「ソフティモ クレンジングリキッド、どこにも売ってない…」「いつの間にか店頭から消えてる?」そんな声が最近SNSや口コミサイトで増えています。長年の愛用者にとってはショックなニュースですよね。
この記事では、ソフティモのクレンジングリキッドがなぜ販売終了になったのか、その背景をわかりやすく解説します。さらに、近い使い心地の代替商品も紹介します。
販売終了は本当?公式情報をチェック
まず事実確認から。
ソフティモを展開するコーセーコスメポートの公式サイトには、「商品改廃のお知らせ」というページがあります。ここには、生産終了となった商品一覧が掲載されており、その中に「ソフティモ スピーディ クレンジングリキッド(つめかえ用含む)」の名前が明記されています。
つまり、メーカー公式として「生産終了」が正式に発表されている状態です。
さらに、大手ドラッグストアやECサイトでも「販売終了」「在庫限り」といった表記が目立ち、すでに新規の出荷は止まっていると考えられます。今見かける商品は、流通在庫か旧パッケージ在庫というわけです。
ソフティモクレンジングリキッドとはどんな商品だった?
終了してしまった今でも根強いファンが多い「ソフティモ スピーディ クレンジングリキッド」。
その理由は、使いやすさとコスパの良さにあります。
- オイル0%のオイルフリー処方
- まつエクOK
- ぬれた手でも使える
- 弱酸性で肌にやさしい
- 無香料・無着色・鉱物油フリー
とくに「ぬれた手でも使える」「オイルが苦手でもOK」という特徴から、お風呂場でのクレンジングを好む層に支持されていました。
メイク落ちはしっかり、それでいてベタつかず、洗い流すとサッパリ。プチプラながら実力派として人気を集めていたのです。
なぜ販売終了になったのか?考えられる5つの背景
メーカーは詳細な理由を公表していませんが、業界動向や製品戦略の流れから見ると、いくつかの理由が浮かび上がってきます。
1. クレンジング市場のトレンド変化
近年のクレンジング市場では、「バーム」「ジェル」「シート」など、より時短・簡単・多機能なタイプが主流になっています。
「しっかり落とすけれど肌負担が少ない」や「保湿もできる」といった機能性重視の流れが強まる中で、リキッドタイプの需要は相対的に減少していました。
特にソフティモは「すご落ちオイル」など、オイルタイプのクレンジングがブランドの主軸になっています。人気のあるカテゴリーに注力するため、リキッドラインの整理が行われたと考えられます。
2. ブランド全体のリニューアル
ソフティモは、定期的にパッケージ・処方・ラインナップを刷新しています。
公式の「商品改廃のお知らせ」では、他のクレンジング製品や洗顔料も同時に生産終了になっており、これは単なる終了ではなく「ライン再編」の一環と見られます。
つまり、「リキッドタイプをやめる」というよりも、「新しい仕様・剤型に切り替える」動きの一部だった可能性が高いのです。
3. 成分・環境対応のアップデート
近年、化粧品業界では環境配慮が重要テーマになっています。
プラスチック削減やリサイクル対応のパッケージ、マイクロプラスチックフリー処方などが求められ、旧仕様のまま継続するよりも、新設計へ移行する方が合理的です。
また、原料供給や法改正の影響で旧処方のまま生産を続けることが難しくなったケースも考えられます。
4. コスト・生産効率の見直し
製品ラインを整理することで、生産や在庫管理の効率を高められます。
リキッドタイプはオイルフリーゆえに成分安定化が難しく、また製造ラインも異なるため、維持コストが高かった可能性があります。
ブランド全体で生産体制を効率化する中で、採算の取れにくいアイテムを整理したと見るのが自然です。
5. 競合他社の影響と需要分散
クレンジングリキッドというカテゴリーは、他社ブランド(ビオレ、キュレル、無印良品など)も多く参入しており、価格帯も接近していました。
ソフティモは「オイル」「バーム」「シート」など他の得意分野を持っているため、あえて競合が多いリキッドを維持するメリットが薄かったとも言えます。
まだ買える?販売状況の実際
現在、公式オンラインショップではすでに購入できませんが、一部のドラッグストアや通販サイトでは在庫販売が続いています。
ただし、「在庫限り」「廃番予定」「返品不可」などの注意書きがあるケースが多く、長く入手できる状況ではありません。
もし見つけた場合は、購入前に以下を確認しましょう。
- 製造ロット・期限が古くないか
- 開封後の使用期限を守れるか
- パッケージの状態(劣化・漏れなど)
旧仕様品は長期保管されていることもあるため、肌が敏感な人は注意が必要です。
ソフティモクレンジングリキッドの代替商品おすすめ
愛用者からすると「次に何を使えばいいの?」というのが一番気になるところ。
オイルフリーでまつエクOK、サラッとした使用感を求める方に近い使い心地のアイテムをいくつか紹介します。
ソフティモ スピーディ クレンジングオイル
まず同ブランド内で最も近いのがこちら。
リキッドよりもメイク落ちがパワフルで、濃いメイクや日焼け止めもスルッと落とせます。オイルタイプながらぬれた手でも使えるのが魅力。香りも控えめで、使用後のつっぱり感が少ないのが特徴です。
ビオレ メイク落とし パーフェクトオイル
ドラッグストアで手軽に手に入る人気製品。
こちらもまつエク対応タイプがあり、オイルながらベタつきにくく、洗い上がりが軽いと評判です。
価格帯も近く、ソフティモの代わりとして試しやすい選択肢です。
無印良品 マイルドクレンジングジェル
オイルが苦手な人や、より肌に優しい使い心地を求める人にはこちら。
ジェルタイプで摩擦を抑えつつメイクを包み込み、すすぎも早いです。香料・着色料フリーで、敏感肌にも人気があります。
カウブランド 無添加メイク落としミルク
しっとり派の人にはミルクタイプがおすすめ。
保湿成分を含み、肌の乾燥を防ぎながらメイクを落とせます。やさしい処方で、リキッドから乗り換える人も多いです。
まとめ:販売終了の背景と今後の選択肢
ソフティモ クレンジングリキッドが販売終了になったのは残念ですが、その背景には市場全体のトレンド変化とブランド戦略の見直しがあります。
リキッドタイプは一時代を築いたものの、より進化した剤型や環境対応製品へと移行する中で、役目を終えたと考えられます。
とはいえ、ソフティモブランド自体は健在で、クレンジングオイルやシートなど多様なラインが展開中です。
愛用者の方も、同ブランド内で近い使い心地を探したり、他メーカーのオイルフリー系製品を試してみたりするのがよいでしょう。
製品は消えても、「サッパリ落ちる・肌にやさしい」というリキッドの良さは、多くの後継製品に引き継がれています。
今後も新しいクレンジングが続々登場する中で、自分の肌や生活スタイルに合う一本を見つけていきたいですね。
ソフティモクレンジングリキッド販売終了の理由と代替商品まとめ
- ソフティモ スピーディ クレンジングリキッドはメーカー公式により生産終了が発表済み。
- 理由は、ライン整理・トレンド変化・新製品移行などの複合要因。
- 在庫は一部通販に残るが、購入は早めが無難。
- 代替としては、ソフティモ スピーディ クレンジングオイルや無印良品 マイルドクレンジングジェル、ビオレ メイク落とし パーフェクトオイル、カウブランド 無添加メイク落としミルクが候補。
販売終了は惜しいものの、より進化したクレンジングが続々登場しています。自分の肌に合う次の一本を見つけるきっかけにしてみてください。
