「じゃがりこが2025年に販売終了するらしい」という噂、SNSで見かけた人も多いのではないでしょうか。子どもの頃から慣れ親しんできたお菓子だけに、もし本当ならかなりショックです。
でも結論から言うと、じゃがりこが2025年に販売終了するというのは誤情報です。この記事では、その噂が生まれた背景や、カルビーの公式見解、さらに今後の販売予定や新商品展開までを、わかりやすく解説していきます。
じゃがりこ販売終了の噂は本当？結論は「デマ」
SNS上で拡散された「じゃがりこ販売終了」という話題ですが、カルビーからそのような公式発表は一切出ていません。
実際、カルビー広報が報道各社の取材に対してはっきりと「販売終了の予定はありません」と回答しています。
また、「じゃがりこ サラダ味」や「じゃがりこ チーズ味」といった定番商品は、現在も全国のスーパー・コンビニで普通に販売されています。
むしろ最近は、期間限定の新フレーバーやコラボ商品が次々に登場しており、ブランドの勢いは衰えるどころか進化中です。
なぜ「販売終了」の噂が広まったのか？
ここまで根強く誤情報が広まった理由には、いくつかの要因があります。
1. 「なくなり次第終了」の表記が誤解された
2025年7月に発売された「じゃがりこ 細いやつ ちいかわコラボパッケージ」には、「数量限定・なくなり次第終了」と書かれていました。
これはあくまで“コラボ商品”としての限定販売を示すものですが、一部のSNSユーザーが「じゃがりこ自体が終わる」と誤って投稿してしまい、それが拡散されたようです。
2. 期間限定フレーバーの終売との混同
じゃがりこは毎年、新しい味を期間限定で発売しています。たとえば「塩レモン味」や「たらこバター味」などは、短期間で終了することが多いです。
こうした「限定味の終売」を「シリーズ終了」と勘違いしてしまった投稿も、噂拡散の一因となりました。
3. SNS・動画での“ネタ投稿”が誤解された
TikTokやX（旧Twitter）では、「2025年で終わるお菓子一覧」といったネタ動画が複数投稿されていました。
冗談半分の内容でも、画像やBGM付きで流れてくると信じてしまう人も少なくありません。
結果として、「じゃがりこも終わるらしい」という誤解が広がったと考えられます。
カルビーの公式コメントと最新情報
カルビーはこの件について公式にコメントを出しています。
内容をまとめると以下の通りです。
- 「じゃがりこが販売終了するという情報は誤りです」
- 「今後もお客様に愛される新商品を展開していきます」
そしてその言葉どおり、2025年秋以降も新しい動きが続いています。
・新フレーバーの発売
2025年10月、「じゃがりこ ベーコンバター醤油味」が全国発売されました。香ばしいバターとベーコンの風味で話題になり、発売直後からSNSでも好評を博しています。
・惣菜とのコラボ展開
同年9月には「じゃがりこ サラダ味のポテトサラダ」というチルド惣菜も登場。
コンビニやスーパーの惣菜コーナーに並び、これまでの“スナック菓子”という枠を超えた新展開を見せています。
これらの動きを見ると、カルビーが「じゃがりこブランドを広げようとしている」ことは明らか。
販売終了どころか、むしろ積極的なブランド拡張期に入っていると言えるでしょう。
定番フレーバーは今も健在
現在、全国で常時販売されている定番フレーバーは以下の通りです。
これらはすべて通常どおり流通しています。店舗によって在庫の有無はありますが、「見かけなくなった＝終売」ではありません。
販売店の入荷状況や棚替えによって一時的に並ばないこともありますが、メーカーが生産をやめたわけではないのです。
「販売終了」と「販売休止」は別物
意外と知られていないのが、“販売終了”と“販売休止”の違いです。
- 販売終了：製造・出荷を完全に終了する（再販予定なし）
- 販売休止：一時的に生産や出荷を止めるが、再開の可能性あり
たとえば過去にカルビーは、原材料高騰や物流問題で一部スナックを一時休止したことがあります。
しかしそれは「販売終了」ではなく、「生産調整」にすぎません。
今回のじゃがりこの場合も、そうした公式アナウンスすらなく、完全なデマであると断言できます。
じゃがりこブランドの進化とこれから
じゃがりこは1995年に誕生し、2025年でなんと30周年を迎えます。
この節目に向けて、カルビーは新たな挑戦を続けています。
- コラボ商品（ちいかわ、すみっコぐらしなど）
- 新食感ライン（じゃがりこ 細いやつ ちいかわコラボパッケージ、食感変化タイプ）
- 海外展開（東南アジア・台湾など）
これらの動きからも、ブランドを“次の時代へ進化させる”姿勢が見て取れます。
30周年というタイミングを区切りに、限定パッケージや記念フレーバーが登場する可能性も高いでしょう。
噂に惑わされず、情報源を確かめよう
今回のように、「販売終了」「終売」などの言葉は非常に誤解されやすいです。
SNSでは断片的な情報だけが拡散され、公式発表がないまま話が独り歩きしてしまうこともあります。
情報を見かけたら、まずは以下を確認するのがおすすめです。
- 公式サイトやプレスリリースに掲載があるか
- 信頼できるニュースメディアが報じているか
- SNS投稿が一次情報（メーカー発信）かどうか
メーカー公式の情報を確認する習慣をつけておくと、不安や誤解を防げます。
まとめ：じゃがりこはこれからも続く！
最後にもう一度整理しておきましょう。
- 「じゃがりこ販売終了」はデマ
- カルビーは公式に否定している
- 定番フレーバーは継続販売中
- 新商品やコラボ展開も続々登場
- 2025年はブランド30周年でさらなる展開が期待できる
つまり、じゃがりこがなくなる心配はまったくありません。
これからも変わらず、あの“カリカリ・サクサク”の食感を楽しめます。
じゃがりこ販売終了2025の噂は誤情報。これからの新展開に期待！
「販売終了」という言葉に驚いた人も多かったと思いますが、実際にはじゃがりこはこれからも続いていきます。
限定フレーバーや周年記念など、新しい楽しみ方も増えています。
不確かな噂に惑わされず、公式の発表をチェックしながら、これからも安心してじゃがりこを味わいましょう。
