最近よく耳にする「VAPE(ベイプ)」。見た目は電子タバコのようですが、実際どこで買えるのか、何が違うのか分かりにくいですよね。この記事では、VAPEをこれから始めたい人や、買える場所を探している人に向けて、販売店・通販サイト・コンビニでの購入事情をわかりやすく解説します。
そもそもVAPEとは?日本で買える製品の特徴
VAPEとは、リキッドを電気で加熱し、水蒸気を吸う電子機器のこと。香りを楽しむ人や、タバコの代替として使う人も多いですが、日本で販売されているVAPEには一つ大事なポイントがあります。
それは**「ニコチンを含まない」**ということ。
日本の法律では、ニコチン入りのリキッドは医薬品扱いになり、国内での販売はできません。そのため、日本で普通に買えるのは「ニコチンゼロ」「タールゼロ」のVAPEだけ。
いわば“香り付きのスチーム機器”のようなもので、煙の代わりにミストが出る嗜好品として楽しまれています。
コンビニでVAPEは買える?
手軽に買える場所といえば、やっぱりコンビニ。
最近では、一部のコンビニで**DR.VAPE**などのVAPE製品を取り扱っています。レジ横に並んでいることもあり、充電不要の使い切りタイプや、カートリッジを交換するだけで使えるタイプが中心です。
ただし注意したいのは、すべてのコンビニで売っているわけではないという点。店舗や地域によって在庫状況は異なり、「前に見かけたのに今はない」ということも珍しくありません。
確実に手に入れたい場合は、公式サイトや通販で在庫を確認しておくのがおすすめです。
家電量販店・ドンキ・雑貨店でも購入可能
「コンビニにない」ときは、家電量販店やドン・キホーテなどのディスカウントストアを探してみましょう。
ビックカメラ、ヨドバシカメラなどでは、電子タバココーナーにVAPE製品が置かれていることがあります。
雑貨店やバラエティショップでも、香り付きリキッドやスターターセットを扱う店舗が増えています。
実店舗で買うメリットは、
- 実物を手に取ってサイズやデザインを確認できる
- 店員に使い方を聞ける
- その場ですぐに使える
という点。
ただし、取り扱いブランドが限られていたり、在庫が不安定なこともあるので、訪問前に店舗の在庫確認をしておくと安心です。
VAPE専門店なら品揃えが豊富
本格的にVAPEを楽しみたい人は、専門店に行くのがおすすめ。
代表的なのは「VAPE STUDIO」や「BEYOND VAPE JAPAN」など。
こうした専門店では、海外ブランドのVAPEデバイス、フレーバーリキッド、アクセサリーまで一通り揃っています。
初心者でもスタッフが丁寧に使い方を教えてくれるので、初めての人でも安心です。
また、専門店ではニコチン・タールなしの合法リキッドのみ販売しており、味や香りを純粋に楽しむ層に人気があります。
フルーツ系、メンソール系、スイーツ系など、フレーバーの種類も豊富で、自分好みの組み合わせを見つけるのもVAPEの楽しみの一つです。
通販サイトで買う場合のポイント
外出せずに買いたい人には、オンライン通販が便利です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手モールでは、VAPE本体・カートリッジ・リキッドなどが数多く販売されています。
また、VAPE専門のオンラインショップも多く、公式サイトで購入すれば正規品保証やアフターサポートが受けられることもあります。
通販のメリットは、
- 在庫が豊富で選択肢が多い
- レビューを参考にできる
- 地方でも購入可能
といった点。
一方で注意したいのは、非正規品や偽物、粗悪なリキッドが出回っているケースがあることです。
安全性を重視するなら、メーカー公式サイトや信頼できるショップで購入しましょう。
海外通販・個人輸入は要注意
ネット上では「ニコチン入りVAPEを個人輸入すれば使える」といった情報も見かけます。
たしかに、日本では個人使用の範囲であれば、海外通販を通じてニコチン入りリキッドを輸入することが可能とされています。
しかし、ここにはいくつかのリスクがあります。
- 商業目的の輸入・転売は法律違反
- 税関で没収される可能性がある
- 輸入量に上限がある(おおむね2か月分まで)
- 成分表示や安全性が不明な製品が多い
また、輸入手続きや英語対応などのハードルもあり、初心者にはあまりおすすめできません。
もし試す場合は、必ず最新の法令や税関ルールを確認し、自己責任の範囲で行うようにしましょう。
未成年への販売・使用について
VAPEは「ニコチンゼロ」であっても、タバコのような形状や吸引スタイルから、未成年の使用に慎重な販売店が多いです。
法的にはニコチンを含まない製品は「タバコ製品」ではないため、年齢制限が明確に定められているわけではありません。
それでも、ほとんどの販売店は自主的に「20歳未満への販売を控える」方針を取っています。
また、公共の場での使用についても、施設ごとにルールが異なります。
紙巻タバコ禁止エリアでも「VAPEはOK」とは限らないので、周囲の人への配慮やマナーを忘れずに使いましょう。
VAPE購入時の注意点と選び方
初めてVAPEを買うときは、以下の点をチェックしましょう。
- ニコチンなしの製品か確認する(国内販売品は基本的にOK)
- 販売元・メーカーの信頼性を調べる
- 使い捨て or カートリッジ交換式か
- フレーバーの種類・強さ
- 充電方式・バッテリー容量
特に通販で買う場合は、レビューを読む、正規販売店か確認するなど、リスク回避の意識が大切です。
人気ブランドとしては、DR.VAPE、FLEVO、EMILI、VAPORESSOなどが知られています。
価格帯はスターターセットで3,000〜8,000円ほど、リキッドやカートリッジの交換は数百円〜2,000円前後が一般的です。
まとめ:VAPEはどこで買える?
VAPEは、コンビニ・家電量販店・ドンキ・専門店・通販サイトなど、意外と身近な場所で購入できます。
ただし、日本で流通しているのはニコチンゼロの合法製品のみ。
ニコチン入りを求めるなら、個人輸入という手段もありますが、法的リスクや安全性の問題を理解しておくことが大切です。
購入のしやすさで選ぶならコンビニや通販、品揃えで選ぶなら専門店。
ライフスタイルに合わせて、自分にぴったりのVAPEを見つけてみてください。
そして、使うときは周囲への配慮を忘れずに、ルールを守って楽しみましょう。
これからVAPEを始める人にとって、安心して選べる情報源となれば幸いです。
