こんにちは。今回は、G-SHOCKの中でも特に人気の高い「GW M5610U 1BJF」について、実際の使い心地や機能、デザインの魅力をじっくりレビューしていきます。
このモデルは、クラシックなデザインと最新の機能が融合した“完成された定番”ともいえる一本。数多くのレビューでも高評価を集めており、長く愛用できる時計を探している方には要チェックのモデルです。
伝統を受け継ぐ角型デザインの魅力
まず一番に伝えたいのが、この時計のデザイン性。
GW M5610U 1BJFは、初代G-SHOCK「DW-5000C」の系譜を継ぐスクエア型デザインを採用しています。
角ばったフォルムに黒い樹脂ケース、そしてシンプルな液晶表示。この無骨さとミニマルさのバランスが絶妙で、G-SHOCKの原点を感じさせます。
特に全体をマットなブラックで統一している点がポイント。カジュアルな服装にはもちろん、シンプルなスーツスタイルにも自然に馴染みます。
どんな場面でも主張しすぎない、それでいて存在感のある一本。長年愛されてきた理由がわかります。
サイズ感と装着感：軽くて自然に馴染む
G-SHOCKというと「ゴツい」「重い」といったイメージを持つ人もいるかもしれませんが、GW M5610U 1BJFはその真逆。
サイズは縦46.7mm、横43.2mm、厚さ12.7mmと非常にコンパクト。重さもわずか52gしかなく、長時間着けていても疲れにくいのが特徴です。
樹脂バンドの柔らかさと軽さも相まって、装着感はとても快適。
「仕事中も違和感なく着けていられる」「寝るときも外さなくても気にならない」といったレビューも多く見られます。
腕時計としてのフィット感は、G-SHOCKの中でもかなり上位。初めてG-SHOCKを購入する人にもおすすめしやすい理由のひとつです。
タフソーラー搭載で電池交換いらず
このモデルの大きな魅力のひとつが「タフソーラー」。
太陽光や蛍光灯の光を吸収して充電する仕組みで、定期的な電池交換が不要です。
ソーラー充電というと、日常生活で十分に光を浴びる環境であればほぼフル稼働が可能。
長期の旅行やキャンプなどでも電池切れの心配がなく、安心して使い続けられます。
「数年間使っているけれど、一度も電池交換をしたことがない」というユーザーも多く、G-SHOCKらしい“メンテナンスフリー”な設計が光ります。
電波時計「マルチバンド6」で常に正確な時刻
もうひとつの注目機能が、世界6局の標準電波を受信して時刻を自動修正する「マルチバンド6」。
これにより、日本国内だけでなく北米、ヨーロッパ、中国などでも正確な時刻を維持できます。
手動で時刻を合わせる必要がないのは、日常的に使う上で非常に便利。
時計の基本である“正確さ”を完璧に担保してくれる点が、他のデジタルウォッチとの大きな違いです。
毎日身につける時計だからこそ、この「ズレない安心感」は非常に大きい。
精度を求める人にとって、この機能は大きな魅力でしょう。
見やすさと反転液晶の賛否
液晶表示は、黒地にグレーの数字を浮かび上がらせる「反転液晶」。
クールでスタイリッシュな見た目が人気ですが、視認性については好みが分かれるところです。
屋外でははっきりと見えるものの、室内では角度によって見えにくくなる場合があります。
このため、「デザインを取るか視認性を取るか」という選択になることも。
もし“とにかく見やすさ”を重視するなら、通常の液晶モデルを選ぶのもありです。
ただし、反転液晶ならではの精悍な印象はやはり魅力的で、ファッション性を求める人には高く支持されています。
機能性：日常使いからアウトドアまで対応
GW M5610U 1BJFは、シンプルながらも実用的な機能が充実しています。
- ワールドタイム（世界48都市＋UTC）
- ストップウォッチ
- カウントダウンタイマー
- 5つのアラーム
- フルオートカレンダー
- ELバックライト（オートライト機能付き）
これらの機能が全てこのサイズに収まっているのは驚きです。
特にワールドタイムは、出張や旅行の多い人には便利。ボタンひとつで現地時間を表示できるので、海外でも活躍します。
また、20気圧防水（200m防水）なので、雨や水仕事、プールなども問題なし。
「うっかり洗い物中に濡らしても平気」「海辺で遊んでも安心」といった声も多く、タフさはさすがG-SHOCKといったところです。
耐久性：まさに“タフ”の名にふさわしい
G-SHOCKといえば、やはり“壊れない時計”の代名詞。
GW M5610U 1BJFも例外ではなく、耐衝撃構造をしっかり備えています。
日常のちょっとした落下やぶつけても故障しない安心感は、G-SHOCKの魅力そのもの。
樹脂ケースとバンドの柔軟性が衝撃を吸収し、内部のモジュールをしっかり守ります。
「数年使っても外観がほとんど変わらない」「仕事現場でも壊れない」というレビューも多く、信頼性は抜群です。
使うほどに味が出る“育てる時計”
このモデルは新品のときはややマットな質感ですが、使い込むうちに独特の艶が出てきます。
樹脂素材ならではの経年変化を楽しめるのも、GW M5610U 1BJFの魅力のひとつ。
日常の中で自然に手に馴染み、自分だけの一本に育っていく感覚があります。
長く使うほど愛着が湧く時計、それがこのモデルです。
ネガティブポイントも正直に
完璧なように見えるGW M5610U 1BJFですが、あえて気になる点を挙げるなら次の通りです。
- 反転液晶は暗所ではやや見づらい
- バンドがやや硬めで、最初はフィット感に慣れが必要
- デザインがシンプルすぎると感じる人もいる
ただ、これらは慣れや好みに左右される部分でもあります。
デザインの無骨さも“G-SHOCKらしさ”と捉える人が多く、トータルで見ると満足度の高い時計といえるでしょう。
他モデルとの比較
同系統の「GW-M5610-1JF」と比較すると、今回の「U」付きモデルはモジュール（時計内部の制御基盤）が最新版にアップデートされています。
バックライトがLEDになり、操作性や視認性がさらに改善されている点も見逃せません。
また、同じ5600シリーズでも「GWM5610-1（海外モデル）」などがありますが、日本正規品の1BJFは安心の国内サポート付き。
品質面でも安心して選べるのが特徴です。
価格とコスパ
実売価格はおおむね2万円前後。
この価格で電波ソーラー、防水性能、ワールドタイム、そしてG-SHOCKの耐久性が手に入るのは、正直かなりコスパが良いです。
「初めてのG-SHOCKとして」「仕事用のセカンドウォッチとして」「アウトドア用の一本として」──どんな用途でも満足できる完成度です。
まとめ：GW M5610U 1BJFは“定番の完成形”
GW M5610U 1BJFは、G-SHOCKの伝統と進化を両立した名機です。
角型デザインの普遍的なかっこよさ、タフソーラーと電波時計による高い実用性、そして手頃な価格。
どれを取ってもバランスが良く、G-SHOCKの魅力を余すことなく体現しています。
使えば使うほど良さがわかる、飾らない実用時計。
派手さよりも信頼性や機能性を重視する人には、間違いなくおすすめできる一本です。
GW M5610U 1BJFのレビューを総括して
最後にもう一度まとめると、このモデルは「軽くて壊れない」「時刻が正確」「充電いらず」という、日常使いの理想をすべて満たしています。
視認性など一部に好みが分かれる部分はあるものの、トータルで見れば完成度は非常に高い。
長年愛され続ける理由がある、信頼のG-SHOCK。
もしあなたが「一生もののデジタルウォッチ」を探しているなら、GW M5610U 1BJFはその候補として間違いありません。
