ
- 小学生以下が対象。購入時に年齢確認が必要です。
- 記名式のみで発行され、使用期限があります。
- 小学生の通学や家族での利用に便利。
定期券付きマナカ
- 通勤・通学に使う定期券をマナカにまとめたタイプ。
- 有効期限や区間情報を登録して使用します。
- 更新やチャージも駅の窓口・券売機で簡単にできます。
マナカはどこで買える？購入場所を解説
「マナカが欲しい」と思ったら、まず販売場所を確認しましょう。
結論から言うと、マナカは駅や交通事業者の窓口・券売機でのみ購入できます。
コンビニや通販では売っていません。
駅の自動券売機
マナカ対応の自動券売機で「新規購入」を選ぶと、すぐに発行できます。
購入時に「無記名」か「記名」かを選べます。
ただし、全ての券売機が新規発行に対応しているわけではないので、manaca対応マークを確認してから利用しましょう。
駅の窓口・サービスセンター
名古屋市営地下鉄や名鉄の主要駅には「manaca取扱窓口」や「交通局サービスセンター」が設置されています。
ここでは、記名式や定期券付き、小児用などの申込が可能です。
窓口であれば、本人確認書類を提示してその場で登録まで完了できます。
バス営業所・バス車内
名鉄バスや豊橋鉄道バスなどでは、営業所の窓口や車内で購入できる場合もあります。
ただし、全ての路線で取り扱っているわけではないので、事前に公式サイトで確認しておくのが安心です。
買えない場所
「コンビニでも買えそう」と思うかもしれませんが、マナカはコンビニでは販売されていません。
また、Amazonや楽天市場などのネット通販でも新規購入はできません。
転売品や中古カードはチャージ残高や登録情報が不明な場合があるため、正規ルートで入手しましょう。
購入時に必要なものと費用
マナカの発売額は2,000円です。
そのうち500円はデポジット（預かり金）として保管され、残り1,500円分がチャージ済みで利用可能です。
記名式や小児用、定期券付きマナカを購入する場合には、以下のものが必要になります。
- 本人確認書類（運転免許証、保険証など）
- 小児用の場合は年齢が確認できるもの（保険証、学生証など）
デポジットは払い戻しの際に返金されるため、実質的な費用負担はチャージ分だけです。
マナカのチャージ方法
購入したマナカは、そのままでは使い続けられません。残高が減ったらチャージ（入金）しましょう。
チャージは以下の場所で可能です。
- 駅の自動券売機
- 改札付近のチャージ専用機
- manaca対応のコンビニ（ミニストップ、ファミリーマートなど）
- バス車内（対応している場合のみ）
チャージは現金のみで行うのが基本。クレジットカードやスマホ決済によるチャージには非対応です。
マナカが使えるお店とエリア
マナカは、名古屋市交通局エリアを中心に、以下の交通機関で利用できます。
- 名古屋市営地下鉄・市バス
- 名鉄電車・名鉄バス
- あおなみ線
- リニモ（愛知高速交通）
- 豊橋鉄道
また、全国の主要ICカード（Suica、PASMO、ICOCAなど）と相互利用が可能なため、東京・大阪・福岡などでも電車やバスの乗車に使えます。
買い物面では、manaca電子マネー対応店舗（コンビニ、駅売店、ドラッグストアなど）で支払い可能。
ただし、全ての店舗が対応しているわけではないので、利用時は「manaca」ロゴを確認しましょう。
紛失や再発行の方法
もしマナカをなくしてしまった場合、記名式や定期券付きマナカなら再発行が可能です。
再発行手数料は510円、デポジット再預かり金500円が必要です。
再発行後は残高や定期情報が引き継がれるため、紛失時も安心です。
無記名式の場合は再発行できません。チャージ残高は戻ってこないため、心配な人は最初から記名式を選びましょう。
マナカを購入する前に知っておきたい注意点
- マナカは公式販売ルート以外で購入しないこと。中古品やフリマアプリ経由の購入は、残高詐称やチャージ不可のリスクがあります。
- マナカを使った決済はプリペイド式であり、クレジットカードのような後払いはできません。
- チャージ上限は2万円。現金のみ対応なので、旅行前や通勤前にあらかじめチャージしておくのが安心です。
- 有効期限は基本的にありませんが、長期間利用がない場合、再利用時に更新処理が必要になる場合があります。
これからマナカを買うならどこが便利？
はじめて購入するなら、名古屋駅・栄駅・金山駅のような主要駅の窓口がおすすめです。
スタッフが常駐しており、購入から登録までスムーズに行えます。
定期券を作る人や小児用を申し込む場合も、その場で手続き可能です。
「とりあえず使ってみたい」という人は、対応券売機で無記名式をサッと買ってみましょう。
短期滞在や出張でも便利に使えます。
マナカはどこで買える？購入の流れをもう一度おさらい
- 対応駅・バス営業所などで購入できる
- 無記名・記名・小児用・定期券付きから選ぶ
- 発売額は2,000円（うち500円デポジット）
- コンビニやネットでは買えない
- 記名式なら紛失しても再発行できる
マナカは名古屋圏の生活に欠かせない交通カード。
購入できる場所は限られていますが、一度手に入れれば通勤・通学・買い物まで一枚で完結します。
ぜひ、自分に合ったタイプを選んで、快適に使いこなしてください。
