「真田紐って、どこで買えるんだろう？」
そう思ったことはありませんか。
帯締めや茶道具の箱を結ぶ紐として知られる真田紐（さなだひも）は、丈夫で美しい伝統工芸品です。見た目はシンプルなのに、実際に手に取るとしっかりとした織りの美しさや独特の風合いに魅了される人が多いんです。この記事では、そんな真田紐が買える場所を、専門店から通販まで詳しく紹介します。
真田紐とは？伝統と実用を兼ね備えた日本の工芸品
真田紐は、戦国時代に真田家が武具の紐として用いたことに由来すると言われています。
細くても非常に丈夫で、伸びにくく、装飾性にも優れているのが特徴。茶道具の桐箱を結ぶ紐としても知られ、現在では帯締めやアクセサリー、手芸素材としても人気があります。
素材は主に綿や絹で、平紐と袋紐の2種類があり、色柄も多彩。伝統工芸として今も手織りで作られるものも多く、手仕事の温もりを感じることができます。
真田紐が買える専門店・伝統工芸店
まずは、真田紐を専門に扱うお店を紹介します。品質にこだわる人や、本格的な工芸品を探している方におすすめです。
織元すみや（金沢）
金沢の老舗織元で、真田紐の代表的な製造元。
綿紐や絹紐、袋紐など種類が豊富で、一本一本が丁寧に織り上げられています。公式サイトではオンラインショップもあり、色や幅を指定して注文可能です。茶道具用や帯締め用など、用途に合わせて選べるのも魅力。
真田紐師 江南（京都）
京都で真田紐を作り続ける職人の工房。草木染めや伝統的な織り技術を受け継ぎ、現代の暮らしに合うデザインも展開しています。工房見学やワークショップが開かれることもあり、手仕事の奥深さを感じられる場所です。
箱義（東京・谷中）
桐箱の専門店として知られる箱義では、箱を結ぶための真田紐も販売。伝統的な柄からシックな色合いまで揃っており、実際に手に取って質感を確かめることができます。谷中の店舗は観光ついでに立ち寄るのもおすすめ。
浅草絆纒屋（東京・浅草）
祭り用品の専門店ですが、真田紐も取り扱っています。カラフルな柄が豊富で、帯や小物に使えるタイプも。オンラインストアからも購入できるため、遠方の方でも安心です。
こうした専門店では、職人の手による確かな品質の真田紐が手に入ります。伝統的な製法や素材にこだわりたい人には、ぜひおすすめしたい購入先です。
百貨店・手芸店で真田紐を探す
伝統工芸店以外にも、百貨店や手芸専門店で真田紐を扱うことがあります。特に和装小物やクラフト用品を扱う売場をチェックしてみましょう。
ユザワヤ
全国展開している手芸用品店。真田紐は手芸材料として扱われており、平紐や袋紐などさまざまな幅と色が選べます。1メートル単位で購入できるので、アクセサリーや小物づくりにも便利です。オンラインストアでも購入可能。
東急ハンズ
クラフトコーナーに真田紐を置いている店舗があります。ラッピングやハンドメイド作品の素材として人気で、初心者でも手に取りやすい価格帯。店頭在庫は店舗によって異なるため、事前確認がおすすめです。
高島屋
和装小物コーナーや伝統工芸フェアなどで、真田紐の帯締めを取り扱うことがあります。三分紐など、着物に合わせるタイプを探している方に向いています。
オカダヤ
新宿の大型店舗では、真田紐をはじめとする日本の伝統織り紐が豊富に揃っています。綿素材から絹までラインナップがあり、手芸用途や装飾用途どちらにも対応。
手芸店や百貨店では、職人製のものに比べて手軽な価格で購入できる点がメリット。自分でアクセサリーを作りたい人や、ちょっとした和風デザインを楽しみたい人にぴったりです。
100円ショップで買える真田紐
意外と見逃せないのが、100円ショップ。
店舗によっては、ハンドメイドコーナーで真田紐を取り扱っていることがあります。
ダイソー
一部の大型店舗では、手芸用真田紐が販売されています。幅9mmほどの綿素材で、落ち着いた色合いのものが多く、手軽に試すにはちょうど良いアイテム。
ただし、店舗によって在庫が異なるため、アプリや電話での確認をおすすめします。
セリアやキャンドゥでは現時点での取り扱いが少ないようですが、店舗によっては似たタイプの平紐が見つかることもあります。
通販で真田紐を買う方法
自宅から購入したい人は、オンライン通販が便利です。種類や色柄が豊富で、価格や長さを比較しながら選ぶことができます。
Amazon
「真田紐」で検索すると、30m巻きや100%綿製のものなど、多彩な商品が並びます。色数も豊富で、レビューを参考に選べるのが便利です。日常使いやクラフト用に向いたお手頃価格のものも多く、まとめ買いにも適しています。
楽天市場
伝統工芸品としての真田紐から、手芸用ロールまで幅広く揃っています。幅12mmの厚手タイプや、織元直送の商品も見つかることがあり、ポイント還元や送料無料のタイミングを狙うのもおすすめです。
Yahoo!ショッピング
国内の手芸店や工房が出店しており、珍しい柄や伝統模様の真田紐が手に入ることもあります。写真で色味を確認しながら選べるのがポイント。
ハンドメイドマーケット（minne・Creemaなど）
真田紐そのものだけでなく、真田紐を使ったアクセサリーやキーホルダーも販売されています。伝統柄を生かした一点物の作品が多く、プレゼントにも人気です。
通販の魅力は、全国の織元や販売店の商品を比較できること。地方では手に入りにくい柄や素材も、ネットなら手軽に購入できます。
観光地・産地で真田紐を買う
真田紐は、ゆかりの地でも販売されています。旅先で見つける楽しみもあり、記念品やお土産としても人気です。
長野県上田市
真田家ゆかりの地として有名な上田では、観光施設や土産物店で真田紐を扱っています。上田城近くの物産館や工芸品店では、伝統柄の真田紐を使ったストラップや根付なども購入可能です。
京都・奈良
和装や工芸品を扱うお店が多く、真田紐を使った小物や帯締めが並んでいます。特に京都では老舗の織元や着物店が多く、品質の高い製品を探すのに最適です。
金沢
織物文化が根付く金沢では、真田紐を製造する工房が複数あります。伝統工芸館や土産店でも販売されており、職人の実演を見られる場所もあります。
観光地で購入する真田紐は、地域の特色が感じられる点が魅力。旅の思い出とともに持ち帰れば、日常の中でも日本の伝統を感じられます。
まとめ：真田紐はどこで買える？
真田紐は、伝統工芸の専門店から手芸店、通販サイトまで幅広い場所で購入できます。
・品質重視なら、織元や老舗専門店。
・手軽に試したいなら、ユザワヤや東急ハンズなどの手芸店。
・価格重視やまとめ買いなら、Amazonや楽天などの通販。
・旅の記念や贈り物なら、観光地や工房直営店。
使い方も多様で、帯締めや茶道具用はもちろん、ストラップやアクセサリーづくりにも応用できます。伝統と実用を兼ね備えた真田紐を、あなたの生活にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
以上、「真田紐はどこで買える？伝統工芸の販売店と通販での入手方法まとめ」でした。
