最近、スーツの襟元やカバンにカラフルな円形のバッジをつけている人をよく見かけませんか？それは「SDGsバッジ」と呼ばれるもので、持続可能な社会への意識を象徴するアイテムです。
この記事では、SDGsバッジがどこで買えるのか、販売場所やおすすめの購入方法をわかりやすく解説します。
SDGsバッジとは？意味と背景を簡単におさらい
SDGsバッジは、「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals）」の17の目標を表すカラーホイール型のロゴをモチーフにしたピンバッジです。
もともとは国連や国際機関の職員がスーツにつけていたもので、日本でも企業のCSR活動や自治体の職員、教育関係者などを中心に広まりました。
「このバッジを身につける＝SDGsに賛同している姿勢を示す」というシンボル的意味があります。
そのため、単なるファッションではなく、社会的メッセージを込めたアクセサリーとして人気が高まっているのです。
実店舗でSDGsバッジを買える場所
実際にSDGsバッジを手に取って購入したい場合は、いくつかのショップが候補になります。
ただし、どの店舗にも常時在庫があるわけではないため、事前に確認するのがおすすめです。
雑貨店・生活雑貨チェーン
LOFTや東急ハンズ、無印良品など、大型雑貨店ではSDGs関連コーナーが設けられていることがあります。
特にLOFTの一部店舗では、バッジやステッカーなどのSDGsグッズを扱っており、色や素材の違うタイプを比較して選ぶことができます。
書店やライフスタイルショップ
TSUTAYA BOOKSTOREや蔦屋書店など、雑貨と書籍を融合した店舗でもSDGsバッジを販売していることがあります。
過去には「TSUTAYA梅田MeRISE」や「京都岡崎 蔦屋書店」で取り扱われていた例もあり、オシャレなギフト商品としても人気です。
地域の専門ショップやアンテナショップ
NPO団体や自治体と連携した「SDGs啓発ショップ」などで販売されることもあります。
こうした店舗では、国産素材を使ったオリジナルバッジや、フェアトレード製品とセットになった商品が多く、社会貢献の意識も高められます。
通販で買えるおすすめサイト
忙しい人や近くに取扱店がない人には、オンライン購入が便利です。
通販サイトなら種類も価格帯も豊富で、比較しながら選べます。
Amazon
最も手軽に入手できるのがAmazonです。
「SDGsバッジ」で検索すると、ピン式・マグネット式・真鍮製などさまざまなタイプが揃っています。
価格はおおむね600〜1,500円程度。
レビュー評価も多く、初めて買う人にも安心です。
楽天市場・Yahoo!ショッピング
楽天市場やYahoo!ショッピングでも、企業向け・個人向けの両方に対応した商品が豊富です。
ギフト用に包装されたものや、複数個入りのまとめ買いセットもあるので、イベント配布用にも適しています。
joinSDGs公式ストア
日本の団体「joinSDGs」では、ロゴ使用の許可を得た正規バッジを販売しています。
ピンタイプ・マグネットタイプから選べ、上品な質感でビジネス用途にもぴったり。
全国の一部書店にも卸しており、オンラインでも安心して購入できます。
SDGs市民社会ネットワークのオンラインストア
こちらでは「やさしい革」を使ったバッジなど、環境に配慮した素材のアイテムが揃います。
非営利団体による販売のため、購入がそのまま活動支援につながる点も特徴です。
国連公式のSDGsバッジを購入する方法
より本格的に“正規品”を身につけたい人には、国連公式バッジという選択肢もあります。
国連広報センター（UNIC）や国連本部のオンラインショップでは、国際的に認められたSDGsバッジラペルピンを販売しています。
ただし、海外サイトでの注文となるため、
・英語での手続き
・複数個セット販売
・送料がやや高い
といったハードルがあります。
そのため、企業や団体でまとめて購入する場合に向いています。
公式バッジと非公式バッジの違い
市場には、国連の正式なロゴを使用した「正規品」と、デザインを模した「非正規品（または代替デザイン）」が混在しています。
両者の違いを理解しておくことは大切です。
- 正規品：国連や認定事業者が製造。ロゴ使用の許可を得ている。
- 非正規品：ロゴを参考にした自主制作品。個人使用は問題ないが、営利目的での使用や販売には注意が必要。
非正規品でも品質の高いものはありますが、企業や学校などの公式イベントで使う場合は、できるだけ正規ルートの製品を選ぶのが無難です。
バッジの種類と選び方
SDGsバッジには、形状や留め具、素材によっていくつかのタイプがあります。
購入前に、自分の使い方に合うタイプをチェックしておきましょう。
ピンタイプ
最も一般的なタイプ。スーツやジャケットの襟に刺して留める方式です。
金属製で光沢があり、フォーマルな印象。しっかり固定できる反面、衣類に穴が開く点に注意。
マグネットタイプ
裏側にマグネットがついており、布を挟むだけで固定できます。
衣類に傷をつけたくない人や、名札などにつけたい人に人気です。
素材の違い
真鍮・ステンレスなどの金属製は高級感があり長持ちします。
一方、プラスチックやエコ素材を使った軽量タイプも多く、カジュアルに使いたい人に向いています。
SDGsバッジの価格相場
価格は販売元や素材によって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。
- シンプルな金属製ピンバッジ：600〜1,000円前後
- マグネットタイプ・国内正規品：1,000〜1,500円前後
- 国連公式や高級素材製：3,000円以上
個人で身につける場合は1,000円前後で十分。
団体で配布するなら、まとめ買い割引を利用するのもおすすめです。
購入時に注意したいポイント
- ロゴの正当性を確認する
国連のガイドラインでは、SDGsバッジロゴを商用利用する際に条件が定められています。
販売業者の説明欄に「公式ライセンス取得」などの記載があるかチェックしましょう。 - 在庫状況を事前に確認
店頭販売は在庫の波があるため、行く前に店舗へ問い合わせるのが安心です。 - 用途に合うタイプを選ぶ
ビジネス用なら金属製や正規品、カジュアル用や学校活動なら手頃なものでもOK。
シーンによって使い分けるのがおすすめです。 - 安すぎる商品に注意
あまりに安価な製品は、ロゴの色味が違ったり品質が粗かったりする場合があります。
レビューや販売元の信頼性も参考にしましょう。
SDGsバッジを身につける意味
バッジをつけること自体に義務はありません。
しかし、「自分ができる範囲でSDGsに貢献していこう」という意思を周囲に伝える小さな行動です。
ビジネスの場ではCSR活動の一環として、学校では学びや啓発のシンボルとしても使われています。
身につけることで「なぜそのバッジをつけているの？」と話題になることも多く、SDGsを広めるきっかけにもなります。
まとめ：SDGsバッジはどこで買える？通販が最も確実
SDGsバッジは、LOFTや書店などの実店舗でも購入できますが、在庫の安定性や種類の豊富さを考えると通販サイトが最も便利です。
Amazon・楽天市場・joinSDGs公式などでは、デザインや素材を比較しながら選べるので、自分に合った一つが見つかるでしょう。
身につけるだけで終わりではなく、その意味を理解し、日常の中で「持続可能な選択」を意識することが本当のSDGsの第一歩です。
お気に入りのバッジを選んで、あなたも今日から小さなアクションを始めてみませんか？
