ニューバランスのスニーカーといえば、履き心地の良さとクラフトマンシップの高さで多くのファンに愛されています。その中でも「new balance 991」は2001年の登場以来、Made in UKシリーズを代表する名作として知られています。
そして2023年末、その進化版として登場したのが new balance 991v2。今回はそのデザイン性、履き心地、実際の使用感まで、実体験や各種レビューをもとに本音で紹介していきます。
new balance 991v2とは?英国製クラフトの進化形
new balance 991v2は、ニューバランスの伝統を象徴する「99X」シリーズの最新モデル。
イギリス・フリンビー工場で熟練職人によって製造される「Made in UK」ラインであり、素材や仕上げのクオリティはまさにプレミアムそのものです。
2001年に登場した初代new balance 991のクラシカルなフォルムを踏襲しつつ、現代的な機能と快適性を大幅にアップデート。特に、ミッドソール全体にFuelCellフォームを採用した点が大きなトピックです。これはランニングシューズにも使われる高反発素材で、従来のABZORBやENCAPと組み合わせることで、衝撃吸収性と安定性を両立しています。
デザインの魅力:クラシックとモダンの絶妙なバランス
new balance 991v2のデザインを一言で表すなら「温故知新」。
初代new balance 991の丸みを帯びたフォルムとスエード×メッシュのレイヤード構造はそのままに、シルエットをわずかにシャープ化。結果、どんなスタイルにも馴染む“現代的クラシック”に仕上がっています。
- ピッグスキンスエードとメッシュのコンビで高級感を演出
- ヒールにメタリックパーツを採用し、わずかな光沢で上品さをプラス
- サイドの“N”ロゴが少し小ぶりになり、全体のバランスがスマートに
カラー展開も豊富で、定番のグレー、ネイビー、ブラックのほか、カーキやバーガンディなど落ち着いた色味もラインナップ。どのカラーも服装を選ばず、スラックスやデニム、ワイドパンツまで幅広く合わせられます。
履き心地:FuelCellが生む安定感とクッション性
実際に履いてみてまず感じるのは、足全体を包み込む安定感。
new balance 991v2は、FuelCellミッドソールとENCAP構造を組み合わせたハイブリッド仕様。柔らかすぎず硬すぎない、絶妙なクッションバランスが特徴です。
歩行時の衝撃をスムーズに吸収してくれるので、長時間の外出でも疲れにくい。
さらに、かかと部分のABZORB SBSポッドが安定感をサポートし、歩行中の“ぐらつき”を感じさせません。
ユーザーレビューでも「厚底だけど安定している」「歩くたびに地面を押し返す感覚が心地いい」という声が多く、長時間履いても快適という意見が目立ちます。
実際、スニーカー好きだけでなく、立ち仕事の多い人や旅行用の一足としても選ばれているようです。
サイズ感とフィット感:ややタイトな作りに注意
多くのレビューで共通しているのが「new balance 991v2は少し細めの作り」という点。
特に足幅が広い人は、ハーフサイズアップを選ぶと安心です。
一方、標準的な足型の人であれば、普段のサイズでジャストフィットするケースが多いようです。
履き始めはやや硬めに感じても、数日履くとスエードが足になじみ、次第にフィット感が向上していくという声も。
インソールも程よい反発があり、土踏まずのサポートもしっかりしています。
素材と作り:Made in UKならではの上質さ
new balance 991v2の大きな魅力の一つが、その“素材の良さ”です。
アッパーには上質なピッグスキンスエードを使用し、柔らかくも耐久性のある質感。メッシュ部分も粗すぎず、通気性と耐久性のバランスが絶妙です。
さらに、縫製の精密さや接着の丁寧さなど、英国フリンビー工場での職人仕事が随所に感じられます。
ソールも頑丈に作られており、長く履いてもヘタリにくい印象。実際、数ヶ月履いたユーザーから「ほとんど型崩れしない」「磨けば新品のように蘇る」という声もあります。
旧モデルとの違い:new balance 991からnew balance 991v2への進化点
旧モデルのnew balance 991とnew balance 991v2を比較すると、外観こそ似ていますが中身は大きく異なります。
- ミッドソール構造が刷新
FuelCellフォームが追加され、クッション性が向上。より滑らかな歩行感に。 - デザインのシャープ化
Nロゴのサイズ、ソールのカーブ、トゥのボリューム感が微調整され、より現代的に。 - 軽量化
新素材の採用で全体の重量が軽くなり、履きやすさがアップ。
実際に履き比べたユーザーからは「旧991よりも柔らかく、長時間履いても疲れにくい」「デザインが洗練されて街履きしやすくなった」といった感想が寄せられています。
価格とコスパ:高価だが納得の品質
new balance 991v2の価格帯は日本ではおおむね4万円台後半〜5万円台前半。
スニーカーとしては高価な部類に入りますが、その分、品質と満足度は非常に高いです。
FuelCell搭載の快適さ、英国製の上質な素材、そして時代を超えるデザイン性。
これらを考えると「一度履けば価格以上の価値を感じる」という声にも納得です。
長く愛用できる靴として、結果的にコスパは悪くないという評価が多数を占めています。
コーディネート:大人の足元に自然に馴染む
new balance 991v2は、ストリートから上品なカジュアルまで幅広く対応できる万能スニーカー。
グレーはもちろん、ネイビーやブラックも人気で、どのカラーも“主張しすぎない存在感”が魅力です。
- ワイドパンツと合わせてトレンド感のあるシルエットに
- スラックスと合わせて上品な大人カジュアルに
- デニムと合わせれば定番のニューバランススタイルに
特にグレーは服の色を選ばず、どんなコーデにも自然に馴染みます。
「大人が履いても違和感のないスニーカー」として、年齢層を問わず人気を集めているのも納得です。
まとめ:new balance 991v2の実力は本物
実際に履いてわかるのは、new balance 991v2が単なる“復刻”ではなく、クラシックのアップデート版だということ。
見た目の美しさに加え、FuelCellによる快適なクッション性、安定した履き心地、そして職人技が生む品質の高さ。
すべての要素が調和した、まさに「完成度の高いスニーカー」です。
高価格帯ではありますが、そのぶん長く履けて飽きがこない。
日常に上質さをプラスしてくれる一足として、自信を持っておすすめできます。
最後にもう一度。
new balance 991v2の実力は?デザインと快適さを本音でレビュー――その答えは「見た目も履き心地も、想像以上」。
クラシックな魅力と最新テクノロジーが融合したこの一足は、まさにニューバランスの新しい定番といえるでしょう。
