「甘くておいしいいちごが食べたい」と思ったときに、最近話題になるのが“あまりん”。その名の通り、驚くほど甘いと評判のプレミアムいちごです。でも、「あまりんってそもそもどこで買えるの？」という人も多いはず。この記事では、あまりんの特徴から実際に購入できる場所、通販情報、そして買うときの注意点まで、わかりやすくまとめます。
あまりんとは？埼玉県生まれの“極甘いちご”
あまりんは、埼玉県が開発したオリジナルいちご品種。品種登録名は「埼園い3号」で、「やよいひめ」と「ふくはる香」という2つの品種を掛け合わせて生まれました。
糖度が高く、酸味が控えめ。そのため、食べた瞬間に広がる濃厚な甘さが特徴で、「練乳がいらないいちご」として知られています。見た目も鮮やかな赤で、ツヤのある果実が目を引きます。
味・香り・見た目の三拍子がそろったこの品種は、埼玉県内でも特に注目度が高く、メディアや百貨店のスイーツフェアなどでも取り上げられるほど。
ただし、生産量が非常に限られているため、スーパーなどで簡単に手に入るものではありません。だからこそ、「どこで買えるのか」を知っておくことが大切なのです。
販売時期と流通の特徴
あまりんの収穫期は12月から5月ごろまで。最も美味しい時期は1月下旬〜3月中旬といわれています。
ただし、他のいちごに比べて生産量が少ないため、旬のピークを過ぎるとあっという間に売り切れてしまうこともあります。
また、あまりんは品質管理にこだわる農家が多く、出荷できる数量にも限りがあります。そのため、出回る数が少なく、一般の青果売り場で見かける機会はごくわずか。
主な流通先は、埼玉県内の農園直売所や道の駅、JAの直売所など。通販では予約販売や数量限定販売が中心になります。
埼玉県内であまりんを買える場所
あまりんの主な生産地は埼玉県。県内ではいくつかの直売所や農園で販売されています。
たとえば、**矢島農園（熊谷市）**は代表的な生産者のひとつ。オンラインでも販売しており、化粧箱入りのあまりんを全国に発送しています。
ほかにも、久米原農園（秩父市）や吉見町周辺の直売所などで購入できる場合があります。いずれも数量限定で、シーズン中の早い段階で完売することが多いです。
また、JA埼玉中央やJAちちぶなどの直売所でも取り扱いがあります。価格はパック1つあたり800〜1,200円ほどとプレミアム価格帯ですが、その分、味わいは格別です。
もし埼玉県内に行ける人であれば、道の駅や地元の直売所を巡るのがおすすめ。入荷情報は日によって異なるため、行く前に公式サイトやSNSで「本日の販売状況」を確認しておくと安心です。
通販であまりんを買うには？
遠方に住んでいる人は、通販でのお取り寄せが現実的な方法です。
特に人気なのが、産地直送型の通販サービス「食べチョク」や「JAタウン」。これらのサイトでは、契約農家が収穫したばかりのあまりんを箱詰めして発送してくれます。
また、百貨店のオンラインストアでも期間限定で販売されることがあります。たとえば、伊勢丹新宿店の「あまりんフェア」では、フレッシュ苺としてだけでなく、スイーツやギフトとしての展開も注目を集めました。
通販の価格帯は2パック（約500g）で2,500〜4,000円前後。ギフト仕様の高級パッケージになると、5,000円を超えることもあります。
販売開始と同時に売り切れるケースも多く、「予約販売」や「次回入荷通知メール」を設定しておくのが賢い方法です。
ドライフルーツやジャムなど加工品も人気
生のあまりんが手に入らない時期でも、加工品として楽しむ方法があります。
最近は、あまりんを使ったドライフルーツやジャム、クッキーなどを販売するショップが増えてきました。これらは常温で保存でき、ギフトにもぴったり。
たとえば、「たべごち」では、あまりんを使った無添加ドライフルーツや米粉クッキーが人気。いちご本来の香りと甘みを閉じ込めた逸品として注目されています。
また、地元の菓子店では、あまりんの果汁を使ったスイーツやジェラートを販売していることもあります。
こうした加工品は通年で手に入ることが多く、「旬の時期を逃したけど味わいたい」という人にとって嬉しい選択肢です。
買うときの注意点とコツ
あまりんを購入する際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
- とにかく売り切れが早い
人気のため、販売開始からすぐに完売するケースが多いです。公式サイトやSNSをフォローし、販売開始の情報を逃さないようにしましょう。 - 配送方法を確認する
生のいちごは非常にデリケート。通販ではクール便対応かどうか、発送日や到着予定日を必ずチェックしておくと安心です。 - 価格差に注意
直売所ではお得に買えることもありますが、通販や百貨店ではギフト仕様で価格が上がることがあります。自宅用か贈答用か、目的に合わせて選びましょう。 - 時期をずらすと入手しやすい
1〜2月のピークを避け、12月初旬や4月以降を狙うと、比較的スムーズに購入できる場合もあります。
あまりんが人気を集める理由
なぜここまであまりんが注目されているのか。その理由は明確です。
まず、味の完成度が高いこと。糖度が高いだけでなく、香りが豊かで後味もすっきりしているため、子どもから大人まで幅広く好まれます。
次に、埼玉県産ブランドとしての信頼感。県をあげて品質管理・ブランド化を進めており、いちごの“地産地消ブランド”として認知が広がっています。
さらに、SNSでの口コミ効果も大きいです。「甘すぎる」「人生で一番おいしいいちごだった」といった感想が拡散され、年々人気が上昇中。
見た目の美しさも相まって、写真映えする“ご褒美いちご”として、贈り物や特別な日のデザートにも選ばれています。
まとめ：あまりんを確実に手に入れるには
あまりんは、糖度・香り・見た目すべてに優れた埼玉発のブランドいちごです。
ただし、生産量が限られているため、購入にはタイミングと情報収集が欠かせません。
確実に手に入れるには、
- 埼玉県内の直売所や道の駅をシーズン初期に訪れる
- 農園やJAの公式サイトをこまめにチェックする
- 食べチョクなどの通販サイトで予約する
- ドライフルーツやジャムなど加工品も選択肢に入れる
これらを意識することで、希少なあまりんを逃さず味わうことができます。
シーズンが来たら、ぜひ一度その“特別な甘さ”を体験してみてください。
きっと、普通のいちごでは物足りなくなるはずです。
