パソコンをWi-Fiにつなげたいのに、無線機能がない…。そんなときに役立つのが「無線LANカード」です。今回は、無線LANカードがどこで買えるのか、家電量販店や通販サイトを中心に詳しく紹介します。自作PCユーザーや買い替えを検討している人にも役立つ内容です。
無線LANカードとは？用途と種類をおさらい
無線LANカードは、PCをWi-Fiにつなぐための“受信機”のような存在。古いデスクトップPCや無線非対応のノートPCでも、このカードを追加するだけで無線通信が可能になります。
主なタイプは3つあります。
- USB接続タイプ（子機）：手軽に接続でき、ドライバも自動認識されやすい。ノートPC向けに人気。
- PCIe内蔵タイプ：自作PCやデスクトップ向け。高速通信と安定性を重視する人におすすめ。
- M.2タイプ：ノートPC内蔵型。薄型モデルのWi-Fiアップグレードに最適。
最近は「Wi-Fi 6」や「Wi-Fi 6E」「Wi-Fi 7」対応モデルも増えており、ルーターと組み合わせれば通信速度や安定性が格段に上がります。
無線LANカードが買える場所（店舗編）
ヤマダ電機
全国のヤマダ電機では、ネットワーク機器コーナーで無線LANカードを取り扱っています。PCIeタイプからUSB子機まで揃い、スタッフに用途を相談しながら選べるのがメリット。
ヤマダウェブコムでも注文でき、店舗受け取りも可能です。
ビックカメラ
ビックカメラでは、Wi-Fi子機や無線LANカードを豊富に取り扱っています。店舗には実際に展示されていることも多く、サイズ感やアンテナの形状を確認できます。
ポイント還元や長期保証も魅力です。
ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラは、ネットワーク製品のラインナップが豊富。Wi-Fi 6対応の高速モデルから、コンパクトなUSBタイプまで幅広く選べます。
オンラインのヨドバシ.comで注文し、最寄り店舗で受け取ることも可能です。
ケーズデンキ・エディオン
ケーズデンキやエディオンでも、無線LAN機器の販売があります。特にケーズデンキは「現金値引き」が特徴で、ポイント制度より実際の値引きを重視する人に向いています。
在庫がある店舗ならその場で購入してすぐ使えます。
無線LANカードが買える場所（通販編）
Amazon（アマゾン）
圧倒的な商品数を誇るAmazonでは、無線LANカードを検索すればすぐに見つかります。
たとえば以下のような人気モデルがあります。
- TP-Link Archer TX3000E：デスクトップ向けPCIeカード。Bluetooth機能付きでゲーミングPCにも最適。
- Intel AX210NGW：Wi-Fi 6E対応のM.2内蔵カード。最新ノートPC向け。
- TP-Link TL-WN725N：小型USBタイプで持ち運びやすく、手軽にWi-Fi接続できる。
Amazonはレビューが豊富で、実際の使用感を確認しながら選べるのが強みです。プライム会員なら翌日配送にも対応しています。
楽天市場
楽天市場でも、多数の無線LANカードが販売されています。
「Wi-Fi 6 無線LANカード」「Intel AX210」などのキーワードで検索すれば、ショップごとの価格やポイント還元率を比較できます。
楽天スーパーセールや買いまわりキャンペーンの時期を狙うと、実質価格を下げて購入することも可能です。
ヨドバシ.com・ヤマダウェブコム
大手家電量販店の公式通販サイトでも、店舗と同様の製品をオンラインで購入できます。
ヨドバシ.comではポイント還元が10％前後と高めで、実店舗よりお得なケースも。
ヤマダウェブコムは価格競争力が高く、セール時にはAmazonより安くなることもあります。
MonotaROやその他の通販サイト
業務用機器やパーツを扱うMonotaROでも、無線LANカードの取り扱いがあります。
また、パソコン工房、ドスパラ、ツクモなどのPC専門店系通販も要チェック。
特にツクモやドスパラは自作PC向けのPCIeカードを多く扱っており、技術的な仕様確認もしやすいです。
PCパーツ専門店で探す
秋葉原や日本橋のPCショップでは、無線LANカードを単体で購入できます。
ツクモ、ドスパラ、パソコン工房などでは、Intel純正カードからASUS・TP-Link製の高性能モデルまで幅広く揃っています。
スタッフに「Wi-Fi 6E対応のデスクトップ用カードが欲しい」と伝えれば、適した製品を提案してもらえることも。
また、Amazonや楽天に出品している専門店も多いため、地方在住でも購入しやすい環境が整っています。
海外通販を利用する場合の注意点
海外サイト（例：Walmart、AliExpressなど）では、日本未発売の無線LANカードが入手できる場合もあります。
しかし、**技適マーク（技術基準適合証明）**が付いていない製品は日本国内で使用できません。
技適のない機器を使用すると電波法違反になる可能性があるため、必ず国内認証済みの製品を選びましょう。
また、サポートや返品対応も日本語で行えないケースがあるので注意が必要です。
無線LANカードを選ぶときのポイント
1. 対応規格を確認する
Wi-Fi 5、Wi-Fi 6、Wi-Fi 6Eなどの規格によって通信速度や安定性が異なります。
ルーター側も同じ規格に対応していないと性能を活かせないため、ルーターとの相性を意識して選びましょう。
2. 対応OSをチェック
WindowsでもmacOSでも、ドライバが対応していないと動作しません。
購入前に「対応OS」欄を必ず確認してください。
3. 接続方式を選ぶ
デスクトップPCならPCIeタイプ、ノートPCならUSBかM.2タイプが基本。
自分のPCに合ったインターフェースを選ぶことが重要です。
4. アンテナ有無・サイズ感
外付けアンテナ付きのモデルは電波が強く届きやすい一方で、設置スペースを取ります。
コンパクトさを優先するならUSBスティック型が便利です。
店舗と通販、それぞれのメリット・デメリット
家電量販店で買うメリット
- 実機を見て選べる
- 店員に直接相談できる
- 即日持ち帰りが可能
家電量販店でのデメリット
- 通販より価格が高め
- 最新モデルの在庫が限られることがある
通販で買うメリット
- 商品数が圧倒的に多い
- 価格比較・レビュー確認がしやすい
- 自宅に届くので便利
通販でのデメリット
- 実物を確認できない
- 初期不良時は返品手続きが必要
自分にとって重視したいポイント（価格・スピード・保証・相談対応など）を決めて選ぶと失敗が少なくなります。
無線LANカードを購入するときの注意事項
- 正規品を選ぶ：非正規品やコピー商品はサポート対象外となる可能性があります。
- 技適マークを確認する：海外輸入品を購入する場合は特に注意。
- ドライバの入手方法を確認：公式サイトで最新版をダウンロードできるか確認しておくと安心です。
- レビューを参考にする：実際の通信速度や相性問題など、利用者の声は重要な判断材料になります。
無線LANカードはどこで買える？まとめ
無線LANカードは、ヤマダ電機・ビックカメラ・ヨドバシカメラなどの家電量販店や、Amazon・楽天市場・PC専門通販サイトで購入できます。
USBタイプからPCIeカード、M.2内蔵タイプまでラインナップは豊富。
急ぎなら実店舗、じっくり選ぶなら通販サイトがおすすめです。
無線LANカードを賢く選べば、古いPCでも最新のWi-Fi環境に早変わり。
自分の利用スタイルに合った1枚を見つけて、快適なネットライフを手に入れましょう。
