茨城県・霞ヶ浦のほとりにある「JGM霞丘ゴルフクラブ」。首都圏からのアクセスも良く、自然に囲まれた開放感と、戦略性あるコース設計で人気を集めているゴルフ場です。
この記事では、実際に訪れたゴルファーの声や、施設の特徴、料金プラン、食事・サービスの評価までを徹底的に掘り下げます。
アクセスと基本情報
JGM霞丘ゴルフクラブは、茨城県稲敷市四箇に位置します。最寄りの「圏央道・稲敷IC」からは車で約15分。都心からでもおよそ1時間半程度で到着できるため、週末ゴルフにもぴったりの立地です。
電車の場合はJR取手駅からタクシーで約60分ほど。やや時間はかかるものの、駐車場は約250台と広く、車利用が主流になっています。
このゴルフ場は、JGMグループ(ジャパンゴルフマネージメント)が運営。JGM系列は関東を中心に複数のコースを持ち、いずれもコースメンテナンスや接客の質で定評があります。霞丘コースもその一つで、2024年にリニューアルされたクラブハウスは明るく清潔感のある空間に生まれ変わりました。
コース概要とプレースタイル
JGM霞丘ゴルフクラブは、東・南・西の3コース、全27ホールで構成されています。合計9,200ヤード超、パー108の丘陵コースです。
設計を手がけたのは手塚誠氏。霞ヶ浦湖畔の緩やかな丘陵地形を活かしながら、フェアウェイは広く、それでいて戦略性の高いホール構成になっています。
・東コース:フェアウェイが広く、伸び伸びと打てる開放感。
・南コース:比較的距離が短く、正確なショットが求められる。
・西コース:ドッグレッグやアップダウンが多く、戦略重視の上級者向け。
どのコースもGPSナビ付き電動カートでプレーできるので、快適なラウンドが可能です。全体的に距離が短めなため、女性やシニア層にも回りやすいと好評。初級者がステップアップを目指す練習コースとしても適しています。
クラブハウスと施設の魅力
リニューアル後のクラブハウスは、木目調と柔らかい照明が印象的。落ち着いた雰囲気の中に清潔感があり、ラウンド前後を心地よく過ごせる空間です。
フロントやロッカーの動線も整理され、初めて訪れる人でも迷わない設計になっています。
レストランでは和洋中の多彩なメニューが揃い、特にランチバイキングデーが人気。50種類以上の料理が並び、地元食材を使ったメニューも豊富です。ステーキやカレー、そば、デザートまで幅広く、食事目当てに訪れる常連もいるほど。
接客スタッフの対応も丁寧と評判で、「食事とサービスが他のゴルフ場よりレベルが高い」という口コミが複数見られます。
また、270ヤード・15打席の練習場も併設。スタート前の調整や、ラウンド後の打ち込み練習にも最適です。クラブハウス内にはプロショップや浴場、無料Wi-Fiなども完備されています。
利用者の口コミ・評価まとめ
JGM霞丘ゴルフクラブの利用者評価は、楽天GORAで平均4.1前後、ゴルフダイジェスト・アルバなど他サイトでも4点台を維持しています。
高評価のポイントとして多く挙げられるのが以下の点です。
- コースメンテナンスが良好
芝の状態が良く、雨上がりでもぬかるみが少ない。グリーンもよく整備されている。 - スタッフの対応が親切
受付からレストランまで丁寧でフレンドリー。初心者にも優しい対応が目立つ。 - コスパの高さ
プレー料金が手頃で、食事付きプランも充実。週末でも予約が取りやすい日が多い。 - アクセスと景観の良さ
筑波山を望むホールや霞ヶ浦を感じる開放的な風景が印象的。
一方で、いくつかの課題を指摘する声もあります。
- 「距離がやや短く、上級者には物足りない」
- 「休日は進行が遅れることがある」
- 「一部のホールで打ち込み待ちが発生する」
とはいえ、全体としては「気持ちよく回れる」「また行きたい」というポジティブな意見が多数を占めています。コースのバランスと価格帯を考えると、総合満足度はかなり高い部類に入るといえるでしょう。
料金と予約プランの傾向
料金は季節や曜日によって変動しますが、平日は8,000円前後、休日は1万3,000円前後が目安です。
直近では「昼食付き」「バイキングプラン」「セルフ・スループレー」など、目的に合わせて選べるプランが増えています。特に人気なのが、昼食付きのセルフプランと、早朝スループレー。コストを抑えて短時間でラウンドしたい人には最適です。
また、JGMグループ会員向けの特典やポイントシステムも用意されており、系列コースとの併用でお得にプレーできる仕組みも整っています。公式サイトや予約サイトでは随時キャンペーンが更新されているため、利用前にチェックしておくと良いでしょう。
戦略性とプレー体験
JGM霞丘ゴルフクラブの大きな魅力は、「誰でも楽しめる設計」でありながら、上達意欲を刺激する戦略性がある点です。
例えば東コースでは、広いフェアウェイに油断してドライバーを振り切ると、微妙な傾斜に捕まることがあります。南コースではショートアイアンの精度が求められ、西コースではティーショットの方向性がスコアを左右します。
距離は短めでも、ホールごとの個性が強く、単調さを感じさせません。プレーするたびに新しい発見があるという声も多く、リピーター率の高さにつながっています。初心者はもちろん、アベレージゴルファーにも挑戦意欲をかき立てるレイアウトです。
リニューアル後の進化と今後の展望
2024年のクラブハウス改修により、全体の雰囲気が大きく変わりました。以前はやや古さを指摘されていた施設も、現在はモダンで快適な空間に。
特に女性ゴルファーの満足度が上がったという口コミが増えており、「ロッカーやパウダールームが綺麗」「トイレが清潔で快適」といった意見が目立ちます。
また、会員権制度も再開し、正会員・平日会員の募集を行っています。地域密着型のクラブとして、地元プレーヤーを中心にコミュニティが形成されつつあります。JGMグループ全体としても、霞丘を中核拠点のひとつとして強化する方針を打ち出しています。
実際に訪れる前に知っておきたいポイント
・平日でも午前中は予約が集中するため、早めのエントリーがおすすめ。
・春と秋は芝のコンディションが最良で、特に紅葉シーズンは人気。
・風が強い日は霞ヶ浦特有の横風がプレーに影響することもある。
・食事重視の方は、バイキングデーや限定メニューの日を狙うと満足度が高い。
ゴルフだけでなく、周辺には温泉施設や観光地も多く、1日レジャーとしての楽しみ方も広がります。
総評:JGM霞丘ゴルフクラブは“コスパと快適性”のバランスが魅力
JGM霞丘ゴルフクラブは、都心からアクセスしやすく、手頃な料金で質の高いプレーを楽しめるゴルフ場です。
コースメンテナンス、食事、スタッフの対応、施設の快適さ――そのどれもがバランス良く整っており、特に初心者や女性ゴルファーに優しい環境が整っています。距離の短さを戦略性でカバーする設計も、リピーターが多い理由のひとつです。
これからラウンドデビューする人、仲間と気軽に楽しみたい人、そして練習を兼ねて回りたい人。どんな目的にも柔軟に応えてくれるのが、このクラブの魅力です。
次の週末は、霞ヶ浦の風を感じながら、JGM霞丘ゴルフクラブで一味違うプレーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
