京都の中心・烏丸御池エリアに、ひっそりと佇む「bonsai 1877」。
一見すると古風な京町家なのに、足を踏み入れるとモダンな空気と温かみが絶妙に混ざり合う、不思議な魅力のある場所です。
今回はそんなbonsai 1877について、実際に訪れた人たちの感想や口コミをもとに、その評判をじっくり掘り下げていきます。
京都・烏丸御池にある「bonsai 1877」とは？
bonsai 1877は、明治10年（1877年）に建てられた京町家をリノベーションして生まれたイタリアンレストラン。
名前の由来は建築年の「1877年」と、“日本文化と西洋文化を調和させる”という想いから名付けられたといわれています。
場所は京都市中京区、地下鉄「烏丸御池駅」から徒歩5分ほど。
外観は趣ある町家そのものですが、扉を開けると高天井と木の温もりが広がり、坪庭や土壁、古材を活かしたモダンな空間が出迎えてくれます。
観光客だけでなく、地元の人にも「居心地がいい」と評判のスポットです。
京町家×イタリアンの融合が生む新しい食体験
bonsai 1877の最大の特徴は、京都の旬の食材を取り入れた本格イタリアン。
ナポリ製の薪窯で焼き上げるピッツァを中心に、パスタや前菜、メイン料理まで丁寧に構成されています。
特に人気のピッツァは、生地が軽く香ばしいタイプ。
マルゲリータのようなシンプルなメニューでも、小麦の香りとトマトソースのバランスが絶妙で、「本格的なのに食べやすい」と多くの口コミで高く評価されています。
また、京都ならではの食材使いも魅力。
九条ねぎや賀茂なす、丹後産の魚介などが季節ごとに取り入れられ、イタリア料理ながら“京都の旬”を感じられるのが面白いところです。
ランチはプレートスタイルで提供され、パスタ、ピッツァ、ベジプレートなどから選べます。
ディナーではコース料理がメインとなり、「ライトプラン」「ボンサイプラン」など複数のコースが用意されており、飲み放題付きプランも人気。
グループ利用や女子会、会社の集まりなど、幅広いシーンに対応しています。
実際の利用者レビュー：味・空間・サービスを総まとめ
◆料理の満足度は高い
多くの利用者がまず口にするのは「料理が本格的で美味しい」という感想。
ピッツァやボロネーゼなどの定番メニューはもちろん、野菜をふんだんに使った前菜や彩り豊かなサラダプレートも人気です。
「どの料理も味のバランスが良く、素材の旨みを感じる」
「重たくなく、最後まで飽きずに楽しめる」
といった声が多く、食材の扱いにこだわりが感じられるという印象が目立ちます。
一方で、「ピッツァの提供に少し時間がかかった」といった意見もあり、混雑時には多少の待ち時間が発生するようです。
ただ、そのぶん焼きたての香ばしい香りと熱々の味わいは、待つ価値があるとの意見も多く見られました。
◆空間の居心地とデザイン性
bonsai 1877のもう一つの魅力は、京町家の情緒と現代的デザインの融合。
木の梁や障子を残しつつ、照明やインテリアは洗練されていて、まるで“京都の美術館にいるよう”だと表現する人もいます。
中庭（坪庭）が見える席もあり、昼は柔らかな自然光、夜はライトアップされた庭の景色を楽しめます。
この雰囲気の良さから、
「デートにぴったり」
「記念日に使いたい」
「観光の締めに落ち着ける場所だった」
など、シーンを問わず高評価です。
また、席数は約60席と十分な広さがあり、カウンター・テーブル・半個室がバランスよく配置。
静かすぎず賑やかすぎず、ちょうど良い距離感で食事ができると評判です。
◆スタッフとサービスについて
サービス面では、概ね好意的なレビューが多い印象です。
「スタッフの対応が丁寧で気持ちよかった」
「料理の説明が分かりやすく、会話も心地いい」
など、接客の質に言及する声が見られました。
一方で、ピークタイムや団体利用の際には「少しバタついていた」という感想も一部にあります。
とはいえ、全体的に落ち着いた雰囲気の中で安心して食事を楽しめるといえるでしょう。
SNSでも注目される“フォトジェニック”なレストラン
bonsai 1877は、InstagramやX（旧Twitter）などのSNSでも多くの投稿が見られます。
料理の見た目が美しいことに加え、町家の構造や坪庭が写真映えするため、京都観光の思い出としてシェアされることが多いようです。
特に女性やカップルの投稿が多く、
「和と洋のバランスが完璧」
「京都らしさとおしゃれさが共存している」
といったコメントも目立ちます。
中でもナポリピッツァのチーズがとろける瞬間や、ディナー時の間接照明の雰囲気を撮影した写真が人気。
料理を味わうだけでなく、“体験そのもの”を楽しむレストランとしての存在感を確立しています。
bonsai 1877のおすすめ利用シーン
口コミやレビューを踏まえると、以下のようなシーンでの利用がおすすめです。
- ランチで気軽に本格ピッツァを楽しみたいとき
観光の合間に立ち寄るのにもぴったり。手頃な価格で満足度が高いと評判。 - ディナーでしっかり食事を楽しみたいとき
コース料理で前菜からメインまでバランスよく味わえる。飲み放題プランもあり、友人との会食にも◎。 - 記念日やデートに雰囲気の良いレストランを探しているとき
照明や建築の美しさが特別感を演出。静かすぎない落ち着いた空間も魅力。 - 観光の締めくくりに京都らしい体験をしたいとき
町家の佇まいとイタリアンという意外な組み合わせが、旅の思い出を深くしてくれます。
bonsai 1877の評判から見える魅力の本質
多くのレビューに共通しているのは、**“空間と味の調和”**という言葉。
古き良き京都の建築を活かしつつ、現代の感性で再構築された料理と空間。
そのどちらもが主張しすぎず、互いを引き立て合っているのが、bonsai 1877が高く評価される理由でしょう。
また、京都という土地柄もあり、国内外の観光客にも人気。
英語対応のスタッフもおり、海外のレビューサイトでも好評を得ています。
「伝統とモダンの調和」というテーマが、国や文化を越えて共感を呼んでいるようです。
まとめ：bonsai 1877の評判を徹底調査して感じたこと
京都・烏丸御池にあるbonsai 1877は、
「町家で味わう本格イタリアン」という唯一無二の体験ができる場所でした。
料理は素材の良さを活かした上品な味わいで、見た目も華やか。
空間は伝統とモダンが見事に融合し、誰と訪れても満足できる雰囲気があります。
サービスも安定しており、観光客から地元の常連まで幅広く支持されているのも納得です。
京都らしい上質な空間で、美味しいイタリアンを楽しみたい人にとって、
bonsai 1877は間違いなくおすすめできる一軒。
次の京都旅では、五感で味わう「盆栽（bonsai）」のような繊細な食体験を、ぜひこの場所で体験してみてください。
