『NieR:Automata』の人気キャラクター「ヨルハ二号B型（通称2B）」がついに高精度プラモデルとして登場。発売以降、SNSやレビューサイトでも話題が絶えません。この記事では、実際の購入者レビューをもとに、**2Bプラモの完成度や組み立てやすさ、飾ったときの見栄えまで徹底的に紹介していきます。
2Bプラモとは？その基本仕様をチェック
「NieR:Automata 2B プラスチックモデルキット」は、スクウェア・エニックスが企画し、造形と製造をコトブキヤが担当した本格的なキャラクターモデル。ゲーム中の3Dデータを忠実に再現し、細部まで緻密に設計されています。
サイズは全高約15cmほどのノンスケールモデル。価格はおよそ9,000〜10,000円台と、美少女プラモとしてはやや高めですが、付属品の充実度を考えると納得できる内容です。
主な付属パーツは以下のとおりです。
- 白の契約・白の約定（代表的な武器2種）
- ポッド042（可動式・クリアマウント対応）
- ブラックボックス
- 表情パーツ3種（通常・微笑・戦闘）
- ハンドパーツ5種
- 自爆モード用胴体パーツ
- スカート刺繍デカール・瞳デカール
単なる“キャラプラモ”ではなく、ゲーム世界観をそのまま立体化したような完成度が魅力です。
完成度の高さは？レビューでの評価を総まとめ
購入者レビューを見てまず目立つのが、「造形の完成度が非常に高い」という声。
顔の再現度はもちろん、衣装の刺繍やレース、髪の流れまで細かく表現されており、素組みでも十分に見映えする仕上がりです。
一方で、塗装やデカールを活かすことで本領を発揮するモデルでもあります。たとえばスカートの模様や胸部の透け感などは、無塗装だと若干の物足りなさを感じる場合も。塗装派モデラーの間では「軽くスミ入れ＋デカール貼りだけで劇的に変わる」と高評価です。
また、瞳デカールの印刷精度が高く、貼り付け後のバランスが取りやすい点も好評。
「アイプリントがずれにくい」「自然な表情になる」という感想も多く見られます。
総合的には、“造形美重視型”のハイクオリティプラモといえるでしょう。
組み立てやすさと難易度：初心者にはやや上級寄り？
2Bプラモは、コトブキヤ製らしくパーツの合い精度が高く、基本的な組み立て自体はスムーズです。ただし、パーツ構成や細部の色分けは少なめで、塗装を前提にした設計になっているのが特徴。
レビューでは以下のような意見が目立ちます。
- 「パーツの噛み合わせはしっかりしていてストレスが少ない」
- 「スカート部分や胸部のデカール貼りが少し難しい」
- 「目や髪のパーツは繊細で、ニッパーとデザインナイフの扱いが重要」
- 「初心者でも素組みはできるけど、完成度を求めるなら塗装推奨」
つまり、組み立てやすさは中級者向け、完成度を求めるなら上級者向けといった位置づけです。
とはいえ、丁寧に説明書を読んで進めれば、ガンプラ中級レベルのスキルで十分に組み上げることができます。
ギミックと付属パーツの充実度
2Bプラモの醍醐味は、なんといっても豊富な付属パーツとポージングの自由度です。
特にポッド042はクリアパーツでマウントでき、背部に浮遊させた状態で展示可能。ゲーム中の印象的なバトルシーンをそのまま再現できます。
また、武器の「白の契約」「白の約定」も細部まで丁寧に造形され、持たせたときのバランスも良好。両手持ちポーズも自然に決まります。
さらに、自爆モード用胴体パーツを使えば、衣装が破れた戦闘状態の再現も可能。ファンにはたまらない仕様です。
関節可動は広すぎず狭すぎず、自然な立ち姿や戦闘ポーズを取るには十分。
ただし、可動範囲を犠牲にして造形美を優先しているため、「無理に動かすと破損しやすい部分もある」という声もあります。
ディスプレイメインで飾るなら、固定ポーズにしたほうが安心です。
組み立て後の印象：写真映え抜群の完成度
完成後の2Bプラモは、とにかく“写真映え”するという声が圧倒的。
光の当たり方で衣装の質感が変わり、陰影がはっきり出るため、撮影してSNSに投稿するモデラーも多いです。
特に、黒衣装と白い肌のコントラストが映える構成になっており、ライトを当てるだけで雰囲気が劇的に変わるのが魅力。
また、表情パーツを差し替えることで、無表情・戦闘・微笑と印象ががらりと変化。
複数体を並べて飾ると、劇中の一場面をそのまま再現できるのもポイントです。
レビューでも「完成後の満足感が非常に高い」「飾るだけでインテリアになる」という感想が多く、ファンアイテムとしても高評価を得ています。
購入者レビューで見えるメリットとデメリット
購入者のリアルな声を整理すると、2Bプラモの評価はおおむね次のようにまとまります。
メリット
- ゲーム再現度が非常に高い
- 顔や体のプロポーションが完璧
- デカール精度が高く貼りやすい
- 付属パーツが豊富で飾り方の自由度が高い
- ポッドや武器が精密で高級感あり
デメリット
- 塗装しないと一部の質感が弱い
- 細かいパーツが多く破損しやすい箇所も
- 自立が不安定なためスタンド推奨
- 価格がやや高め
- 初心者には一部組み立てが難しい
総評としては、「造形は完璧だが、扱いには丁寧さが必要」という評価が多く見られます。
完成度の高さと価格のバランスを考えれば、コレクター向け・ファン向けの上位モデルといえるでしょう。
コトブキヤ品質が支える安定感と信頼性
コトブキヤは、美少女プラモ界でも信頼性の高いメーカー。
パーツ精度、成形色、説明書の分かりやすさなど、全体的に安定した品質が保たれています。
2Bプラモでもその強みが発揮されており、**「不良パーツがほとんどない」「塗装後の密着が良い」**など、仕上げ段階での安心感が高いという声が多いです。
他のシリーズ（例：メガミデバイスやフレームアームズ・ガール）と比べると、可動よりも見た目重視の設計ですが、“静の美”を楽しむプラモとしては非常に完成度が高い仕上がりといえます。
総評：2Bプラモは“ファン必携の完成度”だった
結論として、**2Bプラモの完成度は非常に高く、原作ファンなら迷わず買いです。
細部の造形、デカール、質感、そして豊富な付属品──どれを取っても上級モデルの風格があります。
ただし、完璧に仕上げたい場合は塗装・デカール作業を避けて通れません。
初心者でも素組みで満足できますが、理想の仕上がりを求めるなら少し手を加える覚悟が必要です。
2Bというキャラクターの繊細な雰囲気と力強さを、立体でここまで再現できるプラモは他にありません。
飾るたびに作品世界を思い出すような存在感を放つ――まさに“飾るための芸術品”です。
まとめ：2Bプラモの完成度は高い？購入者レビューと組み立てやすさを詳しく紹介
2Bプラモは、造形の完成度・付属パーツの充実・ディスプレイ映えの三拍子が揃った名作プラモです。
レビューでも好評が多く、原作を知らない人でも完成後の美しさに惹かれるほどの仕上がり。
一方で、塗装前提の部分や組み立ての繊細さから、初心者より中級者以上向けといえます。
丁寧に組み立て、光を当てて飾る――その瞬間、2Bの存在感があなたの部屋に現れます。
造形美と世界観を堪能したい人にとって、間違いなく満足度の高い一体になるでしょう。
