映画を観に行く前に、少しでもお得にチケットを買いたい──そんなときに便利なのが「ムビチケカード」です。最近はネットで購入・座席指定まで完結するデジタルチケットが主流になりつつありますが、カード型の前売券にはコレクションとしての魅力もあり、ファンの間で根強い人気を誇ります。
この記事では、「ムビチケカードはどこで買えるのか？」を中心に、映画館やコンビニ、オンラインでの購入方法をわかりやすく解説します。
ムビチケカードとは？基本の仕組みをおさらい
ムビチケカードは、映画の前売券をデジタル管理できる便利なチケットサービス「ムビチケ」のうち、カード型で販売されるタイプの前売券です。
カード裏面には「ムビチケ購入番号（10桁）」と「暗証番号（4桁）」が印字されており、この番号を使ってインターネット上で座席指定ができます。
紙のチケットやスマホ画面を提示するだけでは入場できない点に注意が必要です。実際に映画を観る際は、ムビチケで購入した番号を使い、映画館のウェブサイトまたは券売機で座席指定券（日時指定券）に交換する必要があります。
また、ムビチケには3つのタイプがあります。
- 映画館などで販売される「ムビチケカード」
- コンビニで発券できる「ムビチケコンビニ券」
- オンラインで購入する「ムビチケオンライン券」
このうち「カード型ムビチケ」を探している人は、基本的に映画館で購入するのが最も確実です。
映画館で買う方法：ムビチケカードの基本ルート
ムビチケカードを直接購入できるのは、ムビチケ対応の映画館です。TOHOシネマズ、イオンシネマ、ユナイテッド・シネマ、109シネマズなど、大手のシネマチェーンで幅広く取り扱われています。
購入の流れはシンプルです。
- 鑑賞したい映画がムビチケに対応しているか確認
- 対応映画館の窓口または売店で前売券を購入
- カード裏面の番号を受け取り、座席指定に利用
販売期間は映画の「公開日前日まで」が一般的で、公開後はカード販売が終了していることが多いので注意しましょう。
また、映画館によっては人気作品のカードが早期に完売する場合もあります。コレクター人気が高いタイトルほど、発売日初日に動くのがおすすめです。
コンビニでも買える！ムビチケコンビニ券の購入方法
ムビチケカードは映画館限定ですが、コンビニでは「ムビチケコンビニ券」として紙タイプの前売券を購入できます。全国の主要コンビニチェーンが対応しており、思い立ったときにすぐ買えるのがメリットです。
コンビニ別の購入方法は次の通りです。
- セブンイレブン：店内端末「セブンチケット」から映画タイトルを検索
- ローソン・ミニストップ：Loppi端末で作品名またはムビチケコードを入力
- ファミリーマート：Famiポートで映画チケットカテゴリから選択
端末で申込券を発行し、レジで支払いを済ませると「ムビチケコンビニ券（紙券）」を受け取ります。この券にも「購入番号」と「暗証番号」が印字されており、カード型と同様に座席指定が可能です。
現金で支払える点や、近所で24時間購入できる手軽さから、映画館に行く時間がない人には便利な選択肢といえます。ただし、あくまで紙券であり、カードそのものが欲しい場合は映画館購入を選びましょう。
オンラインで買う方法：ムビチケオンライン券（前売券）
「ムビチケオンライン券」は、スマホやパソコンから購入できるデジタルタイプの前売券です。ムビチケ公式サイトやMOVIE WALKERストアから簡単に購入できます。
手順は次の通りです。
- ムビチケ公式サイトで作品ページを開く
- 上映劇場と券種（一般・小人など）を選択
- 支払い方法を選んで決済
- 「購入番号」と「暗証番号」が発行される
支払いはクレジットカードのほか、PayPay・d払い・楽天ペイ・キャリア決済などにも対応しています。購入完了後すぐに番号が発行されるため、公開前日ギリギリでも座席指定までスムーズに進められます。
紙券の紛失リスクがなく、配送の手間もないため、最近はこのオンライン購入が最も利用されている傾向です。
ムビチケの使い方：購入後にやること
どの形式で購入しても、ムビチケを使うには「座席指定」が必須です。
使い方の基本手順をまとめると次の通りです。
- 映画館の公式サイトやアプリにアクセス
- 観たい映画・日時・座席を選択
- 支払い方法の入力画面で「ムビチケを使う」を選ぶ
- 購入番号（10桁）と暗証番号（4桁）を入力
- 発行された座席指定券を確認または印刷
上映日当日は、発行済みの座席指定券またはスマホ画面を提示して入場します。ムビチケカードやムビチケコンビニ券をそのまま見せても入場できない点にだけ注意しましょう。
どの購入方法が一番おすすめ？
「ムビチケカード」「ムビチケコンビニ券」「ムビチケオンライン券」は、それぞれに特徴があります。
- 映画館購入（カード型）：限定デザインが魅力。コレクション目的やプレゼントにも最適。
- コンビニ購入（紙券）：現金で買える手軽さ。近所で24時間購入可能。
- オンライン購入（デジタル券）：スマホ完結。発売期間ギリギリまで買える。
映画館で手に入るカード型は数量限定が多く、人気作品では発売当日に完売することもあります。確実に欲しい場合は、上映劇場や公式サイトで販売開始日をチェックしておくのがおすすめです。
購入前に確認したい注意点
ムビチケは便利な仕組みですが、いくつか知っておくべき注意点があります。
- すべての映画館・作品がムビチケ対応ではない
小規模な劇場や一部イベント上映では使えない場合があります。公式サイトの対応状況を確認しておきましょう。 - 特別上映・舞台挨拶では利用できないことがある
プレミア上映や先行試写など、特別興行はムビチケ対象外になる場合があります。 - 番号の取り扱いには注意
カード裏面の番号を他人に教えると、先に座席指定されてしまう恐れがあります。 - 返金・交換は原則不可
一度購入したムビチケは、作品変更やキャンセルができません。日程を決めてから買うのが安全です。
これらを理解した上で購入すれば、スムーズに使いこなせます。
ムビチケカードを買うタイミングとコツ
ムビチケカードは公開日の約1〜2か月前に販売が始まることが多く、人気作ほど早期完売する傾向があります。
特にアニメ映画や話題のシリーズ作品は、カードデザインが限定仕様になることが多いため、SNSで情報を追っておくと入手しやすくなります。
また、カードは映画館ごとにデザインが異なることもあります。コレクション目的で複数館を巡るファンも多く、発売初日に行動する人も珍しくありません。
まとめ：ムビチケカードはどこで買える？自分に合った買い方を選ぼう
ムビチケカードを手に入れたいなら、まずは上映予定の映画館での販売をチェックするのが基本です。
ムビチケコンビニ券やムビチケオンライン券も同じムビチケ番号で座席指定ができるため、状況に合わせて選ぶのが賢い方法。
- 実物カードが欲しい人 → 映画館で購入
- 手軽に買いたい人 → コンビニ端末で発券
- すぐに使いたい人 → オンラインで購入
それぞれの特徴を知っておけば、ムビチケをもっと便利に使いこなせます。映画を観る楽しみをさらに広げてくれる前売券のひとつとして、ぜひ活用してみてください。
