韓国旅行の定番アイテムといえば「T moneyカード」。地下鉄やバス、コンビニでの支払いまで、これ1枚あればほとんどの場面でキャッシュレスに過ごせます。でも初めて行く人にとって、「T moneyカードはどこで買えるの?」「空港で手に入る?」という疑問は多いはず。この記事では、最新の購入場所と使い方、旅行前に準備するコツまで、わかりやすく解説していきます。
T moneyカードとは?韓国での便利な電子マネー
T money(ティーマネー)カードは、韓国全土で使える交通系ICカード。ソウル、釜山、済州島など、ほとんどの地域でバスや地下鉄にタッチするだけで乗車できます。さらに、タクシーやコンビニ、カフェなどの支払いにも使えるので、現金をほとんど持たずに旅行できるのが魅力です。
カード自体はプリペイド式。事前にチャージしておけば、繰り返し使うことができます。しかも有効期限は基本的になく、次の旅行でも再利用できるのが嬉しいポイントです。
空港で買えるT moneyカード:到着直後に入手可能
最も確実にT moneyカードを買えるのは、仁川国際空港や金浦空港などの主要空港です。入国ゲートを出たあと、以下の場所で購入できます。
- 空港内のコンビニ(CU、GS25、7-Elevenなど)
- 鉄道の乗車券販売カウンター
- 交通カードの自動販売機
とくに仁川空港の1階到着ロビーやAREX(空港鉄道)ホーム付近には、旅行者向けの販売機が並んでおり、英語や日本語にも対応しています。現金(ウォン)を入れるだけで購入できるので、両替を済ませたあとにそのまま入手するとスムーズです。
地下鉄駅での購入:主要駅ならほぼ確実に販売中
市内中心部の地下鉄駅でも、T moneyカードを買うことができます。券売機で「交通カード購入」を選ぶか、窓口で係員に「ティーマネー、プリーズ」と伝えるだけでOK。ソウル駅や明洞駅、弘大入口駅など、観光客が多いエリアでは多言語対応の販売機が設置されています。
一部のローカル駅では在庫が切れていることもあるため、確実に手に入れたい人は空港や繁華街の駅で購入するのがおすすめです。
コンビニで買う:街中で一番手軽な方法
韓国旅行中、もっとも身近な購入場所がコンビニです。GS25、CU、7-Eleven、emart24などの主要チェーンでは、ほぼどの店舗でもT moneyカードを販売しています。レジで「T moneyカードください」と伝えればOK。
カードの価格は3,000~4,000ウォン前後で、好きなデザインを選べることもあります。購入後、その場でチャージも可能。チャージは現金のみ対応の店舗が多いので、ウォンを少し用意しておくと安心です。
限定デザインカードも人気!お土産にもぴったり
T moneyカードには、人気キャラクターや観光地デザインの限定バージョンもあります。BTS、LINE FRIENDS、ポケモンなど、コラボカードは観光客にも大人気。価格は4,000~5,000ウォンほどで、通常カードより少し高めですが、お土産として買う人も多いです。
ただし、こうした限定カードは在庫がなくなることも多いため、見つけたときが買いどき。空港や明洞、弘大などの大型コンビニでは比較的種類が豊富に揃っています。
オンラインで事前購入する方法
「現地で探すのが不安」「到着してすぐに使いたい」という人は、オンラインで事前に手配する方法もあります。旅行予約サイトや通販サービスでは、出発前にT moneyカードを注文し、空港やホテルで受け取れるプランが用意されています。
日本国内で事前に購入できる通販サイトもあり、受け取ったカードはそのまま現地で使える場合もあります。特に混雑する時期に旅行するなら、事前入手しておくと安心です。
T moneyカードのチャージ方法
カードを買っただけでは使えないため、チャージ(入金)が必要です。チャージは主に以下の方法で行えます。
- 地下鉄駅のチャージ機
- コンビニのレジ
- 一部のバス・交通センター
どの方法でも、現金でのチャージが基本。1,000ウォン単位でチャージでき、上限は50万ウォンまで。日本語表示に切り替えられるチャージ機も多く、操作は簡単です。
旅行者がよく使うT moneyの使い道
- 地下鉄やバスでの移動
タッチするだけで改札を通過でき、乗り換えも自動的に計算されます。 - タクシー料金の支払い
T money対応のタクシーでは、乗車時に「T moneyで」と伝えればOK。 - コンビニ・飲食店での決済
小額決済に便利。飲み物やお菓子などを買うときもキャッシュレスで済ませられます。 - 一部の自販機や観光施設
観光地内の売店や入場ゲートなどで利用できる場所もあります。
子ども・学生向けカードの購入方法
子どもや学生用の割引カードも存在します。13~18歳向けの「青少年カード」や、小学生以下の「子ども用カード」は、年齢登録が必要です。登録はコンビニまたは地下鉄駅の案内センターで行います。旅行者で対象年齢の場合、パスポートを提示すれば登録できることがあります。
T moneyカードを使う際の注意点
- チャージは現金のみ対応のケースが多い
クレジットカードでは入金できないことが多いため、ウォンの現金を準備しておく。 - 返金は一部店舗のみ対応
使い切れなかった残高は、地下鉄駅や一部コンビニで返金できるが、500ウォン程度の手数料がかかる。 - ローカル駅では販売していないことも
観光地以外では在庫がない店舗もあるため、空港や繁華街での購入が確実。 - カードの再利用が可能
有効期限はないので、次の韓国旅行にも使える。使い終わったら保管しておこう。
T moneyカードの価格と費用感
カード本体は約3,000ウォン(日本円で約350円)ほど。限定デザインは4,000~5,000ウォン程度。チャージは自分のペースで行えるため、旅行初日は1万ウォン(約1,000円)ほど入れておけば十分です。足りなくなったら、その都度コンビニで追加チャージすればOKです。
T moneyカードのメリットまとめ
- 到着直後からすぐ使える
- 交通費や小額決済を一括管理できる
- 現金をほとんど使わずに旅行できる
- 有効期限がなく再利用可能
- お土産や記念品としても人気
現地での移動効率が格段に上がるだけでなく、韓国の「日常」に溶け込んだ気分を味わえるのも魅力です。
T moneyカードはどこで買える?まとめと購入のコツ
最後にもう一度、T moneyカードを買える場所をおさらいしましょう。
- 仁川・金浦などの国際空港
- 地下鉄駅の券売機・窓口
- 主要コンビニ(CU、GS25、7-Eleven、emart24)
- オンラインでの事前購入
迷ったら、空港またはコンビニで購入するのが最も確実。どちらも24時間営業が多く、観光客でも安心して利用できます。
韓国旅行をもっと快適に、スムーズに楽しむために——T moneyカードは必携のアイテムです。旅行前に「どこで買えるか」を把握しておけば、到着後の移動がぐっとラクになります。ぜひ自分に合った方法で手に入れて、キャッシュレスで快適な旅を楽しんでください。
