RGガンダムVer2の塗装・可動性を含めた詳細レビュー

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ガンプラの中でも特に人気の高い「リアルグレード(RGシリーズ)」シリーズ。その中でも今回紹介する「RGガンダムVer2.0」は、14年ぶりにリニューアルされた待望の新バージョンです。可動性、ディテール、塗装のしやすさ、そして全体の完成度まで、すべてが大幅に進化しています。この記事では、実際に組み立て・塗装を行いながら感じた魅力を、じっくりレビューしていきます。


RGガンダムVer2とは?14年越しの進化版

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0」は、2024年8月に発売されたモデルです。初代RGガンダムVer1.0(2010年発売)から14年ぶりの刷新ということで、ガンプラファンの間でも発売前から話題になっていました。

価格は3,850円(税込)。RGシリーズらしく1/144スケールながら、内部構造の密度や表面ディテールの作り込みはマスターグレード(MG)にも匹敵します。最大の進化ポイントは、内部フレームと可動構造の刷新。従来の「アドヴァンスドMSジョイント」が廃止され、新たにセミモノコック構造をベースとした内部設計が採用されています。

これによって、ポージングの自由度や安定性が格段に向上。RGガンダムVer1.0ではポロリ(パーツが外れやすい現象)が頻発していましたが、Ver.2.0ではそうしたストレスがほとんど感じられません。


組み立ての印象:精密ながらもストレスフリー

RGシリーズは「細かくて難しそう」と思われがちですが、Ver.2.0はパーツ精度が非常に高く、説明書どおりに進めれば組み立てがスムーズに進みます。ゲート処理もアンダーゲート仕様が多く、切り離し跡が目立ちにくいのが嬉しいポイント。

フレーム構造は細かく分割されているものの、パーツ同士の噛み合わせがしっかりしており、作っていて「カチッ」とはまる気持ち良さがあります。素材にはKPSが使用されており、やや硬めの質感ですがその分しっかりとした安定感を感じます。

特に印象的なのが、コア・ブロックの組み立て工程。ここは細かいパーツが多く、RGシリーズらしい緻密な設計を感じられる部分です。変形機構を備えたコア・ファイターもリアルで、キャノピー開閉やランディングギアの展開も再現されています。


可動性レビュー:RG史上最高レベルの自由度

RGガンダムVer2.0の最大の魅力は、間違いなくその「可動性」です。

関節構造が大幅に見直され、脚部・腕部の可動域は驚くほど広がっています。膝や肘はしっかり180度近くまで曲がり、装甲パーツも関節に合わせて連動してスライド。自然な動きとメカらしさを両立しています。

腰や胸部の可動も優秀で、腹部からひねり動作が可能。従来は腰回りが固く、前後スイングが難しかったのですが、Ver2では大きく前屈・反り姿勢を取ることができます。上半身と下半身が分離せず、全体の重心バランスを保ったまま動く感覚です。

肩関節は新構造で、前後スイングと上方向への引き出し可動が可能。これにより、ビーム・ライフルを両手で構えるポーズも自然に決まります。首も上下・左右に大きく動くため、視線演出がしやすいのもポイントです。

さらに股関節には可動ロック機構があり、片脚立ちやアクションベースを使った空中ポーズでもバランスを崩しにくくなっています。RGシリーズの中でも、Ver.2.0は動かして楽しいモデルの筆頭です。


外観とディテール:塗装なしでも完成度が高い

素組みの時点で非常に完成度が高く、「これ塗装してないの?」と思えるほどの見栄えです。

成形色による色分けが優秀で、白の装甲部分は3トーン構成。赤・青・黄色も鮮やかに再現され、パーツごとの分割が細かいおかげで陰影が自然に出ます。ディテールも緻密で、スジ彫りやメカモールドが適度に入り、1/144スケールながら圧倒的な情報量です。

ただし、バルカン砲やスラスターなど一部は単色成形のため、部分塗装をするとグッと引き締まります。特に頭部の目元まわりはスミ入れやトップコートで立体感を出すと印象が変わります。

付属のリアリスティックデカールも高品質。貼るだけで情報量が増し、完成後の印象がワンランク上がります。デカールの配置も細かく指定されており、貼り付ける工程自体が楽しいです。


塗装・仕上げのポイント

素組みでも十分ですが、塗装を施すとさらにRGガンダムVer2.0の完成度が際立ちます。

白パーツは「クールホワイト」や「ライトグレー」で微妙にトーンを変えると、装甲の立体感が増します。青と赤は成形色が鮮やかなので、あえて半光沢トップコートで質感を統一すると落ち着いた印象に。メタリック部分にはシルバーやアイアンカラーを差すと、メカ感がより際立ちます。

関節部やフレーム部分はガンメタ系で塗装するのがおすすめ。KPS素材は塗料の乗りがやや弱いため、プライマーを吹いてから塗装すると安定します。

トップコートはつや消しでも半光沢でも好みでOKですが、リアリスティックデカールを貼る場合は半光沢仕上げが最適。シールの段差が目立ちにくく、全体の統一感が出ます。


付属品とギミック:プレイバリューの高さも魅力

付属品はビーム・ライフルハイパー・バズーカシールドビーム・サーベル×2と非常に充実。どれも保持力が高く、しっかりとポーズが決まります。

特にビーム・ライフルはグリップが可動式で、腕とのフィット感が抜群。ハイパー・バズーカはバックパックに装着可能で、劇中さながらのスタイルが楽しめます。シールドも連結機構が改良され、持ち手と腕マウントのどちらでも取り付け可能です。

さらに、コア・ファイターの変形ギミックも健在。コア・ブロックへの変形はスムーズで、内部メカの精密さに驚かされます。1/144スケールでここまで再現しているのは、さすがRGシリーズといえるでしょう。


Ver1.0との違いを比較

旧作のRGガンダムVer1.0は、当時としては画期的でしたが、今振り返ると関節の緩さやポロリの多さが欠点でした。Ver2.0ではこれらがほぼ完全に解消されています。

まず、アドヴァンスドMSジョイントが廃止され、可動パーツが独立設計になったことで関節がしっかり保持されます。さらに装甲と内部フレームが連動して動くため、リアルな動作が自然に再現できます。

見た目の印象も大きく変化。RGガンダムVer1.0はシャープでややアニメ寄りの造形でしたが、Ver2.0はリアル寄りで立体感が増しています。特に脚部のラインは実在感があり、全体のバランスが洗練された印象です。


総評:RGガンダムVer2は“動かして飾れる”究極の1/144

総合的に見て、「RGガンダムVer2.0」はRGシリーズの中でも傑作といえる完成度です。可動・造形・塗装の自由度、どれを取ってもバランスが取れています。

初心者でも組みやすく、上級者なら塗装やデカールで自分好みに仕上げられる。どんなビルダーにもおすすめできる万能キットです。コア・ファイターの変形や各種ギミックも楽しく、単なるディスプレイモデルにとどまらない“遊べるRGシリーズ”になっています。

「動かして楽しい」「見て美しい」「作って満足できる」――これがVer2.0の本質です。初代RGガンダムVer1.0を持っている人にも、ぜひその違いを体感してほしいと思います。


まとめ:RGガンダムVer2の塗装・可動性を含めた詳細レビューの結論

RGガンダムVer2.0」は、14年の時を経て誕生した新時代のスタンダード。可動域の広さ、構造の安定性、そして塗装による表現の幅広さ、どれを取っても非常に完成度が高いキットです。

塗装を楽しみたい人も、素組みで手軽に飾りたい人も満足できるバランス型モデル。これからRGシリーズを始める人にも最初の一体としておすすめできる存在です。

ガンプラの原点にして最新形――それが「RGガンダムVer2.0」。
可動性と塗装表現の進化を、ぜひ自分の手で体験してみてください。

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