夏のキャンプやBBQ、アウトドアに欠かせない「保冷剤」。中でも人気が高いのが、アウトドアブランドのロゴスが展開する「氷点下パック GT−16℃」シリーズです。
「ロゴスの保冷剤ってどれを選べばいいの?」「倍速凍結・氷点下パックとGT−16℃の違いがわからない」──そんな疑問を持つ人も多いはず。この記事では、ロゴスの保冷剤の違いや選び方、シーン別のおすすめをわかりやすく解説します。
ロゴスの保冷剤が人気な理由
ロゴスの保冷剤は、普通の保冷剤とは一線を画す性能で知られています。代表的なシリーズ「氷点下パック GT−16℃」は、一般的な保冷剤に比べて約8倍もの保冷力を持ち、表面温度はなんとマイナス16℃。
つまり、ただ冷たい状態を維持するだけでなく、氷点下の温度を長時間キープできるのが最大の特徴です。
アウトドア用のクーラーボックスやキャンプでの食材保冷、さらには災害時の冷凍食品の保存などにも活躍。冷却性能の高さに加えて、繰り返し使えるエコ設計や耐久性の良さも支持されています。
主なラインナップと特徴
ロゴスの保冷剤にはいくつかのシリーズがありますが、大きく分けると以下の3タイプです。
1. 氷点下パック GT−16℃
ロゴスの定番モデル。表面温度がマイナス16℃まで下がり、強力な冷却力を発揮します。
凍結までに36〜48時間ほどかかりますが、保冷力はシリーズの中でもトップクラス。クーラーボックス内をしっかり冷やしたい人、冷凍食品やアイスを長時間保ちたい人に最適です。
ハードタイプ(600g・900g・1200gなど)と、柔軟なソフトタイプ(550gなど)の両方があります。
2. 倍速凍結・氷点下パック
GT−16℃シリーズと同等の冷却性能を持ちながら、凍結にかかる時間を約半分に短縮したのがこのタイプ。
18〜24時間で凍結できるため、「翌日のデイキャンプに使いたい」という時でも準備しやすいのが魅力です。
M・L・XLなどサイズ展開も豊富で、用途に合わせて選びやすいシリーズです。
3. 超速凍結・氷点下パック(新モデル)
最近登場したシリーズで、さらに凍結時間を短縮した進化型。12〜18時間で凍らせられるため、前日夜に冷凍庫に入れても翌朝には使えるほどスピーディ。
短時間で使いたい人や、冷凍庫スペースが限られている家庭に向いています。
ハードタイプとソフトタイプの違い
ハードタイプはプラスチック製の容器に入っていて、衝撃に強く、長時間の保冷が得意。クーラーボックスの底に敷いたり、食材の間に挟んだりしても型崩れしません。
一方でソフトタイプは袋状で柔らかく、隙間にフィットしやすいのが利点。容量の小さいクーラーバッグやピクニック用バッグに使いやすく、軽量で持ち運びもしやすいです。
ただし、ハードに比べると若干保冷持続時間が短くなる場合があります。
サイズの選び方と使用目安
ロゴスの保冷剤はサイズ展開が豊富なので、クーラーボックスの大きさや用途に合わせて選ぶのがポイントです。
- 8Lクーラーボックス → Mサイズ1個
- 20Lクーラーボックス → XLサイズ2個
- 40Lクーラーボックス → XLサイズ3〜4個
これが一般的な目安。
中身の量や外気温によっても保冷時間は変わりますが、保冷剤を多めに入れるほど温度を安定させやすくなります。特に真夏や直射日光の下では、複数枚の併用がおすすめです。
保冷力と持続時間の目安
氷点下パック GT−16℃シリーズでは、実際にマイナス10℃前後を6〜8時間維持できたという検証結果もあります。
倍速凍結・氷点下パックもほぼ同等の保冷力を持ち、デイキャンプや1泊のキャンプなら十分に冷たさを保てます。
なお、凍結準備には冷凍庫の温度も重要です。家庭用冷凍庫の設定をマイナス18℃以下にしておくことで、よりしっかり凍らせることができます。
どのロゴス保冷剤がいい?用途別おすすめ
● デイキャンプや買い物帰りに使いたい
→ 倍速凍結・氷点下パック M/Lサイズ
前日に冷凍庫に入れておくだけで間に合い、凍結時間も短い。保冷力は十分で、日帰り用途には最適です。
● 1泊以上のキャンプや車中泊で使いたい
→ 氷点下パック GT−16℃ ハードタイプ 900g・氷点下パック GT−16℃ ハードタイプ 1200g
長時間冷却に強く、炎天下でも安定した冷たさをキープ。冷凍食品を運ぶときにも頼りになります。
● 凍結時間が取れない・冷凍庫が小さい
→ 超速凍結・氷点下パックシリーズ
短時間で凍結できるため、忙しい人や冷凍庫スペースに余裕がない家庭でも扱いやすいモデルです。
● 軽量で扱いやすいものがいい
→ 氷点下パック ソフトタイプ
軽くて隙間に入れやすく、ピクニックや小型バッグにぴったり。ただし長時間の保冷には不向きです。
保冷剤をより長持ちさせるコツ
保冷剤の性能を最大限に引き出すには、ちょっとした工夫が大切です。
- クーラーボックスの内側にアルミシートを敷く:冷気が逃げにくくなります。
- 冷やしたいものをあらかじめ冷蔵しておく:常温の食材を入れると保冷剤の温度が奪われてしまうため、事前に冷やしておくのがコツ。
- 配置を工夫する:冷気は下に溜まりやすいため、保冷剤を上下に分けて入れると全体がムラなく冷えます。
- 氷や凍らせたペットボトルを併用:保冷剤だけでなく、凍った飲み物を一緒に入れるとさらに持続時間が延びます。
劣化のサインと買い替え時期
保冷剤は繰り返し使えるとはいえ、長年使用すると中の成分が分離して凍りにくくなったり、溶けるのが早くなったりします。
以下のような症状が出たら交換のサインです。
- 凍るまでに時間がかかる
- 使ってすぐ溶けてしまう
- 内容物が偏って固まりになっている
- パックの表面が膨らむ・変形する
特に夏場の頻繁な使用や数年使用している場合は、新しい保冷剤への買い替えを検討しておくと安心です。
安全性とメンテナンス
ロゴスの保冷剤は日本製で、植物性天然高分子を使用しており安全性も高いとされています。
使用後はよく水気を拭き取り、ビニール袋やジップバッグに入れて再冷凍しておくと衛生的。
表面に傷やひびが入っている場合は、破損や液漏れの原因になるため使用を控えましょう。
まとめ:ロゴスの保冷剤は「用途に合わせた選び方」がポイント
ロゴスの保冷剤はどれも高性能ですが、「どれがいいか」は使う目的で変わります。
短時間・デイキャンプ中心なら倍速凍結・氷点下パックシリーズ、長時間・連泊キャンプなら氷点下パック GT−16℃シリーズ。
準備の手軽さを重視するなら超速凍結・氷点下パックタイプが便利です。
保冷力・持続時間・凍結時間のバランスを考えて選べば、どんなシーンでも「しっかり冷たい」をキープできます。
クーラーボックスの容量や食材の量に合わせて、サイズ・枚数を調整するのも大切です。
この夏、ロゴスの保冷剤を上手に活用して、快適で涼しいアウトドアを楽しみましょう。
