「リトマス紙って、どこで売ってるんだろう?」
理科の実験や自由研究、家庭でのpHチェックなど、ふとした時に必要になることがあるリトマス紙。いざ探してみると意外と見つからないという声も多いアイテムです。今回は、リトマス紙を取り扱っている販売店から通販サイトまで、実際に買える場所を徹底的に調べてまとめました。
リトマス紙とは?どんなときに使うの?
リトマス紙(リトマス試験紙)は、液体が酸性かアルカリ性かを簡単に判定するための紙です。
青いリトマス紙は酸に反応して赤く変わり、赤いリトマス紙はアルカリに反応して青く変化します。この仕組みを使えば、身近な液体の性質を手軽に調べることができます。
例えば、
- 理科の授業や自由研究の実験
- 水槽や観葉植物の水質管理
- 石けんや化粧水のアルカリ性チェック
など、専門的な目的以外にも幅広く利用されています。
リトマス紙はどこで買える?主な販売店を紹介
リトマス紙は、実店舗・通販ともにさまざまな場所で購入可能です。ここでは、代表的な販売先を詳しく見ていきましょう。
100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥ)
まず最も身近な購入先が「100円ショップ」です。
セリアでは、赤と青のリトマス紙がセットになった商品が110円(税込)で販売されており、自由研究コーナーに置かれていることが多いです。カラーチャート付きのタイプもあり、子どもでも扱いやすい構成です。
ダイソーでもリトマス紙やpH試験紙が理科グッズとして登場していますが、店舗や季節によって在庫が変わるため、見つからない場合もあります。自由研究シーズン(夏休み前後)に入荷することが多いため、その時期を狙うのがおすすめです。
キャンドゥでは取り扱いが確認されていないことも多いものの、店舗によっては類似のpH試験紙が並んでいる場合もあります。
ホームセンター(カインズ・コーナン・コメリなど)
ホームセンターもリトマス紙を扱っていることが多いジャンルです。
カインズやコメリ、コーナンなどの理化学用品・園芸用品コーナーに置かれていることがあります。特にカインズでは「理科実験用品」として青・赤のリトマス試験紙が販売されており、価格は250〜300円前後が相場です。
ただし、すべての店舗で常時取り扱いがあるわけではなく、店舗によっては在庫がない場合もあります。出かける前に公式サイトで検索したり、店舗に電話で確認するのが確実です。
ドラッグストア・薬局
ツルハドラッグ、マツモトキヨシ、ウエルシアなどのドラッグストアでも、一部店舗ではリトマス紙を販売しています。主に衛生用品や水質検査キットの一部として取り扱われることが多く、一般の売り場では見つけにくいことがあります。
在庫の有無は店舗ごとに異なるため、事前に問い合わせをしておくと安心です。特に都市部や大学周辺の店舗では、理科実験用需要に応じて扱っているケースもあります。
文具店・雑貨店(ロフト・東急ハンズ・世界堂など)
文房具や理科グッズを扱う大型雑貨店も狙い目です。
東急ハンズでは「リトマス試験紙(青・赤)」が常設されている店舗が多く、オンラインショップでも購入可能です。ロフトでも教育・実験用品コーナーに並んでいることがあり、自由研究の時期には特設コーナーが登場することもあります。
また、文具専門店の世界堂や紀伊國屋書店の文具売り場にも、理化学用品として置かれている場合があります。自由研究向けのセットとして販売されることが多いため、夏休みのタイミングが狙い目です。
通販サイトで買うのが最も確実!
店舗で探す手間をかけたくない場合や、種類を比較して選びたい場合は、通販サイトの利用が最も便利です。
Amazon(アマゾン)
Amazonでは「リトマス紙」や「リトマス試験紙」で検索すると数百件の結果が表示されます。
アーテック、Mihama、Sanrioなどのブランドが提供しており、赤・青それぞれ50枚入りセット(600円前後)が人気です。pH試験紙1〜14の範囲を測定できるタイプも多数あり、水質や化粧品、食品などのチェックにも活用できます。
Amazonの利点は、商品のバリエーションが豊富でレビュー数も多く、どんなシーンに使えるかを事前に確認できる点です。配送も早く、急ぎで欲しい場合にも最適です。
楽天市場
楽天市場でも「リトマス試験紙」「pH試験紙」などのキーワードで多数ヒットします。
80枚入りが370円前後、160枚入りが600〜700円程度で販売されており、送料無料商品も多くあります。店舗によってはポイント還元キャンペーンを行っていることもあり、定期的に購入する人にはお得です。
また、レビュー欄に実際の使用感が細かく書かれている商品が多いため、初めて購入する人にも選びやすいサイトです。
Yahoo!ショッピング・モノタロウなど
Yahoo!ショッピングでも国内メーカー製のリトマス紙が多く取り扱われています。価格帯は楽天市場とほぼ同じで、TポイントやPayPay還元を活用してお得に買うことができます。
モノタロウは業務用資材を扱う通販サイトですが、個人でも購入可能で、理化学用品としてリトマス紙・pH試験紙の両方がそろっています。学校や研究施設で使うような品質を求める人にはこちらが最適です。
リトマス紙を買うときの選び方と注意点
リトマス紙といっても種類はさまざまです。用途に合わせて選ぶことで、より正確に目的を達成できます。
- 赤・青どちらを選ぶか
酸性・アルカリ性のどちらを調べたいかによって選びます。迷ったら両方セットになったタイプが便利です。 - pH試験紙との違い
リトマス紙は大まかに酸性かアルカリ性かを判断するものですが、pH試験紙は「pH5」「pH8」など数値で測定できるタイプです。水質管理などではpH試験紙の方が適しています。 - 保管方法
湿気や直射日光に弱いため、使用後はしっかり密閉して保管することが大切です。開封後はできるだけ早めに使い切るようにしましょう。 - 実店舗での在庫状況に注意
理科実験用品は季節商品扱いになることがあるため、通年で取り扱っていない店舗もあります。夏休みシーズンを中心に販売が増える傾向です。
価格の目安とコスパ比較
- 100円ショップ:110円(税込)
- ホームセンター:250〜300円前後
- ドラッグストア:300〜400円程度
- 通販サイト(Amazon・楽天など):400〜1000円前後
通販の方が枚数が多く、コスパが高い傾向にあります。1セットに100枚以上入っているものもあり、頻繁に使う場合はまとめ買いがお得です。
まとめ:リトマス紙は身近な場所でもネットでも買える
リトマス紙は、100円ショップやホームセンター、ドラッグストアなどの身近な店舗でも購入可能です。
ただし、店舗ごとに在庫が異なるため、確実に手に入れたい場合は通販を利用するのが安心です。
Amazonや楽天市場なら種類も豊富でレビューも参考になるため、初心者でも選びやすいのが魅力です。自由研究や理科実験、家庭での水質チェックなど、さまざまなシーンで役立つリトマス紙。自分の目的に合ったものを見つけて、手軽にpHチェックを楽しんでみてください。
