手紙を書くのが好きな人や、ちょっとしたメッセージを送りたい人に便利なのが「ミニレター」。封筒と便せん、さらに切手までセットになっていて、これ一枚でそのまま送れる優れものです。
でも実際、「ミニレターってどこで買えるの？」と疑問に思う人も多いはず。郵便局で見たことはあっても、コンビニやネットで買えるのか、知らない人も多いでしょう。
この記事では、ミニレターの基本情報から、郵便局以外の購入場所、値段、そして使うときの注意点まで、わかりやすく紹介します。
ミニレターとは？基本の使い方と特徴
ミニレター（正式名称：郵便書簡）は、封筒と便せんが一体化した“切手付きの手紙”です。
中面に手紙を書き、折りたたんで封をすれば、そのままポストに投函できます。重さ25g以内なら全国一律85円で送れるため、通常の封筒＋切手よりもお得です。
サイズは折りたたみ時で縦約16.5cm×横約9.2cm。一般的な封筒より少し小さめで、シンプルなデザイン。気軽にメッセージやお礼、プレゼントの同封メモなどを送るときにぴったりです。
ミニレターはどこで買える？一番確実なのは郵便局
まず結論から言うと、ミニレターを確実に買えるのは「郵便局」です。
全国の郵便局の窓口で販売されており、「ミニレターをください」と伝えるだけでOK。1枚からでも購入できます。
営業時間内ならいつでも購入できますが、平日のみ営業の郵便局も多いので、夕方以降や土日に買いたい場合は注意が必要です。
そんなときは「ゆうゆう窓口」がある郵便局を探してみましょう。ゆうゆう窓口は一部の大きな郵便局に設置されていて、夜間や休日でも郵便サービスを受けられる場所です。
ミニレターもここで購入できるケースが多いので、急ぎのときにも便利です。
郵便局以外でミニレターを買える場所
「平日は仕事で郵便局に行けない」「近くに郵便局がない」という人も多いですよね。
そんな人のために、郵便局以外でミニレターを買える可能性がある場所を紹介します。
1. 日本郵便の公式オンラインショップ
日本郵便が運営する「郵便局のネットショップ」では、ミニレターを10枚単位で購入できます。
支払いはクレジットカードや代引きなどに対応しており、在庫も安定しています。
まとめ買いをしておけば、いざというときにすぐ使えるので、頻繁に使う人には特におすすめです。
ただし、ネット注文なので届くまでに数日かかります。
「今すぐ欲しい」という人には不向きですが、「ストックしておきたい」人には最適です。
2. Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの通販サイト
意外と便利なのが、一般の通販サイト。Amazonや楽天市場などでも、ミニレターが出品されています。
販売しているのは郵便用品を扱う業者や個人出品者が多く、10枚・20枚・50枚といったまとめ売りが中心です。
価格は基本的に定価とほぼ同じで、1枚あたり85円前後。ただし、送料が別途かかる場合があります。
「郵便局が遠い」「買いに行く時間がない」という人にはありがたい選択肢です。
3. 金券ショップや切手販売所
一部の金券ショップや切手類販売所でも、ミニレターを取り扱っている場合があります。
ただし、どの店でも常に置いているわけではありません。在庫があるかどうかは、事前に電話で確認するのが確実です。
また、値段は郵便局とほぼ同じで、割引されているケースは少なめです。
郵便局が近くにないときや、急ぎで欲しいときの“穴場”として覚えておくとよいでしょう。
コンビニではミニレターは買えないの？
「レターパックや切手を売っているコンビニなら、ミニレターもあるのでは？」と思う人も多いでしょう。
しかし、残念ながらミニレターはコンビニでは基本的に販売されていません。
ローソンやセブンイレブン、ファミリーマートなど大手コンビニでは、切手やレターパック、はがきなどを扱っている店舗もあります。
ただ、ミニレターは“郵便書簡”という特別な扱いになるため、販売対象外です。
一部の情報サイトで「買えた」と紹介されることもありますが、これは誤情報であるケースがほとんど。
どうしても確認したい場合は、店頭で聞いてみるのが確実です。
ミニレターの値段と販売単位
ミニレターの料金は全国一律で85円。これ1枚で封筒・便せん・切手がすべてセットになっています。
追加の切手を貼る必要もなく、ポストにそのまま投函できます。
通販やネットショップでは10枚・20枚などのまとめ売りが主流で、1枚あたりの単価は85円前後。
送料がかかることもあるため、複数枚まとめて買う方がお得です。
手紙をよく書く人は、まとめ買いしておくと便利です。
ミニレターを使うときの注意点
便利なミニレターですが、使うときにはいくつかのルールや制限があります。
以下のポイントに気をつけておきましょう。
- 重さは25g以内
25gを超えると定形郵便扱いになり、追加料金が必要になります。
中に写真やシールを入れる場合は、重さを確認しておくと安心です。 - 厚みがあるものは入れられない
立体的な小物や厚みのある紙などは封がうまく閉じないことがあります。
厚いものを送りたい場合は、スマートレターやレターパックライトを検討しましょう。 - 追跡・補償はなし
ミニレターは普通郵便扱いなので、追跡番号や紛失時の補償はありません。
大切な書類や金銭的価値のあるものを送る場合には不向きです。
こんなときにミニレターが便利！
- お礼の手紙やちょっとしたメッセージを送りたいとき
- 写真やプリントを数枚だけ送りたいとき
- 住所を知らない相手に「匿名ではなく丁寧に」郵便を出したいとき
- メルカリなどで安価な小物を発送するとき（ただし追跡なしのリスクあり）
SNSやメールが主流の今だからこそ、手書きのメッセージを送る温かみが際立ちます。
小さな封筒に手書きの文字を添えるだけで、受け取った人の印象もぐっと変わります。
ミニレターが買えないときの代替手段
もしミニレターが近くで手に入らない場合は、代わりに以下の方法も検討できます。
- 普通の封筒＋84円切手
25g以内なら通常の定形郵便として送れるため、内容は同じでもデザイン自由。
封筒を好きな柄にできるのも魅力です。 - スマートレター（180円）
A5サイズ・1kg以内までOKで、ちょっとした小物も送れます。
全国一律料金で、コンビニでも購入可能です。 - レターパックライト（370円）／レターパックプラス（520円）
追跡機能つきで安全性が高い発送方法。書類や資料なども安心して送れます。
ミニレターを使うメリットまとめ
- 封筒と切手が一体化しているから準備がラク
- 定形郵便より安く、はがきよりもたくさん書ける
- 見た目もシンプルで上品
- 全国一律85円で送れるコスパの良さ
- 書きたいときにすぐ書いて、そのままポスト投函できる手軽さ
コストも手間もかからず、思い立ったらすぐに手紙を送れるのが、ミニレター最大の魅力です。
ミニレターはどこで買える？まとめとおすすめの購入方法
ミニレターを確実に買うなら、やはり郵便局が一番確実。
時間外でも買いたいなら、ゆうゆう窓口を利用するのが現実的です。
すぐに使う予定がないなら、日本郵便のネットショップやAmazonなどの通販サイトでまとめ買いをしておくのもおすすめ。
一方で、コンビニや一般の文具店では販売されていないのが実情です。
金券ショップはあくまで例外的な存在で、在庫があればラッキーという程度に考えましょう。
85円という低コストで気軽に送れるミニレター。
「メールよりも温かい」「はがきよりも丁寧」なコミュニケーション手段として、ぜひ活用してみてください。
