「最近のiPhoneにはイヤホンが付属していないけど、有線イヤホンってまだ買えるの？」
そんな疑問を持つ人は多いはず。ワイヤレス全盛の今でも「やっぱり有線が安心」「遅延がない方が好き」という声は根強くあります。この記事では、iPhone有線イヤホンがどこで買えるのか、そして正規品とおすすめの代替モデルについて詳しく紹介します。
iPhone有線イヤホンとは？今も使えるの？
Apple純正の有線イヤホンといえば「Apple EarPods (USB-C)」。
iPhone 7以降でイヤホンジャックが廃止された後も、Lightning端子タイプのApple EarPods with Lightning Connectorが販売されており、最近ではUSB-C対応モデルも登場しています。
現行では次の3タイプが存在します。
- Apple EarPods (USB-C)（3.5mmヘッドフォンジャック用）
- Apple EarPods with Lightning Connector（Lightningコネクタ用）
- Apple EarPods (USB-C)（USB-Cコネクタ用）
iPhone 15シリーズはUSB-Cに移行したため、「Apple EarPods (USB-C)」が最新の純正モデルです。
一方、Lightning端子搭載のiPhone（iPhone 14以前）を使っている人は、引き続き「Apple EarPods with Lightning Connector」を利用できます。
iPhone有線イヤホンはどこで買える？
Apple公式ストア（オンライン／直営店）
まず最も確実なのが、Apple公式ストア。
Lightning版・USB-C版ともに在庫があり、オンライン注文なら送料無料。
正規品であることが保証され、品質やサポートも安心です。
ただし、Apple直営店は主要都市（銀座・表参道・渋谷・心斎橋など）に限られるため、地方ではオンライン購入が現実的。
購入ページは以下から探せます。
いずれも価格はおおよそ2,800円前後。定価販売なので、安心して購入できます。
家電量販店（ヨドバシ・ビック・ヤマダなど）
次におすすめなのが、大手家電量販店。
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機、ケーズデンキなどでは、Apple純正アクセサリとしてApple EarPods with Lightning ConnectorやApple EarPods (USB-C)を取り扱っています。
オンラインストアからも注文でき、店舗受け取りも可能。
Apple公式とほぼ同価格帯で販売されており、ポイント還元がある分お得な場合も。
「今日中に欲しい」「直接確認して買いたい」という人は、近くの量販店の在庫をチェックしてみましょう。
Amazon・楽天市場などの通販サイト
通販サイトでもiPhone有線イヤホンは購入可能です。
Amazonや楽天市場では、Apple公式ストアが出品している商品もあり、公式と同価格帯で購入できます。
ただし注意したいのが、「非正規品」や「模造品」。
見た目がそっくりでも、音質が悪かったり、通話できなかったりする製品も存在します。
購入時には必ず**販売元が「Apple（Japan）」または「Amazon.co.jpが販売・発送」**であることを確認しましょう。
Lightning対応Apple EarPods with Lightning Connectorは特に人気が高く、在庫が切れやすいので早めの購入がおすすめです。
ドン・キホーテやコンビニなどの店舗
「今すぐ欲しい！」「ケーブルを忘れた！」というとき、
ドン・キホーテや一部のコンビニ（ローソンなど）で販売されていることもあります。
ただし、ここで売られているのは純正ではない互換製品が多いのが実情。
見た目が似ていても、耐久性や音質はまちまちです。
一時しのぎなら便利ですが、長期的に使うならやはり公式または量販店で正規品を購入するのが安心です。
純正Apple EarPods with Lightning Connector・Apple EarPods (USB-C)の特徴とメリット
Apple純正のEarPodsには、他の安価な有線イヤホンにはない利点があります。
- iPhoneとの相性が良く、プラグを差すだけで使える
- 音量調整や通話操作が可能なリモコン付き
- マイク音質が安定しており、通話やリモート会議にも向く
- 軽量で耳への負担が少ないデザイン
また、MFi（Made for iPhone）認証を受けた正規品なので、
iOSのアップデートによる接続トラブルもほとんどありません。
ワイヤレスのAirPodsと比べると機能は限られますが、
「遅延がない」「充電不要」「シンプルで確実」という点では根強い人気があります。
Lightning版とUSB-C版の違い
Lightning版（iPhone 14以前のモデルに対応）
- iPhone 5〜iPhone 14シリーズまで対応
- 接続の安定性が高く、通話・リモコン操作も快適
- 現行在庫は減少傾向のため、今後入手困難になる可能性あり
USB-C版（iPhone 15以降に対応）
- iPhone 15シリーズ、iPad Pro、Macなどでも使用可能
- 最新規格で、将来的な互換性が高い
- USB-Cへの完全移行が進む中、主流になる見込み
Lightning端子が廃止されつつある今、
Apple EarPods (USB-C)が「これからの標準」となるのは間違いありません。
サードパーティ製の代替モデルも人気
純正品にこだわらないなら、サードパーティ製イヤホンも選択肢になります。
価格は1,000〜2,000円台が中心で、コスパ重視の人に人気です。
たとえば：
- Anker（アンカー）
- Belkin（ベルキン）
- SoundPEATS（サウンドピーツ）
などのメーカーは、Apple認証（MFi）付きの有線イヤホンを販売しており、
音質・マイク性能・耐久性のバランスも良好です。
ただし、価格が安いノーブランド品は接触不良や断線リスクが高く、
「音が片側しか出ない」「マイクが反応しない」などのトラブルも報告されています。
レビューをしっかり確認してから購入しましょう。
有線イヤホンが「買いづらく」なった理由
かつてiPhoneを買えば付属していたEarPods。
しかし今は箱を開けてもイヤホンは入っていません。
その背景には、Appleの「ワイヤレス化戦略」があります。
AirPodsシリーズの登場以降、Appleは徐々に有線からBluetoothへと移行。
同時に環境配慮（ECO）を理由に付属品を減らした結果、
店頭で有線イヤホンの売り場も縮小しています。
さらに、Lightning端子の廃止が進み、
旧規格アクセサリの生産量も減少傾向に。
そのため、**「以前より見つけづらい」「在庫が安定しない」**という声が増えているのです。
iPhone有線イヤホンを買うときの注意点
- 端子を確認する
自分のiPhoneがLightningかUSB-Cかを必ずチェック。
間違えると全く使えません。 - 正規販売店で買う
特に通販では非正規品が混ざっている場合があります。
Apple公式や家電量販店を選ぶのが安全。 - MFi認証の有無を確認する
サードパーティ製の場合は「Made for iPhone」マークが目印。
これがない製品はiOS更新後に動作しなくなるリスクがあります。 - 価格が極端に安いものは避ける
純正品は2,000円台が相場。
千円以下のものはほぼ偽物と考えてよいでしょう。
今おすすめの購入ルートまとめ
- 確実・安心派：Apple公式ストア
- ポイント重視派：ヨドバシ・ビックなど家電量販店
- 手軽派：Amazon（販売元がApple公式のもの）
- 応急対応派：ドン・キホーテや一部コンビニ
また、Lightning端子ユーザーは在庫があるうちに入手しておくのがおすすめです。
今後はUSB-C版が主流になるため、純正Lightningイヤホンは徐々に姿を消していくでしょう。
まとめ：iPhone有線イヤホンはまだ買える！
「iPhone有線イヤホンはどこで買える？」
その答えは、「公式ストアか、信頼できる量販店・通販サイトであれば今も入手可能」です。
Lightning版・USB-C版どちらも現時点では販売中ですが、
Appleの方向性を考えると、有線イヤホンは今後“レアアイテム化”していくかもしれません。
ワイヤレスが主流になっても、有線ならではの便利さや安心感があります。
必要な人は早めに手に入れておくといいでしょう。
そして、純正品が手に入らない場合は、MFi認証付きの代替モデルを検討するのがおすすめです。
シンプルで確実に音が届く、あの感覚。
有線イヤホンの良さをもう一度感じたいなら、今が買いどきです。
