「ルバーブってどこで買えるの?」と思ったことはありませんか?
鮮やかな赤い茎と独特の酸味が特徴のルバーブは、ジャムやタルト、コンポートなどに使われる人気の食材です。
ただ、一般的なスーパーではなかなか見かけないことも多く、購入場所に迷う人も多いでしょう。
この記事では、ルバーブが買えるお店や通販サイト、旬の時期や選び方までを詳しく紹介します。
ルバーブとは?人気が高まる理由
ルバーブはタデ科の多年草で、食用になるのは主に赤や緑の茎の部分です。
見た目はセロリに似ていますが、味はまったく異なり、酸味のあるさわやかな風味が特徴。
砂糖と煮詰めてジャムにしたり、焼き菓子やヨーグルトに合わせたりと、ヨーロッパでは昔から家庭料理の定番素材として親しまれています。
日本では長野県や北海道などの冷涼な地域で栽培されており、最近ではスイーツブームや自然派食材の流行もあって注目度が上昇中です。
そのため、以前よりも取り扱うお店が増えていますが、旬が限られているため時期を逃すと入手しづらくなります。
スーパーでルバーブは買える?
結論から言うと、ルバーブを扱うスーパーは限られています。
ただし、以下のような店舗では季節や地域によって販売されることがあります。
- イオン・イトーヨーカドーなどの大型スーパー
農産物直送フェアや地方フェアの際に、長野県産や北海道産のルバーブが入荷することがあります。特に5月〜7月頃が最も見つけやすい時期です。 - 成城石井や紀ノ国屋などの高級スーパー
輸入青果や希少食材を扱う店舗では、ルバーブが冷蔵コーナーに並ぶことも。
生鮮タイプだけでなく、瓶詰めのルバーブジャムやコンポートも販売されていることがあります。 - カルディコーヒーファーム
生のルバーブ自体は扱っていませんが、輸入ブランドの「ルバーブジャム」や「ルバーブ&ストロベリージャム」などが購入できます。
手軽にルバーブの風味を楽しみたい人におすすめです。
スーパーで探す場合は、青果コーナーではなくジャム売り場や地方特産コーナーも確認してみると良いでしょう。
直売所・道の駅で探すのもおすすめ
ルバーブは冷涼な気候を好む植物のため、長野県・北海道・山形県などの産地では、道の駅や農産物直売所で新鮮なものが販売されています。
特に信州(長野県)産のルバーブは全国的にも有名で、6月頃になると各地の直売所で束売りや冷凍パックの形で並びます。
たとえば、
- 長野県安曇野市や原村の直売所
- 北海道富良野や美瑛の農産物販売所
などでは、旬の時期に生ルバーブを購入できることが多いです。
こうした直売所では地元農家が収穫したてを持ち込むため、鮮度が高く価格も比較的安価。
また、冷凍保存したルバーブを年間通して販売する施設もあるため、観光やドライブの際に立ち寄ってみるのもおすすめです。
通販でルバーブを買う方法
確実に手に入れたいなら、通販サイトの利用が最も便利で確実 です。
実店舗では季節や地域によって在庫が限られますが、通販なら全国どこからでも注文できます。
代表的な通販サイト
- Amazon(アマゾン)
生のルバーブ、冷凍ルバーブ、ルバーブジャムなど幅広く出品されています。産地直送タイプもあり、レビューを参考に選べます。 - 楽天市場
長野県や北海道の農家直送商品が多く、500g〜1kg単位の冷凍ルバーブが人気。
季節限定の生ルバーブも登場します。 - Yahoo!ショッピング
業務用サイズの冷凍ルバーブを取り扱う店舗もあり、製菓や飲食業の方にもおすすめです。 - 富澤商店オンラインショップ
製菓材料を扱う専門店で、ペースト状やカット済みのルバーブピューレを購入可能。
お菓子作りに使いたい方に最適です。 - ふるさと納税サイト(さとふる・ふるなびなど)
長野県や北海道の自治体では、ルバーブやルバーブジャムが返礼品として登録されています。
地域の特産品を応援しながら手に入れたい人にぴったりです。
通販では冷凍タイプが主流で、冷凍便で配送されます。
自宅の冷凍庫で長期保存ができるため、必要な分だけ取り出して調理できるのも魅力です。
業務用・製菓材料店でも購入できる
お菓子作りや飲食店で使いたい場合は、業務用食材店をチェックしてみましょう。
「製菓材料専門店」や「業務スーパー」などでは、ルバーブピューレや冷凍ルバーブを扱っていることがあります。
例えば、
- 富澤商店(TOMIZ)
- cuoca(クオカ)
- cotta(コッタ)
といった製菓材料通販サイトでは、業務用パックの冷凍ルバーブやピューレが販売されています。
ケーキ、ムース、タルト、ジャム作りなどに活用しやすく、使い勝手も抜群です。
季節と旬の時期
ルバーブの旬は一般的に5月〜7月です。
寒冷地では8月ごろまで収穫が続く場合もあります。
この時期にスーパーや直売所で出回る生ルバーブは、みずみずしく香りがよいのが特徴です。
旬以外の時期は冷凍ルバーブや瓶詰めルバーブジャムで楽しむのが主流になります。
冷凍タイプでも風味がしっかり残っているため、ジャムやスイーツ作りには十分対応できます。
ルバーブを選ぶときのポイント
美味しいルバーブを選ぶコツは以下のとおりです。
- 色が鮮やかでハリがあるもの
赤い部分が多いほど酸味が強く、ジャムにしたときにきれいな色合いになります。 - 茎が細すぎないもの
細すぎると筋っぽく、煮崩れしやすい傾向があります。ある程度太さのある茎が◎。 - 切り口がみずみずしいもの
収穫から時間が経つと乾燥して筋が硬くなるため、新鮮さの目安になります。
冷凍ルバーブを買う場合も、口コミで「色がきれい」「香りが良い」と評判の商品を選ぶと失敗しにくいです。
ルバーブの保存方法
生のルバーブは日持ちが短いため、購入後はできるだけ早く使い切るのが理想です。
すぐ使わない場合は、軽く洗って水気を拭き取り、カットして冷凍保存しましょう。
冷凍すれば1〜2ヶ月ほど保存可能で、凍ったまま煮詰めてもOKです。
ジャムやコンポートに加工してから冷蔵保存すれば、さらに長く楽しむこともできます。
煮沸消毒した瓶に入れれば、1ヶ月程度は風味を保てます。
ルバーブの活用アイデア
購入したルバーブは、次のような使い方が人気です。
甘酸っぱさがクセになる味わいで、洋菓子だけでなく和食との相性も良い万能素材です。
ルバーブはどこで買える?まとめ
ルバーブは一般的なスーパーではまだ珍しい食材ですが、
季節限定で大型スーパーや高級スーパー、道の駅・直売所などで見つかることがあります。
また、確実に手に入れたい場合は Amazon・楽天市場・富澤商店などの通販サイト を利用するのが最もおすすめです。
旬の時期に生ルバーブを味わうのも良いですし、冷凍やルバーブジャムを使えば一年中楽しめます。
ぜひ気になる購入先をチェックして、ルバーブの甘酸っぱい魅力を自宅で堪能してみてください。
