最近、「無印のせいろが売ってない」「どこにも見当たらない」という声をよく見かけます。ネットストアでも検索に出てこなかったり、店頭でも棚が空になっていたりして、「もしかして販売終了?」と不安になる方も多いようです。
この記事では、無印良品のせいろがなぜ見つからないのか、その背景と現在の販売状況、そして再販や代替商品の可能性についてわかりやすく解説していきます。
「無印のせいろが売ってない」と言われる理由
まず結論から言うと、「完全に販売終了した」というわけではありません。
ただし、旧モデルが終了し、新しいモデルへ切り替わったこと、さらに人気による品薄が重なった結果、「売ってないように見える」状態になっているのです。
具体的な理由を順に見ていきましょう。
1. 旧モデル「竹のせいろ」が販売終了した
無印良品では、以前「竹のせいろ」という商品名で蒸し器を販売していました。
しかしこの旧モデルはすでに生産・販売が終了しており、公式サイトでも「店頭での販売を終了しました」と案内が出ています。
このため、旧モデルを探している人は「どこにもない」と感じてしまうのです。
2. 現在は「竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 小」や「竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 大」という新モデルにリニューアル
旧モデルの販売終了と入れ替わる形で、2024年頃から新シリーズ「竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 小」や「竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 大」が登場しました。
竹の質感や使いやすさはそのままに、サイズや仕様を見直してリニューアルされたモデルです。
サイズは主に「小(約18cm)」と「大(約23cm)」の2種類で、蓋や受け台などは別売りになっています。
価格も手頃で、蒸し料理だけでなくパンの温めや野菜の調理など、幅広い用途に対応しています。
3. 人気による売り切れ・入荷待ちが続いている
新モデルの「竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 小」や「竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 大」は発売直後から話題になり、SNSでも「無印のせいろが最高!」「蒸し野菜がふっくら仕上がる」と口コミが拡散しました。
その影響で、一時的に在庫が全国的に品薄となり、公式サイトでは「ネット注文停止」「店頭在庫のみ」という状態が続いています。
特に冬場や健康志向が高まる季節は需要が集中するため、店舗によっては入荷してもすぐ完売してしまうケースもあります。
4. ネット販売が限定的で探しづらい
もう一つの理由は、オンライン販売が制限されていること。
現在、公式ネットストアでは「店舗での購入をお願いします」と表示されており、通販では取り扱いが一時的に停止しているようです。
そのため「ネットで探しても出てこない」「カートに入れられない」と感じる方が多いのです。
一方で、実店舗によっては少量の在庫が入荷している場合もあり、運が良ければ購入できます。
無印のせいろは本当に販売終了したのか?
ここで改めて整理しておきましょう。
- 旧モデル(竹のせいろ) → 販売終了
- 新モデル(竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 小、竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 大) → 販売継続中(ただし品薄)
つまり、「無印のせいろが売ってない=販売終了」ではなく、「旧モデルが終わり、新モデルが在庫不足」という構図なのです。
この点を理解しておくと、「もう買えない」と焦る必要はありません。
なぜここまで人気が高まっているのか
せいろがこれほど注目されているのには理由があります。
一番の魅力は「蒸すだけで食材が驚くほどおいしくなる」という点。
油を使わず、野菜やお肉のうま味を逃さずに調理できるため、健康志向の高まりとともに人気が再燃しています。
SNSでは「野菜が甘くなる」「冷凍ごはんがふっくら蘇る」「洗い物が少ない」といったレビューが多く、手軽に使える調理器具として幅広い層から支持を得ています。
特に無印のせいろは見た目もシンプルでインテリアになじみやすく、キッチンに出しっぱなしでも絵になるデザインが人気のポイントです。
「竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 小」「竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 大」の特徴と使い勝手
実際の使い心地についても触れておきましょう。
- 素材:天然の竹を使用。香りがほんのり移り、食材の風味を引き立てます。
- 構造:底面は均一に蒸気が通るよう設計されており、ムラなく加熱。
- サイズ展開:小(約18cm)は一人分の蒸し料理に、大(約23cm)は家族用やまとめ調理に向いています。
- 別売りアイテム:蓋・受け台・シリコーンシートなどを組み合わせることで、鍋やフライパンにもセット可能。
また、使った後は軽く水洗いしてよく乾かすだけ。天然素材のため、長く使うほどに風合いが増していきます。
一方で、竹製品特有の「ささくれ」「色ムラ」が出る場合もあるので、使う前に軽く水で湿らせておくと割れ防止になります。
せいろが買えないときの代替・再販情報
それでも「店頭に行ってもない」という場合は、いくつかの選択肢があります。
1. 再入荷を待つ
無印良品では人気商品を定期的に再入荷することが多く、せいろも例外ではありません。
公式サイトでは再入荷通知機能が用意されているので、気になる方は登録しておくと便利です。
ただし入荷後すぐに売り切れることもあるため、通知が届いたら早めにチェックしましょう。
2. 他社ブランドのせいろを検討する
もし無印ブランドにこだわらない場合は、他社製の竹せいろもおすすめです。
例えば中華料理器具の老舗ブランドや、国産の手作り竹せいろなども人気があります。
無印のせいろは直径18〜23cmなので、同じサイズを選ぶと代替として使いやすいです。
また、木製・ステンレス製など素材違いのものを選ぶと、お手入れが簡単で長持ちするというメリットもあります。
3. 店舗在庫をこまめにチェック
公式ネットストアで「在庫なし」となっていても、実店舗には残っていることがあります。
無印良品アプリを使えば、自分がフォローしている店舗の在庫状況を確認できるので活用しましょう。
店舗によっては週末の朝に入荷するケースもあるため、早い時間帯に行くのが狙い目です。
せいろを使うときのちょっとしたコツ
せいろは慣れるととても簡単ですが、初めて使う場合は以下の点を押さえておくと安心です。
- 使用前に軽く水にくぐらせて湿らせる(焦げ付き防止)
- 鍋のサイズとせいろの直径を合わせる(蒸気漏れを防ぐ)
- 使用後はすぐに洗い、風通しの良い場所で乾燥させる
- 長期間使わないときは湿気を避けて保管
これらを守ることで、カビや割れを防ぎ、長く清潔に使い続けられます。
まとめ:無印のせいろは「販売終了」ではなく「人気による品薄」
ここまで見てきた通り、無印のせいろは旧モデルの販売が終了しただけで、現在も「竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 小」「竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 大」として販売されています。
ただし人気が高く、オンラインでは売り切れや注文停止が続いているため、「売ってない」と感じる方が多いのが実情です。
もし今すぐ手に入れたいなら、店舗在庫をこまめにチェックし、再入荷通知を設定しておくのがおすすめ。
また、他社の竹せいろや木製せいろも品質の良いものが多いので、無印が再販されるまでの間に試してみるのも一つの方法です。
蒸すだけで料理がぐっとおいしくなる「せいろ」。
無印の新しい竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 小・竹材 蒸篭(せいろ)/本体 深型 大は、シンプルで機能的、そして長く愛用できる道具です。
「売ってない」とあきらめず、ぜひ再入荷のタイミングを狙ってみてください。
