横浜駅からすぐ、海風が心地よいベイクォーターの一角に誕生した「IKEA横浜ベイクォーター」。
2025年春のオープン以来、「駅近で便利」「小さいけれど楽しい」と話題を集めています。
この記事では、実際に訪問した体験やネット上の口コミをもとに、この店舗の魅力や注意点をまとめました。
駅直結の好立地、雨の日でも安心のアクセス
IKEA横浜ベイクォーターの魅力の一つは、何といっても立地の良さです。
JR横浜駅「きた東口A」から徒歩3分ほど。ペデストリアンデッキを通れば、信号を渡ることもなくベイクォーターまで直結しています。
「仕事帰りにふらっと寄れる」「買い物のついでに見に行ける」
そんな声が多く、従来の郊外型IKEAとはまったく違う利用スタイルを実現しています。
実際、IKEA港北(現IKEA横浜)のような大型店は、車で行って半日がかりの買い物が一般的でした。
それに比べると、ベイクォーター店は“暮らしのヒントを得るための小さなショールーム”という印象です。
コンパクトながらも見応えのある店内
店内は4階ワンフロア構成で、約600点の商品を取り扱っています。
IKEA全体では1万点近いアイテムを展開していますが、その中から都市生活者のニーズに合うものを厳選。
展示スペースには、狭い部屋でも快適に暮らす工夫を凝らしたルームセットが並びます。
「6畳ワンルームを北欧風に」「仕事スペースをすっきり収納」など、リアルなサイズ感の展示が多く、見ているだけで暮らしの想像が膨らむはずです。
来店者の口コミでも、「狭いけど工夫された展示が多くて参考になる」「デザインのヒントを得るのにちょうどいい」と高評価が目立ちます。
商品ラインナップは“雑貨中心+都市生活対応”
IKEA横浜ベイクォーターでは、家具よりも日常雑貨やインテリア小物が主役。
クッション、照明、収納ボックス、食器など、持ち帰りやすい商品が充実しています。
特に人気なのは以下のようなカテゴリです。
- 北欧テイストのファブリック・クッションカバー
- 機能的な収納アイテム(SKUBBシリーズなど)
- シンプルで手頃なキッチン用品
- かわいい観葉植物や造花
大型家具の展示も一部ありますが、現物を見られる種類は限られています。
そのため、「家具を買う目的なら郊外店」「雑貨やアイデアを探すならベイクォーター店」と使い分ける人が多いようです。
飲食スペースはなし、買い物に特化した都市型スタイル
IKEAといえばスウェーデンミートボールやホットドッグなどの軽食も人気ですが、横浜ベイクォーター店にはレストランやビストロはありません。
これについては少し残念という声もありますが、代わりにベイクォーター内にはカフェやレストランが充実しています。
買い物後に景色を眺めながら食事を楽しむのも、この立地ならではの過ごし方です。
また、同店ではオンラインストアで購入した商品の「店舗受け取りサービス」を実施。
車を持たない都市部の利用者にとって、送料をかけずに大型商品を受け取れるのは大きなメリットです。
サービスと支払い方法のポイント
支払いは現金・クレジットカード・スマホ決済に対応しています。
ただし、IKEAギフトカードや一部キャンペーンは利用対象外なので注意が必要です。
サービス面では次のような特徴があります。
- 店舗で見て、オンラインで注文可能
- 受け取りサービス(無料)あり
- 組み立てサービス・配送サービスは窓口で案内
都市型店舗という特性上、すべてのIKEAサービスが利用できるわけではありませんが、必要最低限のサポートは整っています。
口コミで分かる「良い点」と「気になる点」
良い点
- 駅からのアクセスが圧倒的に便利
- 雨の日でも濡れずに行ける
- 小さな空間でもおしゃれに暮らすヒントが多い
- 雑貨中心で軽くショッピングできる
- オンライン受け取りサービスが便利
気になる点
- 大型家具が少ないため比較検討がしづらい
- レストラン・ビストロがない
- 休日やオープン直後は混雑しやすい
- ギフトカードなど一部支払いが非対応
口コミ全体を見ると、満足度は高いものの「フルサービスのIKEA」を期待して訪れると少し物足りなさを感じる、という意見が目立ちます。
実際に訪問して感じたリアルな印象
平日の夕方に訪れると、館内は比較的落ち着いた雰囲気。
照明が柔らかく、ナチュラルカラーを基調とした店内はとても心地よい印象でした。
コンパクトながらも動線が整理されており、順路に沿って進むと自然に各カテゴリーを見て回れるよう設計されています。
特にベッドルームやワークスペースの展示コーナーは人気で、実際の生活を想定した空間演出が巧み。
スタッフの対応も丁寧で、商品の在庫やオンライン注文の方法を聞くとスムーズに案内してくれました。
全体的に“都市生活の新しいIKEA体験”を感じられる店舗です。
IKEA横浜(旧港北)との違いを比較してみる
IKEA横浜ベイクォーターと、郊外のIKEA横浜(旧港北)を比較すると、以下のような違いが際立ちます。
- 目的:港北店は「家具を買う」、ベイクォーター店は「暮らしのヒントを得る」
- 規模:港北店は巨大倉庫型、ベイクォーター店はショールーム中心
- アクセス:車 vs 駅直結
- 体験:長時間滞在型 vs 気軽に立ち寄る短時間型
どちらが良いかは目的次第ですが、都市型店舗としての完成度は高く、忙しい人や一人暮らし層にはベイクォーター店のほうが便利に感じるでしょう。
ベイクォーター全体での過ごし方も魅力
IKEAだけでなく、横浜ベイクォーター全体が“ちょっと特別な日常”を演出する場所です。
海に面したテラスや、ベイビューを望むレストラン、犬と一緒に過ごせるドッグテラスなどもあります。
IKEAでインテリアを見た後、テラスでコーヒーを飲む。
そんなゆるやかな時間の過ごし方も、このロケーションならではの楽しみです。
IKEA横浜ベイクォーターの口コミ評判と訪問体験のまとめ
IKEA横浜ベイクォーターは、「駅近で手軽に北欧デザインを楽しめる」都市型ストアとして、多くの人から支持を集めています。
大規模な家具の展示やレストランこそありませんが、コンパクトさと立地の良さが魅力です。
「今の部屋をもっと心地よくしたい」「新生活のイメージを膨らませたい」
そんな人にとって、この店舗はちょうどいいインスピレーションの場所になるはずです。
最後にもう一度まとめると――
- 横浜駅直結でアクセス抜群
- コンパクトでも見応えある展示
- 雑貨中心のセレクトで買いやすい
- 都会での“ミニIKEA体験”として完成度が高い
IKEA横浜ベイクォーターは、「立ち寄るたびに暮らしのヒントが見つかる場所」。
北欧デザインと横浜の開放的な雰囲気が融合した、新しいIKEAのかたちを体験してみてください。
