ラーメン好きの間で密かに話題になっている「13湯麺(かずさんとんみん)」。千葉県松戸市にあるこのお店、食べログやSNSでも度々名前を見かけます。
「見た目は地味だけどハマる味」「気づけばまた食べたくなる」といった声が多く、本当にそんなに美味しいのか気になりますよね。
この記事では、実際の口コミやレビューをもとに、13湯麺の味やボリューム、コスパ、そして評判の真相を徹底的に掘り下げていきます。
13湯麺とは?シンプルなのにクセになる人気ラーメン店
まず「13湯麺」と書いて「かずさんとんみん」と読みます。
松戸市五香の住宅街にひっそりと佇む小さなラーメン屋で、最寄り駅の元山駅から徒歩10分ほど。
決してアクセスが良いとは言えませんが、平日でも行列ができるほどの人気です。
お店の外観は一見ラーメン屋と分からないほど控えめ。
看板も目立たず、初めて訪れる人は「ここで合ってるの?」と戸惑うこともあるようです。
それでも常連が絶えないのは、やはり味に魅力があるから。
地元の人だけでなく、口コミを見て遠方から訪れるファンも多くいます。
営業時間は不定期で、臨時休業も多いことから「開いていたらラッキー」と言われることもしばしば。
営業の安定性には欠けるものの、そのレア感もファンの間では“13湯麺あるある”として受け入れられています。
優しい味わいがクセになるスープの秘密
13湯麺の特徴は、なんといってもそのスープ。
透明度の高い清湯スープは、一口飲むとじんわりと旨味が広がります。
鶏ガラや野菜をベースにした出汁で、脂っこさがなく、最後まで飲み干せるあっさり系。
口コミでも「優しい味」「シンプルなのに深い」といった表現が多く見られます。
流行りの濃厚系ラーメンとは一線を画す“淡麗系”。
「派手さはないけれど、毎日でも食べられる味」という感想も印象的です。
スープの塩梅が絶妙で、塩分も控えめ。
中には「風邪をひいた時に食べたい」「飲んだ後の〆にちょうどいい」といった声も。
見た目はシンプルなのに、どこか懐かしく、優しさを感じる。
13湯麺がリピーターを増やし続ける理由は、この「心に残るスープ」にあるのかもしれません。
麺の食感とスープの調和が抜群
麺は中細ストレートタイプ。
ツルツルとした喉越しがよく、スープとの一体感が高いと評判です。
柔らかすぎず、かといって固すぎない絶妙な茹で加減。
「スープが軽やかだからこそ、麺の存在感が際立つ」という口コミもありました。
また、量のバランスも評価されています。
並盛でもしっかり満足できるボリュームで、女性客でもペロリと完食できるとのこと。
大盛りにしてもスープが濃くならず、最後まで飽きずに食べられるのもポイントです。
人気メニューをレビューから徹底分析
13湯麺では定番の「元祖とんみん」から、トッピングを加えた派生メニューまで種類が豊富です。
口コミで特に人気が高いのが以下の3つ。
● 元祖とんみん
お店の看板メニュー。
透明スープにネギだけという極めてシンプルな構成ですが、味の完成度は非常に高いです。
「具が少ないのに物足りなさを感じない」「スープの旨味で十分」といった感想が目立ちます。
値段は400円前後と手頃で、「この価格でこの味は信じられない」という声も多く、コスパの良さでも高評価。
● ねぎラーメン
細切りの白髪ネギが山盛りに乗った一杯。
シャキシャキの食感と香りがスープの優しさを引き立てます。
辛味は控えめで、ネギの甘みが感じられるのが特徴。
「ネギが苦手でもこれは食べられた」「ネギラーメンが一番好き」とリピーターが多いのも納得です。
● 光麺(油そば風)
13湯麺の中でも異色の存在が、この“光麺”。
汁なしの油そばスタイルで、にんにくの風味がガツンと効いた一杯。
スープの優しさとは対照的にパンチのある味わいで、「気分を変えたい時にぴったり」と好評です。
このほか、餃子や焼きそばなどのサイドメニューも人気で、
「餃子がジューシーで美味しい」「ビールと一緒に楽しむのが最高」といった声も。
一軒でラーメンも居酒屋気分も楽しめるのが13湯麺の魅力です。
コスパ抜群!ボリュームと価格のバランス
13湯麺が支持される理由のひとつが「圧倒的なコスパ」。
基本のラーメンがワンコイン以下で食べられることに驚く人も多く、
「安くて旨い」「この値段でスープまで美味しいのはすごい」といった口コミが多数あります。
また、麺の量を選べるのも嬉しいポイント。
小盛から大盛まで好みに合わせて調整でき、どのサイズを選んでもスープとのバランスが崩れません。
「お腹いっぱい食べたい時も、軽く食べたい時も対応してくれる」という柔軟さが高く評価されています。
一方で、「値段を上げてもいいから営業時間を安定させてほしい」という声も。
それほどまでに“味に対する満足度が高い”証拠とも言えます。
気になる口コミのネガティブ意見もチェック
どんな人気店にも賛否はあります。
13湯麺の場合、ネガティブな意見としてよく見られるのが「営業が不定期で行っても閉まっていた」というもの。
「せっかく行ったのに休みだった」という口コミが少なくなく、遠方から訪れる人にとっては少々ハードルが高い点です。
また、味についても「優しすぎて物足りない」「濃厚系が好きな人には合わない」との声も。
ただし、これらはあくまで好みの問題で、全体としては圧倒的に高評価が多い印象です。
「ガツンと来るラーメンではなく、体に染みるラーメンを求めている人向け」と捉えるのが良いでしょう。
13湯麺の魅力は“飾らない美味しさ”
最近はSNS映えを意識した派手なラーメンが増えていますが、13湯麺は真逆。
見た目は地味、でも一口食べれば分かる“丁寧さ”があります。
口コミでも「素朴なのに心が満たされる」「スープを飲み干したくなる」といった言葉が多く見られます。
流行りに流されず、自分たちの味を貫く。
そんな職人気質な姿勢も、多くのファンを惹きつけている理由でしょう。
派手な宣伝はなくても口コミで広がり、20年以上愛され続けているのは本物の証です。
まとめ:13湯麺の口コミ評判は本当だった
実際のレビューを数多く確認した結果、13湯麺の評判は「本当」でした。
優しいスープ、心地よい麺の食感、そして驚くほどのコスパ。
決して派手ではないけれど、どこか懐かしく、安心できる味。
それこそが13湯麺の最大の魅力です。
営業が不定期で訪問の難しさはありますが、タイミングが合えば一度は食べてみる価値があります。
「また食べたい」と思わせる“引き算の美学”を体現したラーメン店。
それが13湯麺なのです。
