ポータブルスピーカーを探している人なら、一度は目にしたことがある「JBL GO」シリーズ。
その最新モデルが「JBL GO4」です。
この記事では、JBL GO4の音質・機能・使いやすさを中心に、実際に使ってわかった魅力や注意点を丁寧に解説していきます。
小さなボディに詰め込まれた進化 ― JBL GO4とは？
JBL GO4は、手のひらに収まるほどの超コンパクトBluetoothスピーカーです。
しかしその小ささからは想像できないほど、音に厚みと力強さを感じるのが最大の特徴。
JBL独自の「Pro Sound」技術により、低音から高音までバランスの取れたサウンドを楽しめます。
Bluetoothは最新のVer.5.3に対応。
通信の安定性が向上し、動画再生時の音ズレもほとんど感じません。
さらに、防水防塵性能はIP67等級。
プールサイドやお風呂場、キャンプなど、場所を選ばず音楽を持ち出せます。
デザインと持ち運びのしやすさ
初めて手に取ると、その軽さと質感に驚く人が多いでしょう。
約190gとスマートフォンより軽く、バッグやポケットにもスッと入ります。
マットな質感のボディは傷や汚れにも強く、アウトドア向けとしても優秀です。
デザインはJBLらしいシンプルで力強いスタイル。
正面には大きく「JBL」のロゴが入り、存在感を放ちながらも上品な印象を与えます。
カラーバリエーションも豊富で、ブラックをはじめポップなカラーまで展開。
ファッションアイテムとして持ち歩くのも楽しめます。
音質レビュー：小型でも想像以上の迫力
低音の厚みが圧倒的
JBL GO4の音を初めて聞くと、まず驚くのが低音の存在感。
サイズからは考えられない重低音が響き、テーブルや床に置くとしっかりと空気を震わせます。
ヒップホップやEDMなど、低音が重要なジャンルでもしっかりとリズムを刻みます。
中高音はクリアで抜けが良い
ボーカルの再現性も高く、音がこもらずにクリア。
アコースティックやポップスでは、声や楽器の輪郭がはっきりと感じられます。
一方で、高音域を強調しすぎることもなく、長時間のリスニングでも疲れにくいのが特徴です。
音量を上げても歪みにくい
多くの小型スピーカーは、音量を上げると歪みが出やすくなります。
しかしJBL GO4は、内部構造の改良により大音量でも安定した出力を維持。
屋外でもしっかりと音を広げてくれます。
アプリで音を自分好みにチューニング
専用アプリ「JBL Portable」を使えば、EQ（イコライザー）調整が可能です。
低音を控えめにしたり、中音を持ち上げたりと、自分の好みに合わせて細かく設定できます。
この機能のおかげで、音が「こもる」「低音が強すぎる」と感じる場合でもすぐに修正できるのが便利です。
また、アプリ経由でファームウェアアップデートもできるため、購入後も常に最新の機能を維持できます。
接続の安定性と操作性
ペアリングは非常に簡単で、電源を入れると自動的に前回のデバイスに接続。
Bluetooth 5.3の恩恵で通信の安定性も抜群です。
音途切れやノイズもほとんど発生しません。
本体上部には操作ボタンが配置されており、再生・一時停止・音量調整などを直感的に操作できます。
このシンプルなUIは、子どもから年配の方までストレスなく扱える設計です。
さらに、JBL GO4は**Auracast™**に対応。
同シリーズのスピーカーを複数台つなぎ、ステレオ再生やパーティーモードで音楽を共有できます。
これにより、小型スピーカーながらも空間全体を包み込む音響体験が可能になりました。
バッテリー持ちと充電性能
フル充電で最大7時間の連続再生が可能。
省電力モード「Playtime Boost」を使えば、最大9時間まで延長できます。
このサイズでは十分なバッテリー性能と言えるでしょう。
USB-C充電に対応しており、スマホと同じケーブルで充電できる点も便利。
充電時間は約3時間程度と比較的短く、モバイルバッテリーからの給電にも対応します。
防水・防塵でどこでも使える安心感
IP67の防水・防塵性能を備えているため、雨の日や砂浜でも安心。
誤って水に落としても問題なく動作します。
実際にプールサイドで使ったユーザーからも「水しぶきがかかっても大丈夫だった」という声が多く見られます。
アウトドアやキャンプ、バーベキューなど、外で音楽を流したい場面に最適。
耐久性と信頼性の高さは、JBLブランドならではの強みです。
JBL GO4の弱点と注意点
もちろん、完璧というわけではありません。
いくつかの弱点も正直に挙げておきます。
- 超小型のため、広い空間では音の広がりが物足りない
- 長時間の高音量再生ではバッテリーがやや早く減る
- 有線接続（AUX端子）は非対応
これらはサイズや設計上の制約からくるもので、用途を理解して使えば大きな問題にはなりません。
特に“自宅のサブスピーカー”や“外出先で気軽に音を楽しむ”目的なら十分な性能です。
JBL GO4とJBL GO3の違い
前モデル「JBL GO3」と比べると、JBL GO4は全体的にブラッシュアップされています。
- Bluetoothが5.1 → 5.3に進化
- バッテリー持続が6時間 → 最大9時間へ
- 音質チューニングがより自然でクリア
- Auracast™によるマルチスピーカー接続に対応
特に音の広がりと低音の厚みは、明確に向上しています。
小型スピーカーの限界を一歩超えた印象を受けるでしょう。
実際のユーザー評価
楽天市場やAmazonのレビューでは、総合評価が軒並み高く、5点満点中4.7〜5.0と非常に好評。
「サイズのわりに音が良すぎる」「お風呂でも安心して使える」「旅行にぴったり」など、満足度の高い口コミが多数見られます。
一方で、「充電しながら使えないのが惜しい」という声も一部にありました。
しかし、価格帯と性能を考えるとコスパの良さは群を抜いています。
JBL GO4はどんな人におすすめ？
- 外出先でも音楽を楽しみたい人
- お風呂やキッチンなど水回りで使いたい人
- 初めてBluetoothスピーカーを買う初心者
- JBLサウンドを気軽に体験したい人
音質・防水性・携帯性のバランスが非常に良く、日常からアウトドアまで幅広いシーンにマッチします。
手軽に“音のある暮らし”を楽しみたい人に、ぴったりの一台です。
まとめ：JBL GO4の実力を徹底レビューしてわかったこと
「JBL GO4 レビュー」として総括すると――
このスピーカーは、“小さくても妥協しない音”を求める人にこそおすすめです。
サイズからは想像できないほどの低音と広がり、洗練されたデザイン、使いやすいアプリ連携。
どれをとっても完成度が高く、日常使いからアウトドアまで頼れる存在です。
価格帯を考えれば、これほど多機能で音の良いモデルはなかなかありません。
「音楽をもっと身近に」というJBLのコンセプトを体現したスピーカー――それがJBL GO4です。
最後にひとこと。
ポケットサイズのJBL GO4は、“いつでもどこでも音楽を楽しむ自由”を与えてくれる相棒になります。
