「盛り塩を始めてみたいけど、どこで買えばいいの?」——そんな疑問を持つ人は意外と多いものです。
玄関や部屋に置いて空間を清めたり、運気アップを願ったりする盛り塩。近年は風水やインテリアの一部としても人気が高まっています。この記事では、盛り塩に必要な塩や器が買える場所を、神社・100均・通販などに分けてわかりやすく紹介します。
盛り塩とは?基本の意味と使い方
盛り塩とは、塩を小皿などに盛り、玄関や部屋の四隅などに置いて場を清める日本の伝統的な習慣です。
古くは神事やお祓いで使われてきたもので、厄除け・浄化・開運といった意味が込められています。
盛り塩に使う塩は「清め塩」「粗塩」「天然塩」などが一般的。精製塩よりも自然塩のほうがエネルギーがあるとされるため、食用塩を流用する人もいれば、専用の「盛り塩用の塩」を購入する人もいます。
盛り方は自由ですが、八角形や円すい形に整えると美しく、見た目にも清らかな印象になります。
スーパーやコンビニでも盛り塩に使える塩は買える
「すぐに盛り塩をしたい」という人には、スーパーやコンビニで売っている塩が手軽です。
イオン、イトーヨーカドー、西友などの大手スーパーでは、「粗塩」「あらしお」「天然塩」といったパッケージの商品を簡単に見つけることができます。これらは食用として販売されていますが、盛り塩用としても問題なく使えます。
また、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどのコンビニでも小袋サイズの塩を入手可能。旅行先や急な用事のときに「とりあえず盛り塩を置きたい」という場合に便利です。
ただし、コンビニでは盛り塩専用の商品はほぼ扱っていないため、食用塩を流用するのが基本です。
100円ショップで揃う盛り塩グッズ
お手軽に始めたい人に人気なのが、100円ショップです。
ダイソー・セリア・キャンドゥなどでは、盛り塩に使える小皿や、八角形の盛り塩器(型)が手に入ります。
たとえばダイソーでは「八角盛り塩器」や「盛り塩皿」が定番商品として並んでいます。透明プラスチック製や陶器タイプなど、見た目もシンプルで使いやすいデザインが多いです。
セリアは雑貨のデザイン性が高く、白磁の小皿や和風の器が人気。盛り塩だけでなくインテリアとしても映えるものが多く、玄関にさりげなく置いても違和感がありません。
キャンドゥでも平皿や豆皿などを代用できます。盛り塩の形を整えたいときは、プリン型や製氷皿などを使って成形するのもおすすめ。
100均は「安くて揃う」「器の数を増やしやすい」点で、初心者にとって最適な購入先といえます。
ホームセンターや雑貨店で見つかる盛り塩セット
もう少ししっかりとしたアイテムを揃えたい人は、ホームセンターや雑貨店をチェックしましょう。
カインズ、コメリ、DCMなどのホームセンターでは、「盛り塩皿」や、八角錐型の型が販売されています。陶器製で安定感があり、屋外の玄関や神棚にも適しています。
また、東急ハンズやロフト、無印良品のような雑貨店でも、盛り塩に使える器やトレーが見つかります。
特にロフトでは「風水コーナー」や「インテリア雑貨」コーナーに、盛り塩セットが並んでいることがあります。
こうした店舗では素材やデザインを選べるので、「おしゃれに浄化したい」「部屋の雰囲気に合わせたい」という人にぴったりです。
神社や寺で授与される清め塩
盛り塩を神聖な行為として取り入れたい人は、神社や寺院で「清め塩」を授与してもらうのも良い方法です。
多くの神社では、お守りやお札と一緒に「お清めの塩」が販売されています。
伊勢神宮や出雲大社などの有名神社では、祈祷された塩が小袋に入った状態で授与されており、強い浄化力があると信じられています。
神社でいただく塩は、市販品とは異なり「神事で使われた」または「祈願された」塩であることが特徴。
ただし量が少ないことが多く、日常的に使うには物足りないかもしれません。特別な日や、神棚・玄関など大切な場所に置く盛り塩として使うのがおすすめです。
通販サイト(Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング)で買える盛り塩
時間をかけずに豊富な種類から選びたいなら、通販が最も便利です。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでは、「盛り塩」「清め塩」「盛り塩セット」「盛り塩器」などのキーワードで検索すると、数多くの商品がヒットします。
盛り塩専用のセット商品には、以下のようなタイプがあります。
- 八角錐の盛り塩型と皿のセット
- 天然塩(国産)付きの盛り塩スターターセット
- 陶器・ガラスなどインテリア向けデザイン
- 複数個入りで複数の部屋に設置できるタイプ
初心者の場合は、型と皿が一緒になった「盛り塩スターターセット」が便利です。すぐに始められて、形もきれいに仕上がります。
レビューや星評価を参考にしながら、デザインや価格を比較できるのも通販ならではの利点です。
また、通販限定で神社監修の清め塩や、風水師監修の盛り塩セットなども販売されています。
こうした商品は、信仰や縁起を重んじる人に人気があります。
盛り塩用の塩はどんな種類を選べばいい?
盛り塩に使う塩は、「粗塩」「天然塩」「焼き塩」などが一般的です。
重要なのは「不純物が少なく、精製されすぎていない塩」を選ぶこと。ミネラルを含んだ自然塩のほうが清めの意味合いが強いとされています。
よく使われるのは以下のようなタイプです。
- 天然海塩(ミネラル豊富で自然な白さ)
- 岩塩(ピンク色などのカラー塩も人気)
- 焼き塩(乾燥していて盛りやすい)
見た目や手触りも重要です。湿気を含むと形が崩れやすいため、乾燥した塩を使うときれいな八角形が保てます。
盛り塩を置くおすすめの場所と注意点
盛り塩を置く場所として一般的なのは、以下のような箇所です。
- 玄関(邪気の出入りを防ぐ)
- 台所(火と水の気を調和させる)
- トイレ(清浄を保つ)
- 部屋の四隅(気の流れを整える)
ただし、置いた盛り塩はこまめに交換が必要です。
目安は1週間程度。湿気や汚れを感じたら早めに取り替えましょう。
使用後の塩は、紙に包んでゴミとして処分するか、水に流して清めるのが一般的です。
盛り塩を買う場所の選び方まとめ
盛り塩に必要なアイテムは、意外なほど多くの場所で手に入ります。
目的に合わせて購入先を選ぶと、より気持ちよく続けられます。
- 手軽さ重視 → スーパー・コンビニ・100円ショップ
- デザイン重視 → 雑貨店・ホームセンター
- 神聖さ重視 → 神社・寺院の授与所
- 種類の豊富さ・利便性 → 通販サイト
盛り塩は「どこで買うか」よりも、「どんな気持ちで置くか」が大切です。
清らかな気持ちで設置すれば、空間が整い、自然と穏やかなエネルギーが流れていきます。
盛り塩はどこで買える?まとめとこれから始める人へ
改めてまとめると、盛り塩は神社・100円ショップ・ホームセンター・通販など、身近な場所で簡単に手に入ります。
はじめは100均の器と粗塩でも十分。慣れてきたら陶器皿や盛り塩スターターセットにアップグレードするのも良いでしょう。
清めたい場所や目的に合わせて盛り塩を置くことで、空間がすっきり整う感覚を実感できます。
毎日の小さな習慣として、あなたの生活にも取り入れてみてください。
