西宮で話題のラーメン店「noodle house ら みょん」。
SNSや口コミでじわじわ人気を広げているこの店は、二郎インスパイア系ながら独自の個性が光る一軒です。
実際の口コミや訪問者の声をもとに、その味・雰囲気・特徴をじっくりレビューしていきます。
noodle house ら みょんとは？西宮の人気二郎系ラーメン
「noodle house ら みょん」は、兵庫県西宮市江上町にある二郎インスパイア系ラーメン店。
阪神西宮駅から徒歩6分ほどの場所にあり、JR西宮駅からもアクセスしやすい立地です。
外観はスタイリッシュで、黒を基調とした落ち着いた雰囲気。看板には「ら みょん」と小さく可愛らしい文字が並び、初めての人でも入りやすい印象です。
営業時間は昼と夜の二部制。平日は11:00～14:30、18:00～22:00。土日祝はランチ15:00まで営業しています。
定休日は木曜日。行列ができることもあるので、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。
メニュー構成と注文スタイルの特徴
この店のメニューはとてもシンプル。
メインは「ら みょん」と呼ばれるラーメンで、味のベースは大きく分けて2種類です。
- 白らみょん（塩ベース）
- 緑らみょん（醤油ベース）
麺の量はS・R・M・Lから選べるシステム。
「二郎系＝ボリューム満点」というイメージの通り、Sでも一般的なラーメン店の並盛以上の量があります。
お腹の空き具合に応じて慎重に選ぶのがポイント。
さらに特徴的なのが、注文時に「トッピングや味の好みを紙に記入する方式」。
一般的な二郎系でよくある「呪文スタイル」（例：ニンニクマシマシなど）を使わず、初心者でも安心してオーダーできます。
紙には「ニンニク・アブラ・野菜・味の濃さ・スープの温度」などの欄があり、チェックを入れるだけでOK。
女性客や初めての人にも親切なシステムです。
スープの味わい：濃厚なのに飲みやすい不思議なバランス
まず一口飲んで印象的なのが、豚骨ベースのしっかりとした旨味。
二郎系と聞くと「ドロっとした重たいスープ」を想像するかもしれませんが、「ら みょん」のスープは意外にもまろやか。
豚骨のコクがしっかりと感じられる一方で、鰹など魚介系の風味もほのかに香り、口当たりが軽い仕上がりです。
塩ベースの「白らみょん」は、豚骨の旨味にミネラル感が加わった優しい味。
醤油ベースの「緑らみょん」は、パンチの効いた深みと塩気が後を引く一杯。
どちらも脂の量や濃さを調整できるので、自分好みに仕上げやすいのが嬉しいポイントです。
口コミでも「濃厚だけどくどくない」「スープが意外と上品」という声が多く、一般的な“二郎系のヘビーさ”とは少し違った個性を持っています。
麺の存在感：太くてもちもち、スープとの絡みも絶妙
「noodle house ら みょん」の麺は、極太のストレート麺。
もっちりとした弾力があり、一口すするとしっかりと噛み応えが感じられます。
スープの塩気と脂をまとった麺が、口の中でしっかり主張してくるタイプです。
食べ進めるうちに、麺がスープを吸って少しずつ味が濃くなるのも楽しいところ。
スープとのバランスは絶妙で、後半になるほど旨味が増していく感覚があります。
麺量は標準のRサイズでもかなり多く、一般的なラーメンの1.5倍ほど。
M・Lサイズは大食いレベルなので、初回はSかRがおすすめ。
「お腹いっぱい食べたい」「ガッツリ食事を楽しみたい」という方には理想的なボリュームです。
チャーシューとトッピング：主役級の存在感
チャーシューは厚切りで、表面に香ばしい焼き目がついたタイプ。
箸で持つとホロっと崩れる柔らかさで、口の中で脂がとろけるよう。
一方で、日によってはパサつきを感じるという声もあり、焼き加減やロット差があるようです。
野菜はもやしとキャベツのミックス。
シャキシャキとした食感がスープの濃厚さを和らげ、全体のバランスを整えています。
ニンニクを加えると一気にパンチが増し、アブラマシにすると満足感が倍増。
二郎系らしさを存分に楽しみたいなら、トッピング調整は必須です。
店内の雰囲気と座席の様子
「noodle house ら みょん」の店内は、二郎系としては珍しいほど清潔で落ち着いた空間。
カウンター席が中心で、奥にはテーブル席もあり、合計13席ほど。
店内は明るく、油っぽさを感じさせない内装で、女性1人でも入りやすい雰囲気です。
BGMは控えめで、厨房の調理音が心地よく響きます。
おしゃれなラーメンバーのような空気感もあり、「がっつり系なのに居心地がいい」という声も多く聞かれます。
接客スタイルとお店の雰囲気
接客については口コミでも意見が分かれます。
多くの人が「説明が丁寧で親切」「初めてでも安心」と高評価をつける一方で、
「忙しい時間帯はややそっけない」「声かけが少ない」と感じる人も。
ただし、総じて見れば印象は良好。
紙オーダー方式やスムーズな配膳など、システムが整っているため、ストレスなく食事を楽しめます。
二郎系特有の“威圧感”を感じさせない点が、この店の大きな魅力といえるでしょう。
コスパと満足度：味・量ともに納得の一杯
価格は1000円前後と、ボリュームを考えるとコストパフォーマンスは高め。
トッピングや麺量を調整すれば、自分に合った一杯を楽しめます。
「この満足感でこの価格は安い」という声も少なくありません。
スープ・麺・具材すべてに手が込んでおり、味の完成度は高い。
ただ、豚骨が苦手な人や、あっさり系を好む人には少し重たく感じるかもしれません。
逆に「濃厚でがっつり」「満足感のあるラーメン」を求める人には、理想的な一杯になるでしょう。
初心者にもおすすめできる“やさしい二郎系”
「noodle house ら みょん」は、いわゆる“ガチ二郎系”と比べると、かなり入りやすく、味の方向性もマイルド。
強烈な塩気や脂感が抑えられ、バランスの良い仕上がりです。
そのため、二郎系デビューにもぴったり。
また、女性客の来店も多く、SNSでは「清潔感があって居心地が良い」「デートでも使える」との声もあります。
“食のエンタメ感”がありつつも、日常的に通いたくなるラーメン店という位置づけです。
noodle house ら みょんの味や雰囲気を体験してみて
西宮の「noodle house ら みょん」は、二郎系の豪快さと現代的な洗練を両立した稀有なラーメン店。
濃厚なのに後味はすっきり、ボリューム満点なのに女性でも入りやすい。
二郎系のイメージを覆すような、優しさのある一杯がここにはあります。
初めて訪れる人は、ぜひ白らみょんか緑らみょんをベースに、ニンニクとアブラを少し加えてみてください。
その一口目のインパクトと、食べ進めるうちに深まる旨味にきっと驚くはずです。
西宮で「がっつりだけど上品な一杯」を探しているなら、「noodle house ら みょん」は外せない存在です。
豚骨のコクと魚介の香り、太麺の力強さ、そして居心地の良さ。
どれをとっても、他にはない魅力が詰まった名店です。
