仮想通貨の世界では毎年のように新しいプロジェクトが登場しますが、その中でも注目を集めているのが「SUI（スイ）」という通貨です。この記事では、SUIとは何か、そして実際にどこで・どうやって買えるのかを、初心者でもわかるように丁寧に解説します。
SUIとは？その特徴と注目される理由
SUIは、**Sui Network（スイ・ネットワーク）**というブロックチェーンのネイティブトークンです。開発したのは、元Meta（旧Facebook）のエンジニアたち。彼らはかつて「Diem（旧Libra）」プロジェクトにも関わっていたことで知られています。
このプロジェクトの最大の特徴は、**独自のプログラミング言語「Move」**を採用している点です。Moveはセキュリティ性に優れており、トランザクションを安全かつ高速に処理できるといわれています。
さらに、Sui Networkは他のレイヤー1ブロックチェーン（例：SolanaやAvalancheなど）に比べても、取引処理の速さと低コストが魅力です。NFTやゲームなどの分野でも活用が期待されており、世界的に投資家から注目されています。
仮想通貨SUIが買える国内取引所
2025年時点で、日本でもSUIを取り扱う取引所が増えています。ここでは、代表的な国内取引所を紹介します。
bitbank（ビットバンク）
bitbankは、2025年8月からSUIの取り扱いを開始しました。販売所・取引所の両方でSUIを購入できるため、初心者でも比較的スムーズに取引ができます。
- 日本円で直接購入可能
- スマホアプリからも簡単に買える
- ステーキングや積立機能も利用可能
信頼性の高い金融庁登録業者であり、セキュリティ面でも安心して利用できます。
OKCoin Japan（オーケーコイン・ジャパン）
OKCoin JapanもSUIを扱っている取引所のひとつ。現物取引や販売所だけでなく、SUIの入出庫や積立にも対応しています。
日本円ペアでの購入が可能なので、初心者にもやさしい環境です。
BITPoint（ビットポイント）
BITPointでは、SUIを含むさまざまな銘柄を取り扱っています。アプリ操作が直感的で、少額から購入できるのも魅力。
また、キャンペーンなどで取引手数料が無料になるタイミングもあるため、取引コストを抑えたい人に向いています。
ビットトレード（BitTrade）
ビットトレードも販売所形式でSUIを提供しています。
他の取引所に比べて取扱銘柄が多く、リップル（XRP）やソラナ（SOL）などと併せて購入したい人にもおすすめです。
海外取引所でSUIを購入する方法
もし国内取引所に口座がない、またはもっと多様なペアで取引したい場合は、**海外の仮想通貨取引所（CEX）**を利用する方法もあります。
Binance（バイナンス）
世界最大級の取引所であるBinanceでは、早くからSUIを上場しています。
SUI/BTC、SUI/USDTなど複数の通貨ペアに対応しており、取引量も非常に多いです。
ただし、日本在住者は「Binance Japan」と「Binance.com（海外版）」の違いに注意が必要です。
海外版を利用する場合は、日本の規制対象外となるため、リスクを理解した上で利用するようにしましょう。
Coinbase（コインベース）
米国最大の取引所で、初心者でも扱いやすいインターフェースが特徴です。
クレジットカードや銀行口座からの入金にも対応しており、SUIをUSD建てで購入できます。
Kraken、MEXC、Gate.ioなど
その他にも、SUIを扱う海外取引所は多く存在します。
いずれもBTC・ETH・USDTなどのペアでSUIを取引でき、グローバルな流動性があります。
SUI購入の流れ（国内取引所編）
SUIを初めて購入する場合、国内取引所を使うのがもっとも安全でシンプルです。
ここでは、一般的な購入手順を解説します。
- 取引所の口座開設
公式サイトやアプリから新規登録し、本人確認書類を提出します。
審査は通常1～2営業日で完了します。 - 日本円を入金
銀行振込やコンビニ入金で取引所アカウントに日本円を入れます。 - SUIを購入
販売所または取引所でSUIを選び、購入数量を指定して購入完了。
販売所は簡単ですがスプレッド（価格差）がやや広め。
取引所形式ならより有利な価格で購入できます。 - ウォレットに保管（任意）
長期保有する場合は、取引所ではなく個人ウォレットで管理するのが安心です。
海外取引所での購入フロー
海外取引所では、日本円で直接購入できないケースが多いため、以下の手順が一般的です。
- 国内取引所でBTCやETHを購入
- 海外取引所のアカウントを作成し、ウォレットアドレスを取得
- 国内取引所から海外取引所へ仮想通貨を送金
- 海外取引所内でSUIを購入
この際、送金アドレスの間違いは資金喪失につながるため、慎重に確認しましょう。
また、ネットワーク（チェーン）の種類にも注意が必要です。
クレジットカードで直接SUIを買う方法
最近では、**MoonPayやTransak**などの決済サービスを使って、クレジットカードで直接SUIを購入することも可能になっています。
この方法なら、海外取引所の口座を開設しなくても購入できますが、手数料が高めになる傾向があります。
購入したSUIは指定したウォレットに直接送金されるため、ウォレットの準備も必要です。
購入後の保管方法と注意点
SUIを購入したら、保管方法にも注意が必要です。
仮想通貨は自分で資産を管理する「自己責任」が基本になります。
- 取引所に預けっぱなしにしない
ハッキングリスクやサービス停止の可能性を考慮し、長期保有ならウォレットへ移動するのが安全です。 - ウォレットの種類を選ぶ
- ハードウェアウォレット（Ledger、Trezorなど）
- ブラウザウォレット（Sui Wallet、Martianなど）
- モバイルウォレット
秘密鍵を紛失すると復旧ができないため、バックアップは厳重に管理しましょう。
SUI取引のメリットとリスク
メリット
- 高速・低手数料のブロックチェーン技術に基づく
- NFT・ゲームなど多様な用途で期待されている
- 国内でも徐々に購入しやすくなっている
リスク
- 価格変動が大きく、短期的に急落する可能性がある
- 海外取引所の利用には法的リスクが伴う
- 秘密鍵や送金ミスによる資産喪失のリスク
投資判断はあくまで自己責任で行い、余裕資金の範囲で行うようにしましょう。
仮想通貨SUIはどこで買える？まとめ
SUIは、世界的に注目されている次世代ブロックチェーン「Sui Network」の基軸トークンです。
2025年現在では、**bitbank・OKCoin Japan・BITPoint・ビットトレード**など国内主要取引所でも購入できるようになりました。
さらに、BinanceやCoinbaseなどの海外取引所でも取扱いがあり、取引の選択肢が広がっています。
初めてSUIを購入する場合は、
「日本円で直接買える国内取引所」から始めるのが安心です。
取引に慣れてきたら、海外取引所やウォレット管理にも挑戦してみると良いでしょう。
仮想通貨SUIはどこで買えるか──その答えは、あなたの投資スタイル次第です。
安全に、そして自分に合った方法で、SUIの世界に一歩踏み出してみてください。
