「ねるねるねるねドリンクが販売終了した」という声をSNSで見かけて、「あれ、本当に終わっちゃったの？」と思った方も多いのではないでしょうか。子どものころから親しみのある「ねるねるねるね」シリーズがドリンク化したことで話題になりましたが、最近は店頭で見かける機会が減っています。この記事では、ねるねるねるねドリンクの販売状況、販売終了の真相、再販の可能性まで詳しく調査しました。
そもそも「ねるねるねるねドリンク」とは？
まずは、「ねるねるねるねドリンク」ってどんな商品だったのかをおさらいしておきましょう。正式名称は「ねるねるねるねゼリードリンク」。あのクラシエフーズと、トーヨービバレッジのコラボによって誕生した飲むタイプのねるねるねるねです。発売日は2024年7月30日。全国のファミリーマートで数量限定で登場しました。
内容は、ソーダ味のゼリーに「ねるねるのもと」という粉を加えると、色と味が変化してブドウ味になるというもの。さらに「シュワシュワパウダー」を入れると炭酸のような刺激が楽しめる仕掛けでした。まさに“作って楽しい・飲んでおいしい”という体験型ドリンクで、SNSでも「懐かしいけど新しい」「子どもが夢中」と話題になりました。
発売当初の反響と人気の理由
販売開始直後からファミリーマートでは注目商品として陳列され、X（旧Twitter）やTikTokなどでは「ねるねるねるねドリンク買った！」「実験みたいで楽しい」といった投稿が相次ぎました。
価格は税込248円前後と手に取りやすく、夏休みシーズンの子ども向け商品としてもぴったり。さらに「ねるねるねるね」の懐かしさを感じて購入する大人のファンも多く、「親子で楽しめる商品」として広く受け入れられました。
SNSでは「思ったより味がしっかりしてる」「ブドウの香りが本格的」「粉を入れるとちゃんと泡立つ！」などの感想が寄せられ、夏限定の“お楽しみ商品”的な存在感を放っていました。
ねるねるねるねドリンクは本当に販売終了した？
ここで気になるのが、「販売終了したの？」という点です。実際、2025年現在では多くの店舗で見かけなくなっています。しかし、これは“完全終了”というよりも、“期間限定販売の終了”というのが正確なところのようです。
トーヨービバレッジの公式サイトでは、「ねるねるねるねゼリードリンク」が「販売終了商品（過去1年間）」のリストに掲載されています。つまり、2024年の夏に販売され、その後一定期間で取り扱いが終了した可能性が高いのです。
また、ファミリーマート限定商品だったため、一般のスーパーやドラッグストアでは取り扱いがありませんでした。こうした限定販売の特性上、店頭からなくなると「販売終了」と見えてしまいやすい構造だったとも言えます。
いつまで販売していたのか？
ねるねるねるねドリンクの正確な「販売終了日」は、公式には明記されていません。ただし、発売から数か月以内に終売となったという情報が多く見られます。期間限定のコラボ商品や季節商品は、通常1〜3か月程度で入れ替わることが多いため、2024年7月末発売から秋頃までの流通だった可能性が高いです。
さらに注目すべきは、2025年7月29日からの再販情報。ファミリーマート限定で再登場したとの報道があり、「ねるねるねるねドリンク」が単発のコラボではなく、人気を受けて再展開されたことがわかります。つまり、「一度販売終了→再販」というサイクルを取っている商品と言えるでしょう。
なぜ「販売終了」と誤解されたのか？
ねるねるねるねドリンクが「販売終了」と勘違いされた理由はいくつかあります。
- 販売期間が短かった
ファミリーマート限定・期間限定だったため、数週間〜数か月で販売が終了。店頭で見かけなくなった時点で「販売終了」と受け止められた人が多かったようです。 - 知育菓子の「ねるねるねるね」と混同
元祖ねるねるねるね（粉と水で作るタイプ）は今も販売中です。しかし、SNSでは「ねるねるねるねが販売終了」という誤情報が出回り、それにドリンク版が巻き込まれる形になりました。 - SNSでの誤拡散
TikTokやXでは「販売終了したお菓子まとめ」といった投稿が人気を集めています。その中に“ねるねるねるね”が含まれていたことで、真偽が混同されたケースが多発しました。
結果として、「ドリンク版が販売終了した＝シリーズ自体が終わった」という誤解が広がったと考えられます。
知育菓子の「ねるねるねるね」は今も健在！
誤解を解いておくと、クラシエの知育菓子「ねるねるねるね」自体は販売継続中です。
1986年の発売以来、何度もリニューアルを重ねており、現在では「ねるねるねるねソーダ味」「ねるねるねるねぶどう味」「ねるねるねるねトロピカル味」などバリエーションも豊富。さらに2020年代以降は「もっとふわふわ」「色変わりがより鮮やかに」など改良も続いています。
クラシエフーズの公式サイトでも、ねるねるねるねシリーズは現行商品として掲載されています。つまり、販売終了したのはドリンク版であり、主力商品の販売が終わったわけではありません。
ドリンク版は再販される？今後の展開予測
2025年7月に再販されたという情報を踏まえると、ねるねるねるねドリンクは「期間限定の定番化」を狙っている可能性があります。夏休みシーズンやイベント時期に再登場する“体験型飲料”として位置づけられているのかもしれません。
クラシエは過去にも「ねるねるねるね×ファンタ」や「ねるねるねるねアイス」など、既存ブランドとのコラボ展開を行ってきました。ドリンク版の反響が良ければ、今後も他の飲料メーカーやコンビニ限定企画として再発売される余地は十分あります。
ねるねるねるねドリンクが人気を集めた理由
ねるねるねるねドリンクがここまで話題を呼んだのは、単なる“懐かしさ”だけではありません。その理由をいくつか挙げてみます。
- 体験型飲料としての新鮮さ
飲むだけでなく、粉を混ぜて自分で作る工程があることで、SNS映えする“体験価値”を生み出しました。 - 親子・世代間での共感
子どもは楽しく、大人は懐かしく楽しめる構成。親子で一緒に遊べる食品として需要がありました。 - ブランドの信頼性
ねるねるねるね=クラシエという安心感があり、知らないメーカーの謎ドリンクではないことが購買意欲につながりました。
こうした要素が組み合わさり、「買ってみたくなる」心理を自然に刺激したと考えられます。
まとめ：ねるねるねるねドリンクの販売終了は一時的
ここまでの情報を整理すると、ねるねるねるねドリンクの“販売終了”はあくまで期間限定販売の終了であり、商品そのものが廃止されたわけではありません。
2024年夏に初登場し、好評を受けて2025年夏に再登場。今後も限定商品として不定期に販売される可能性が高いです。
そしてもちろん、元祖「ねるねるねるね（知育菓子）」は今も健在。むしろ発売から40年近く経った今も進化を続けるロングセラー商品です。
ドリンク版が再び登場する際は、また新しい味や仕掛けが加わるかもしれません。今後の展開に期待しつつ、公式情報をチェックしておくと良いでしょう。
ねるねるねるねドリンクが販売終了？まとめ
- 「ねるねるねるねゼリードリンク」は2024年7月30日にファミリーマート限定で発売
- 短期間の販売後、トーヨービバレッジの公式サイトで「販売終了商品」として扱われる
- 2025年7月29日に再販情報あり
- 元祖ねるねるねるね（知育菓子）は現在も販売中
- 今後も期間限定コラボ商品として再登場する可能性が高い
販売終了と聞くと少し寂しいですが、どうやらねるねるねるねドリンクは「終わり」ではなく「夏のお楽しみイベント商品」として姿を変えながら続いていくようです。次に登場するタイミングを、楽しみに待ちたいですね。
