3DSをまだ使っている人、あるいは久しぶりに引っ張り出して遊びたい人の中には、「SDカードってどこで買えばいいの?」「どんな容量を選べばいいの?」と悩む人も多いのではないでしょうか。
本記事では、3DSに対応するSDカードの種類や容量、購入できる場所まで、わかりやすく解説します。
3DSで使えるSDカードの種類と上限容量を確認しよう
まず押さえておきたいのが、「3DSで使えるSDカードの種類」と「容量の上限」です。
3DSシリーズでは、モデルによって使えるカードの規格が少し異なります。
- ニンテンドー3DS・3DS LL・2DS:SDカード(またはSDHCカード)
- Newニンテンドー3DS・New 3DS LL・New 2DS LL:microSDカード(またはmicroSDHCカード)
つまり、旧型は「標準サイズのSDカード」、Newシリーズは「microSDカード」仕様。もしカードが合わない場合は、アダプターを使うことで互換性を持たせることも可能です。
そして、容量は最大で32GBまでが公式サポート範囲。
4GBから32GBまでの「SDHC」または「microSDHC」規格が安心して使える目安です。
それ以上の容量(64GBや128GBなど)を使うには、非公式なフォーマット(FAT32化など)が必要で、動作保証外になります。
安全に使いたいなら、32GBまでのSDHC/microSDHCを選びましょう。
容量はどれくらいがちょうどいい?使い方別のおすすめ
SDカードの容量は、大きければ良いというものではありません。
3DSの使い方によって「ちょうどいい容量」は変わります。
パッケージソフト中心に遊ぶ人
主にカートリッジ版ソフトで遊ぶ場合は、保存データや写真程度しか容量を使わないため、8GB〜16GBでも十分です。
ダウンロードソフトをたくさん入れたい人
eショップでダウンロード購入したゲームを複数遊ぶなら、32GBを選んでおくと安心。
追加コンテンツ(DLC)や更新データも含めると、容量は意外とすぐに埋まります。
「どれを選ぶか迷ったら、最大対応容量の32GB」が現実的な答えです。
購入場所1:家電量販店や専門店で買う
「すぐ欲しい」「実物を見て選びたい」という人は、家電量販店での購入がおすすめです。
たとえば以下の店舗では、SDカードの取り扱いが一般的にあります。
- ヨドバシカメラ
- ビックカメラ
- エディオン
- ケーズデンキ
- ヤマダ電機
また、ドン・キホーテやホームセンターでも見つかることがあります。
パッケージに「SDHC」や「Class10」などの表記があるか確認して購入しましょう。
3DS用と明記されていなくても、対応規格(SDHC/microSDHC/32GB以下)なら問題なく使えます。
購入場所2:ネット通販で買う(Amazon・楽天など)
今では、3DS対応のSDカードをネット通販で買うのが最も手軽です。
在庫が豊富で、価格も店頭より安い傾向があります。
よく選ばれている通販サイトは以下のとおり。
- Amazon(アマゾン)
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
中でも人気なのは、SanDisk(サンディスク)やKIOXIA(旧東芝)といった信頼性の高いメーカー製です。
読み書きが速く、データ破損のリスクが低いのがポイント。
「Class10」または「UHS-I」など、速度クラスが明示されているカードを選ぶと快適に使えます。
価格帯の目安は以下のとおりです。
- 16GB:700〜900円前後
- 32GB:900〜1,200円前後
Amazonなどでは「microSD+アダプター付きセット」も多く、New 3DS・旧3DSどちらにも使えるのが便利です。
購入場所3:中古ゲームショップやフリマサイト
3DS自体が生産終了して久しいため、中古ゲームショップやフリマアプリで探すのも一つの手段です。
たとえばゲオやブックオフでは、中古3DS本体と一緒にSDカードが付属していることもあります。
また、メルカリなどでは「3DSで使用していたSDカード」や「アダプター付きセット」が出品されていることもあります。
ただし、中古や個人出品は状態確認が難しい点に注意。
読み書き速度の低下やデータ破損のリスクがあるため、信頼できる出品者・店舗を選びましょう。
実際に3DSで使うときの注意点
SDカードを購入したら、そのまま差し込むだけではなく、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
1. 新しいカードはフォーマットする
パソコンで「FAT32形式」でフォーマットしておくと、トラブルが起きにくくなります。
ただし、購入時点でFAT32になっていることが多いので、不要な場合もあります。
2. データ移行は「フォルダごとコピー」
古いSDカードの中身をまるごとコピーして、新しいカードに貼り付けるだけでOK。
セーブデータやダウンロードソフトもそのまま引き継げます。
この作業はWindows・Macどちらでも問題ありません。
3. 差し込み方にも注意
SDカードスロットは奥までしっかり差し込むこと。
斜めに入れると読み込み不良の原因になります。
New 3DSの場合は背面カバーを外す必要があるので、無理にこじ開けないようにしましょう。
よくある質問:64GB以上のカードは本当に使えないの?
ネット上では「64GBでもFAT32にすれば使えた」といった情報も見かけます。
確かに、一部のユーザーは非公式に大容量カードを利用できています。
しかし、3DSはもともとSDXC規格(64GB以上)に対応していないため、動作保証外です。
読み込みが遅くなったり、データ破損を起こしたりするリスクがあるため、あくまで自己責任。
安全に使いたいなら、32GB以下を選んだ方が確実です。
3DSのSDカード選びで信頼できるメーカー
3DSで安定して使えるメーカーとして、利用者の評判が高いのは以下のブランドです。
- SanDisk(サンディスク)
読み込み速度が速く、信頼性が高い。多くのユーザーが愛用。 - KIOXIA(旧東芝)
日本ブランドで安心感があり、価格と性能のバランスが良い。 - Transcend(トランセンド)
コスパ重視派に人気。耐久性の評価も高い。
どのメーカーを選ぶ場合でも、「Class10」「UHS-I」などの高速転送対応モデルを選んでおくと、ゲームの起動やデータ読み込みがスムーズになります。
3DSを長く使うなら、SDカードの管理も大切
SDカードは消耗品です。
長期間使っていると、読み込みが遅くなったり、データエラーが出たりすることがあります。
ときどきパソコンにデータをバックアップしておくと安心です。
また、3DSを落としたり衝撃を与えたりすると、カードの接点が傷ついて読み込めなくなることもあります。
持ち運ぶときは、ケースなどで本体ごと保護しておきましょう。
3DSのSDカードはどこで買える?まとめとこれからの使い方
3DSのSDカードは、家電量販店や通販サイトで今でも簡単に手に入ります。
対応規格や容量を間違えなければ、古い3DSでも問題なく動作します。
ポイントをおさらいすると――
- 対応規格:SDHC/microSDHC(最大32GB)
- おすすめ容量:16GB〜32GB
- 購入場所:家電量販店・Amazon・楽天などの通販
- 安心ブランド:SanDisk、KIOXIA、Transcend
今はSwitch全盛期ですが、3DSならではの名作も多く、まだまだ現役で楽しめるハードです。
適切なSDカードを用意して、懐かしいタイトルをもう一度プレイしてみてください。
3DSのSDカードはどこで買えるかを押さえておけば、これからも安心して遊び続けられます。
