「ライザップの株を買ってみたいけど、どこで買えるの？」「札幌の市場に上場してるって聞いたけど、普通の証券会社でも買えるの？」
そんな疑問を持つ人は多いかもしれません。この記事では、ライザップ株の基本情報から、実際に購入するための証券会社の選び方、口座開設の流れ、そして注意すべきポイントまでをわかりやすく解説します。投資初心者でも迷わず始められるよう、順を追って説明していきます。
ライザップ株はどこで買える？まずは上場市場を確認
ライザップグループ株式会社は、トレーニングジム「RIZAP」や「chocoZAP（チョコザップ）」などを展開している企業です。
ライザップ株は、東京証券取引所ではなく 札幌証券取引所アンビシャス市場 に上場しています。証券コードは 2928 です。
札幌証券取引所（通称：札証）は地方取引所の一つで、東証に比べると取引量が少ない傾向があります。そのため、すべての証券会社で札証上場銘柄を扱っているわけではありません。
つまり、「ライザップ株を買いたい」と思っても、使う証券会社によっては取引ができない場合があるということです。
ライザップ株を購入できる証券会社
ライザップ株を取り扱う証券会社は限られています。特に有名なネット証券の中でも、札証に対応していない会社があります。たとえば 楽天証券ではライザップ株を購入できない という声が多く、実際に取扱対象外となっています。
一方、以下の証券会社ではライザップ株の売買が可能です。
- SBI証券
国内株式の地方市場にも対応しており、札証上場銘柄も取引可能。手数料体系が明快で、初心者にも人気です。 - マネックス証券
札証銘柄の取り扱いがあり、注文画面から「ライザップ（2928）」を検索して購入できます。 - 松井証券
条件を満たせば手数料が無料になるプランもあり、少額投資にも向いています。 - 岡三オンライン証券
札証銘柄の売買に対応しており、ツールも使いやすいと定評があります。
このように、ライザップ株を買いたい場合は 「札証に対応している証券会社」で口座を開くことが最初のステップ になります。
株を買うための準備：証券口座の開設方法
ライザップ株を購入するためには、まず証券会社で投資用の口座を開設する必要があります。ネット証券での開設は手軽で、スマホひとつで完結することも可能です。
一般的な口座開設の流れは以下の通りです。
- 証券会社の公式サイトから申し込み
名前・住所・メールアドレスなどの基本情報を入力します。 - 本人確認書類の提出
マイナンバーカードや運転免許証をアップロードするだけでOKです。 - 審査と口座開設完了通知を待つ
通常は数日で審査が終わり、メールや郵送でログイン情報が届きます。 - 証券口座に資金を入金する
銀行口座から証券口座に資金を移動させます。ネットバンキングを使えば即時反映されることもあります。 - ライザップ（2928）を検索して注文
銘柄コード「2928」を検索し、買付数量と価格を指定して注文を出します。 - 約定（取引成立）を確認
取引が成立すると、自分の保有株一覧にライザップ株が表示されます。
この流れを理解しておけば、初心者でもスムーズに投資を始められます。
いくら必要？ライザップ株の購入資金目安
株は「株価 × 株数」で購入金額が決まります。
ライザップ株の売買単位は 100株単位。たとえば1株200円前後なら、100株で約2万円前後が目安になります（手数料別）。
これに加えて、証券会社による売買手数料（数十円〜数百円程度）がかかります。株価は日々変動するため、購入前に最新の株価を確認しておきましょう。
株主優待と配当の魅力
ライザップグループは株主優待制度を設けており、一定の株数を保有している株主に自社グループの商品やポイントを提供しています。
たとえば、100株以上保有すると chocoZAP（チョコザップ）の優待や割引を受けられることがあります。保有株数が増えると優待内容もグレードアップする仕組みになっており、長期保有を考える人にも人気です。
ただし、株主優待の内容や条件は年度ごとに見直されることがあります。最新情報は必ずライザップグループの公式IRページで確認しておきましょう。
株を買う前に知っておきたい注意点
株式投資は元本保証がなく、株価の値動きによって利益も損失も出ます。ライザップ株も業績や市場の変化によって株価が変動するため、購入のタイミングには注意が必要です。
また、札証は東京証券取引所に比べて取引量が少ないため、希望した価格で注文が成立しにくい場合があります。これを「流動性が低い」と言い、取引成立までに時間がかかるケースもあります。
投資を始める際は、「短期で売買して利益を狙う」のか、「長期で応援投資として保有する」のか、目的を明確にしておくことが大切です。
証券会社選びのコツ
ライザップ株を買うために証券会社を選ぶときは、以下のポイントを意識しましょう。
- 札証対応であること
まずはここが最重要です。非対応の証券会社では注文できません。 - 手数料体系のわかりやすさ
取引ごとに手数料が発生するため、定額制や回数制など自分に合うプランを選びましょう。 - 取引ツールの使いやすさ
スマホアプリの操作性や見やすさも大事です。 - サポート体制
初心者なら、チャットや電話で質問できる証券会社を選ぶと安心です。
ネット証券はどれも口座開設無料なので、複数の証券会社を比較して決めるのもおすすめです。
ライザップ株の将来性を考える
ライザップグループは、フィットネス事業だけでなく、食品・アパレル・ヘルスケアなど多角的な展開をしています。特にコンビニジム「chocoZAP」は全国的に店舗を拡大しており、業績改善やブランド価値の向上が株価に影響する可能性もあります。
とはいえ、成長企業である一方、経営の舵取りによっては業績が変動しやすいのも特徴です。投資を検討する際は、IR資料や決算情報などを確認し、長期的な視点で判断するのが良いでしょう。
まとめ：ライザップ株を買うならまず証券会社選びから
ライザップ株は札幌証券取引所アンビシャス市場に上場しており、すべての証券会社で取引できるわけではありません。
購入を考えるなら、まずは SBI証券・マネックス証券・松井証券など、札証対応のネット証券で口座を開設する ことが第一歩です。
手続き自体はシンプルで、スマホからでも完結します。必要資金も比較的少額から始められるため、初めての投資対象としても検討しやすいでしょう。
株式投資はリスクを伴うものですが、自分のペースで学びながら、企業の成長を応援する楽しみもあります。
興味を持った今が、ライザップ株投資をスタートするチャンスかもしれません。
