スマートウォッチ選び、どれを買えばいいのか迷いますよね。最近登場した「Redmi Watch 5」は、Xiaomiが手がける最新モデルとして注目を集めています。価格は1万円台前半とお手頃。それでいて大型AMOLEDディスプレイ、GPS、長時間バッテリー、健康管理まで全部入り。
実際の使い心地や機能を、ユーザー目線で徹底レビューしていきます。
Redmi Watch 5とは?スペックと特徴をざっくり紹介
Redmi Watch 5は2025年に登場したXiaomiの最新スマートウォッチです。前モデルよりディスプレイが大きく、デザイン性も向上。高輝度AMOLEDパネルを採用しており、屋外でもくっきり見えるのが特徴です。
主な仕様をまとめると以下の通りです。
- ディスプレイ:2.07インチ AMOLED
- 解像度:480×480ピクセル(高精細表示)
- バッテリー持続:最大24日間(通常使用)
- 防水性能:5ATM(50m防水)
- 測定機能:心拍数・血中酸素・ストレス・睡眠など
- GPS:マルチGNSS対応(スマホなしで位置記録OK)
- 対応OS:Android / iOS
- 操作:タッチ+クラウンボタン
- 接続アプリ:Mi Fitness
この価格帯でこれだけ揃っているモデルは珍しく、まさに「コスパ特化型スマートウォッチ」と言える存在です。
デザインと装着感|シンプルだけど存在感あり
第一印象は「スクエア型のApple Watchライクなデザイン」。角の丸みが滑らかで、ベゼルもかなり薄め。チープさを感じさせない仕上がりになっています。
メタルフレームが使われているので、見た目の高級感は想像以上。実際に手に取ると軽く、約37gと長時間つけていても負担が少ないです。
純正バンドは柔らかいシリコン素材で肌あたりがよく、汗をかいてもベタつかないのもポイント。カジュアルにもビジネスにも馴染むデザインです。
ただしクラウン操作は少し感度が良く、誤タップすることがあるという声もあります。慣れるまでは少し注意が必要です。
ディスプレイ性能|2.07インチの迫力と見やすさ
Redmi Watch 5の最大の魅力は、2.07インチという圧倒的な画面サイズ。前モデルから約20%拡大されており、視認性が格段に上がりました。
発色も鮮やかで、AMOLEDらしい深い黒と高コントラストが特徴です。
日差しの強い屋外でも視認性がしっかり確保され、通知や時刻、ワークアウトのデータもはっきり見えます。
さらにウォッチフェイスは数百種類が用意されており、スマホアプリから自由に変更可能。デザインの幅が広く、気分やシーンに合わせてカスタマイズを楽しめます。
バッテリーの持ち|充電を忘れるレベルの長寿命
Redmi Watch 5は、省電力設計と大容量バッテリーの組み合わせで最大約24日間の連続使用が可能です。
実際に2週間ほど使っても残量が50%以上残っていたというレビューも多く、充電ストレスが少ない点が非常に好評です。
GPSや常時心拍計測をオンにしても1週間以上持つため、旅行や出張にも安心。
マグネット式の充電端子でケーブルを近づけるだけで充電でき、1回の充電時間も約2時間と短めです。
「充電を気にせず使いたい」という人にはピッタリの設計です。
ヘルスケア機能|日常の健康管理に最適
スマートウォッチの核心ともいえる健康管理機能。Redmi Watch 5はここにも力を入れています。
- 心拍数の常時計測
- 睡眠ステージの自動解析(深い眠り・浅い眠り・レム睡眠)
- 血中酸素濃度(SpO₂)測定
- ストレスレベル表示
- 呼吸エクササイズ案内
心拍データの精度も上がっており、安静時・運動時の変化が滑らかに記録されます。
睡眠の質や入眠時間もグラフでわかりやすく可視化され、起床後にチェックするだけで前日の体調を振り返れます。
また、アプリ「Mi Fitness」と連携すれば、過去のデータを週・月単位で管理でき、生活リズムの改善にも役立ちます。
医療機器ではないため診断目的には使えませんが、毎日の体調把握には十分すぎる精度です。
スポーツ・ワークアウト機能|150種類以上に対応
運動トラッキング機能も非常に充実しています。
ウォーキングやランニング、サイクリング、ヨガ、筋トレ、水泳など、150種類以上のスポーツモードを搭載。
特にGPS搭載により、スマホなしで走行ルートや距離を記録できるのが魅力。
ランニングのペースや心拍の推移もリアルタイムで表示されるため、トレーニングの質を高められます。
また、5ATM防水なのでプールでの使用もOK。水泳モードではストローク数や消費カロリーも自動記録してくれます。
普段使いから本格トレーニングまで、幅広い層に対応できる万能型です。
通知・スマート機能|日常の小さな手間を減らす
Redmi Watch 5はスマホと連携させることで、LINEやメール、着信通知をリアルタイムに表示できます。
文字が大きく読みやすいため、ちょっとした確認ならスマホを取り出す必要がありません。
音楽コントロール機能もあり、再生・一時停止・曲送りが手元で操作可能。
さらにウォッチ内に音楽データを保存できるので、Bluetoothイヤホンを接続すればスマホなしでも音楽を楽しめます。
他にもアラーム、天気、コンパス、タイマーなど日常ツールが一通り揃っており、生活リズムを整える相棒として活躍します。
アプリ連携と操作感|「Mi Fitness」でシンプル管理
スマートフォンとの接続には「Mi Fitness」アプリを使用します。
ペアリングは簡単で、QRコードを読み取るだけ。アプリ内ではウォッチフェイスの変更、通知設定、健康データの確認がすべて行えます。
UIは直感的で、グラフ表示も見やすい設計。操作レスポンスも滑らかで、スクロールやスワイプにストレスがありません。
ただし外部アプリの追加インストールは非対応。必要最低限の機能に絞られているため、拡張性より「使いやすさ重視」の印象です。
実際の使い心地|コスパの高さが光る完成度
数週間使って感じたのは「この価格でここまでやれるのか」という驚き。
高級スマートウォッチのような派手な機能こそありませんが、必要な要素はすべて揃っています。
特に評価したいのは以下の3点です。
- 圧倒的な電池持ち
- 見やすく美しい大画面ディスプレイ
- 健康・運動データの精度と安定性
また、価格が手頃なので初めてのスマートウォッチにもおすすめ。
「通知確認・健康管理・軽い運動記録」など、日常のサポート用途には最適な一台です。
気になる点・注意点
どんな製品にも課題はあります。Redmi Watch 5の気になる点を挙げると次の通り。
- クラウン操作の感度がやや高い(誤操作しやすい)
- 外部アプリが追加できない
- 通話機能は非搭載(通知のみ)
- 充電ケーブルが専用設計のため、予備を持っておくと安心
これらは価格とのバランスを考えれば許容範囲。機能を詰め込みすぎず、シンプルで使いやすい点がむしろ魅力とも言えます。
価格とコスパ|1万円台でこの完成度は強い
販売価格はおよそ14,000〜15,000円前後。
GPS搭載、AMOLED大画面、長寿命バッテリーという構成を考えると、非常にコストパフォーマンスが高いです。
同価格帯ではAmazfit BipシリーズやHUAWEI Band 9などが競合しますが、画面サイズ・デザイン・操作性の面でRedmi Watch 5が一歩リードしています。
「できること」と「価格」のバランスが取れた、まさに“ちょうどいいスマートウォッチ”です。
Redmi Watch 5レビューまとめ|日常をスマートに変える一台
ここまで紹介してきた通り、Redmi Watch 5は
・見やすく美しい大画面
・驚くほど長持ちするバッテリー
・健康・運動データの高精度なトラッキング
を実現した高コスパモデルです。
最新機能をフルで求めるハイエンド志向の人には物足りないかもしれませんが、
「日々の健康管理」「通知チェック」「軽いワークアウト」を目的にする人には、間違いなく満足できる一本。
手頃な価格で生活をちょっとスマートにしたい人に、Redmi Watch 5はまさに最適な選択肢です。
