ゲーミングモニターを探していると、必ずといっていいほど名前が挙がるのが東芝レグザブランドの「RM G245N」。価格は2万円台と手頃ながら、180Hzの高リフレッシュレートや1ms応答速度、IPSパネル搭載など、上位モデル顔負けの性能を持つモデルです。この記事では、実際の使用感や特徴、メリット・デメリットを交えながら、RM G245Nの魅力を徹底的に掘り下げていきます。
REGZAブランドが手掛けるゲーミングモニターとは?
REGZAといえばテレビのイメージが強いですが、近年はゲーミングディスプレイにも力を入れています。RM G245Nはその中でも「コスパ重視」かつ「初心者でも扱いやすい万能機」として位置づけられたモデルです。
テレビ開発で培った映像技術を応用しており、単に高リフレッシュレートを実現するだけでなく、色再現や階調表現にもこだわっています。つまり、ゲームはもちろん映画や動画視聴でも満足できる設計になっているのが特徴です。
基本スペックとデザインの特徴
RM G245Nは23.8インチのフルHDディスプレイ。IPSパネルを採用しており、広い視野角と自然な色合いを実現しています。TNパネルのように見る角度で色が変わることもなく、どの方向からでも見やすい画面です。
最大リフレッシュレートは180Hz、応答速度は1ms(GTG)。滑らかな映像表示と高速な応答性能を両立しています。さらにAdaptiveSyncに対応しており、ティアリングやスタッタリング(映像のカクつき)を防ぐことで、安定したゲーム体験が可能です。
デザインはシンプルで無駄がなく、黒を基調としたスタンダードな外観。スタンドはチルト調整に対応しており、視線の高さに合わせて角度を微調整できます。VESAマウントも備えているため、モニターアームとの組み合わせも自由です。
色再現と画質:Fast IPSが生み出す鮮やかさ
RM G245Nが高く評価されている理由のひとつが、IPSパネルによる高い色再現性です。sRGBカバー率99%、DCI-P3カバー率90%以上というスペックは、価格帯を考えると非常に優秀です。
明るいシーンでは白飛びが少なく、暗部では黒がしっかり沈むため、映像のコントラストがくっきりと出ます。HDR10にも対応しており、明暗差の激しいゲームや映画でも、階調の自然さを損なわずに表現可能です。
動画視聴や写真編集など、ゲーム以外の用途にも十分対応できるバランスの良さが魅力です。色ムラも少なく、発色が落ち着いているので長時間の使用でも目が疲れにくい印象を受けます。
ゲーミング性能:180Hz×1msが生む圧倒的な滑らかさ
ゲーミングモニターとしてのRM G245Nの最大の魅力は、180Hzの高リフレッシュレートと1msの応答速度。この組み合わせにより、FPSやTPS、レースゲームなど動きの速いジャンルでも非常に滑らかな映像が楽しめます。
特に、144Hzモニターからの買い替えを検討している人には違いがはっきりと体感できるでしょう。マウスの動きやカメラのパン操作がより自然に感じられ、照準合わせもスムーズ。遅延を感じさせないレスポンスは、競技性の高いゲームをプレイするユーザーにとっても十分満足できるレベルです。
AdaptiveSync機能が有効に働くため、GPU出力とのズレによるティアリングも軽減。グラフィックカードを選ばず快適なプレイ環境を構築できます。
多彩な映像モードで幅広いジャンルに対応
RM G245Nには7種類の映像モードが搭載されています。
ゲームジャンル別に最適化されたプリセットを用意し、ワンタッチで切り替え可能です。
- FPSモード:暗部を強調し、敵の姿を認識しやすく調整
- RTS/RPGモード:色彩のコントラストを強め、立体感を演出
- MOBAモード:キャラクターやUIが見やすい配色に最適化
- 映画/スポーツモード:滑らかさと鮮明さを重視した設定
- 標準モード:作業やブラウジングなどの一般用途に最適
さらに、暗い場面を見やすくする「暗部強調」や、照準マークを画面中央に表示する「クロスヘア表示」など、ゲーマー向けの細かな機能も搭載しています。これらは実際のプレイ時に違いを感じやすく、特にFPSプレイヤーからの支持が厚いポイントです。
接続端子と使い勝手
入力端子はHDMI×2、DisplayPort×1の計3系統。PCと家庭用ゲーム機、さらに別のデバイスを同時接続しても、ボタンひとつで簡単に切り替えられます。
また、3.5mmイヤホンジャックも備えており、外部スピーカーやヘッドホンの接続もスムーズです。
ただし、このモデルには内蔵スピーカーが搭載されていません。そのため、音声出力にはヘッドホンや外部スピーカーを別途用意する必要があります。この点は人によって評価が分かれる部分ですが、音質にこだわりたいユーザーにとってはむしろ自由度が高いとも言えます。
実際の使用感とユーザー評価
ユーザーレビューでは、「画質が想像以上に良い」「滑らかでストレスがない」といった肯定的な声が多く見られます。
とくに180Hz対応の滑らかさや発色の良さを評価する意見が多く、価格以上のパフォーマンスを実感する人が目立ちます。
一方で、「スタンドの安定感がやや弱い」「OSDメニューの操作性が少し分かりづらい」といった指摘も見られます。とはいえ、VESA対応やリモコン操作によりカスタマイズ性が高いため、致命的な欠点とはいえません。
総合的な満足度は非常に高く、価格帯を考慮すればコスパの高さはトップクラスといえます。特に初めてゲーミングモニターを導入する人や、サブモニターとしても使いたいユーザーにとって理想的な選択肢です。
RM G245Nの長所と短所を整理
長所
・180Hzリフレッシュレートと1ms応答で快適なゲームプレイ
・IPSパネルによる鮮やかな発色と広い視野角
・AdaptiveSync対応で映像のカクつきを抑制
・HDR10対応で映像コンテンツにも強い
・多彩な映像モードと暗部強調・照準表示機能
・VESA対応で設置の自由度が高い
短所
・スピーカー非搭載(外部出力必須)
・スタンドの安定性がやや控えめ
・メニュー操作が少し複雑
・240Hzなどの上位モデルと比べると極端な速さはない
それでも、この価格帯でこれだけの機能が詰まっている点は特筆すべきです。いわば“コスパモンスター”的存在として注目されています。
RM G245Nはこんな人におすすめ
RM G245Nは、ゲーミング初心者から中級者まで幅広く対応できるモデルです。
特に以下のような方に向いています。
- FPS/TPS/アクション系ゲームを快適にプレイしたい人
- 色の正確さを重視しつつも手頃な価格を求める人
- 動画視聴や普段使いも兼ねたい人
- デュアルモニター環境を構築したい人
- ゲーム用モニターを初めて購入する人
また、仕事や学習用途にも使える落ち着いたデザインで、インテリアに自然に溶け込みます。ゲーミングモニターにありがちな派手なライティングがないのもポイントです。
まとめ:RM G245Nは価格以上の満足度を誇る万能モニター
RM G245Nは、「手軽に高性能ゲーミング環境を整えたい」というニーズに見事に応えたモニターです。
180Hzのリフレッシュレート、1ms応答、IPSパネルの高画質、HDR対応と、2万円台とは思えないほどの機能が凝縮されています。
確かに内蔵スピーカーがない点やスタンドの作りにやや簡易さはありますが、それを補って余りある快適性と映像美を提供してくれます。初めてゲーミングモニターを導入する人にも、サブモニターとして使いたい上級者にも、自信を持っておすすめできる一台です。
高性能ながら手に取りやすい価格帯で、日常もゲームもワンランク上の体験をしたい人にはぴったり。
「RM G245Nの性能や使い勝手を徹底レビューで解説」──このモデルがなぜ人気を集めているのか、その理由は実際に使えばすぐに実感できるはずです。
