子どものころに一度は遊んだことがあるねるねるねるね。あの“練ると色が変わる”不思議なお菓子が、実はアイスとして登場していたことをご存じでしょうか？しかし最近、その「ねるねるねるねアイス」が店頭で見当たらず、「販売終了したのでは？」という声がSNSで広がっています。今回は、その真相や販売状況、そして再販や代替商品の情報まで、徹底的に掘り下げて紹介します。
そもそも「ねるねるねるねアイス」とは？過去にどんな商品だったのか
「ねるねるねるねアイス」は、クラシエフーズの人気知育菓子「ねるねるねるね」をモチーフにしたアイス商品。
通常のねるねるねるねは粉と水を混ぜて練ると色が変わり、ふわっと膨らむことで人気を集めてきました。1986年に誕生したこのお菓子は、すでに30年以上の歴史を持つロングセラーです。
そんなシリーズから派生した「アイス版」は、2016年ごろに一部スーパーやコンビニで販売されていました。ピーチ味やぶどう味などがラインアップされ、複数の味を混ぜると新しい味になる“実験感覚”がそのまま再現されていたのが特徴です。
「練る」「変わる」「楽しい」をそのままアイスにした、まさに子ども心をくすぐる商品でした。
また2024年には「ヨーロピアンシュガーコーン ねるねるねるね味」としてコラボが実現。ねるねるねるね特有のぶどう風味とカラフルな見た目が話題を呼びました。
一時的にSNSでも「懐かしい！」「味が本家にそっくり」と盛り上がりましたが、その後は急速に姿を消しています。
「販売終了？」と話題になった理由
ねるねるねるねアイスが「販売終了したのでは」と言われるようになった背景には、いくつかの要因があります。
1. 期間限定・コラボ商品の可能性が高かった
ねるねるねるねアイスは、定番商品というより“期間限定”や“コラボ展開”として発売された可能性が高いです。
2016年発売時も全国販売とされながら、翌年にはほとんど見かけなくなりました。2024年のコラボ版も、発売時期が明確に限定されていたことから、在庫がなくなり次第終了していたと思われます。
こうした限定品は、メーカー側が明確に「販売終了」と発表しないことが多く、消費者側が「突然見かけなくなった＝終了した」と感じるケースが多いのです。
2. 流通量の減少と店頭からの消失
アイスは冷凍管理が必要なため、販売できる店舗が限られます。
さらに人気の波が落ち着くと、メーカーや流通業者が取扱いを縮小することもあります。
その結果、「近所のスーパーから消えた」「コンビニに置いていない」という声が増え、販売終了の噂が加速しました。
3. フレーバー刷新による入れ替え
ねるねるねるねシリーズ全体では、味の入れ替えが定期的に行われています。過去には「コーラ味」や「りんご味」などが販売終了となり、新フレーバーが登場しています。
このリニューアルの流れの中で、アイス版も入れ替え・終売となった可能性があります。
現在「ねるねるねるねアイス」はどこで買えるのか？
2025年現在、ねるねるねるねアイスを常時販売している店舗は確認されていません。
コンビニ各社（ファミリーマート・ローソン・セブンイレブン）や大手スーパーのオンライン在庫にも掲載がなく、流通していた形跡は限定的です。
ただし、過去に発売されたコラボ版のアイスが、フリマアプリやオークションサイトで出品されることがあります。冷凍食品という性質上、実際に購入・消費することは現実的ではありませんが、「パッケージコレクター」などの間ではプレミア化している例もあります。
また、Amazonや楽天市場などの通販サイトでは、「ねるねるねるね ドリンク」や「ねるねるねるね ゼリードリンク」といった関連商品が販売されています。
つまり、ブランド自体は健在であり、アイスが“完全消滅”したわけではなく、展開形態が変わっていると考えるのが自然です。
「販売終了」の真相を推測してみる
ねるねるねるねアイスがなぜ販売終了（または入手困難）になったのか。
公式な発表はありませんが、以下のような背景が想定されます。
・採算や流通面での課題
アイスは製造・保管・配送すべてに冷凍コストがかかります。
通常のねるねるねるねのように常温で長期保存できるお菓子と比べて、採算が取りにくい可能性があります。
・ブランド戦略上の整理
クラシエフーズは2025年に「ねるねるねるね」誕生40周年を迎え、主力である知育菓子シリーズのリニューアルに注力しています。
ブランドの“体験型”という軸を強化するため、期間限定の派生品（アイスやドリンク）は短期的な話題づくりとして扱われた可能性があります。
・リニューアルや再販の準備段階
過去の例を見ると、ねるねるねるねシリーズは定期的に復刻・新味追加を行っており、アイス版も今後何らかの形で再登場する可能性があります。
実際、2024年の「ねるねるねるねゼリードリンク」も突然発表され、全国コンビニで話題となりました。こうした“サプライズ復活”の前兆かもしれません。
今後の再販や新展開の可能性
「ねるねるねるねアイスをもう一度食べたい」という声はSNS上で根強く、メーカーにも一定の需要が伝わっていると考えられます。
クラシエフーズはコラボやリメイクに積極的で、過去にも「ねるねるねるね味ポテトチップス」など多彩な企画を行ってきました。
また、ねるねるねるねブランドはYouTubeやTikTokなどで再び注目を集めており、若年層にも人気が復活しています。
こうした流れを考えると、40周年を節目に“復刻アイス”や“新フレーバーコラボ”が再び登場する可能性も十分にあります。
販売店情報まとめと入手のヒント
現時点で「ねるねるねるねアイス」を探す場合、以下のルートをチェックしてみるのがおすすめです。
- 大型スーパーの限定イベントコーナー
夏季限定のアイス特集などで、復刻・コラボ商品がスポット的に登場することがあります。 - クラシエ公式SNSやニュースリリース
新商品の発表はプレスリリースサイト（PR TIMESなど）でいち早く告知されます。公式アカウントをフォローしておくと情報を逃しにくいです。 - 通販サイトでの検索
「ねるねるねるね アイス」「ねるねるねるね コラボ」などのキーワードで検索すると、関連グッズや旧パッケージ商品が見つかる場合もあります。 - コンビニの限定スイーツ棚
ファミリーマートやローソンでは、過去にも知育菓子コラボが展開されていたため、新作が出るとすぐ並ぶ傾向があります。
ねるねるねるねアイスは本当にもう買えないのか？
結論から言うと、「ねるねるねるねアイス」は現在、一般流通していない可能性が高いです。
ただし、それは“完全終了”という意味ではなく、「期間限定商品の販売が終了した」「次のコラボ展開待ち」という段階と見るのが正確です。
クラシエフーズがブランドの周年企画を進めていることからも、復刻や新しい形での再販が期待できます。
ファンとしては、今後の発表を楽しみに待つのが一番現実的なスタンスでしょう。
まとめ：ねるねるねるねアイスの販売終了は「限定商品の終売」
ねるねるねるねアイスが「販売終了」と言われるのは、限定販売だったコラボやアイス版の流通がすでに終了したためです。
ただし、「ねるねるねるね」というブランド自体は健在で、定番のぶどう味・ソーダ味はリニューアルされて発売中。
今後もドリンク版やコラボスイーツなど、新しい形で私たちの前に再登場する可能性があります。
長年愛されてきたねるねるねるね。
アイスが再び帰ってくる日を、子どものころのワクワクした気持ちで待ってみてはいかがでしょうか。
