非常食や防災グッズを探していると、よく目にするのが「えいようかん」。
見た目は普通の羊羹ですが、実は井村屋が開発した“長期保存ができる非常食ようかん”なんです。
この記事では、「えいようかんはどこで買えるの？」という疑問に答える形で、コンビニ・スーパー・ホームセンター・通販など、入手できる場所をわかりやすく紹介していきます。
えいようかんとは？非常時でも安心して食べられる長期保存ようかん
まずは「えいようかん」がどんな商品なのか、簡単におさらいしておきましょう。
えいようかんは井村屋が販売する非常食用の羊羹で、1本60g・5本入りのパッケージが基本です。
1本で約171kcal（ごはん小盛1杯分）のエネルギーが摂取でき、甘さ控えめで食べやすい味わい。
一番の特徴は5年6か月という長期保存期間で、災害時の備蓄食としても人気があります。
また、手で簡単に開けられる設計で、水や火を使わずにすぐ食べられる点も評価されています。
「防災リュックの中に入れておく」「登山やキャンプの行動食として持っていく」など、用途は幅広いです。
スーパーで買える？取扱いがあるお店の特徴
えいようかんは一部のスーパーでも取り扱われています。
ただし、全店舗で常に販売されているわけではないため、探すときは少しコツが必要です。
イオンやイトーヨーカドー、ライフ、ゆめタウンなどの大型スーパーでは、防災コーナーや非常食コーナーに並んでいることがあります。
和菓子売り場にある場合もありますが、多くは「防災関連商品の一つ」として置かれているケースが多いです。
店舗によって在庫が変動するため、「防災用品を扱っている店舗」や「防災フェア開催中」のタイミングで探すと見つけやすいでしょう。
特に3月（防災月間）や9月（防災の日前後）は入荷される傾向があります。
ホームセンター・バラエティショップでの販売状況
ホームセンターも、えいようかんを探す上で見逃せない場所です。
カインズ、DCM、コーナン、ケーヨーデイツーなどでは、防災グッズや保存食を集めたコーナーに陳列されていることがあります。
また、ドン・キホーテやロフト、東急ハンズ、ヨドバシカメラなどの大型バラエティショップ・量販店でも、非常食コーナーに並んでいることがあります。
これらの店舗では、他の防災商品と一緒にまとめ買いできる点もメリットです。
ただし、ホームセンターやバラエティショップも店舗ごとの在庫差が大きく、「あったりなかったり」するのが現実。
目的の商品があるかどうかは、事前に店舗へ電話確認するのがおすすめです。
コンビニでえいようかんは買える？
「コンビニで買えるの？」と気になる人も多いと思います。
結論から言うと、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンなどの一部店舗で販売されることがあります。
ただし、常時置いているわけではなく、特に防災関連キャンペーンや防災週間の時期に入荷されやすい傾向があります。
通常時には見かけないことが多く、コンビニで探す場合はタイミングが重要です。
見つからない場合は、店員さんに「防災グッズや保存食の棚にありますか？」と聞いてみると良いでしょう。
えいようかんは一般的な和菓子コーナーよりも、防災用品の棚に並んでいることが多いです。
確実に手に入れるなら通販がおすすめ
「近くの店舗で見つからない」「まとめて買いたい」という場合は、通販がもっとも確実です。
えいようかんはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど主要な通販サイトで常時取り扱われています。
通販なら、在庫確認が簡単で、複数セットのまとめ買いや送料無料キャンペーンも利用できます。
井村屋公式のオンラインショップでも購入できるため、安心して正規品を選ぶことが可能です。
また、通販では「チョコえいようかん」などの派生商品も選べるため、味のバリエーションを楽しみたい人にもおすすめ。
価格は販売店によって少し差がありますが、だいたい1箱（5本入り）あたり500〜700円前後が相場です。
実店舗で探すときのコツと注意点
えいようかんを店舗で探すときは、次のポイントを意識すると見つけやすくなります。
- 食品売り場よりも「防災用品コーナー」や「保存食売り場」をチェックする
- 在庫があるか事前に電話で確認する
- 防災月間（3月・9月）など、関連イベントの時期を狙う
- コンビニでは入荷タイミングが限られるため、見つけたら早めに購入する
また、保存食として買う場合は「賞味期限の残り期間」を必ず確認しましょう。
在庫によっては期限が短い商品が混ざっていることもあるため、備蓄用には期限が長いものを選ぶのが安心です。
えいようかんはどんな人におすすめ？
えいようかんは、防災目的だけでなく、さまざまなシーンで活躍します。
- 家庭や職場の非常食として備蓄しておきたい人
- 登山やキャンプ、釣りなどのアウトドアを楽しむ人
- 受験や夜勤、長時間の移動時など、手軽にエネルギーを補給したい人
- 小さな子どもや高齢者でも食べやすい保存食を探している人
特に「甘いものが好きだけど、防災食は味気ない…」という人にはぴったり。
井村屋らしい自然な甘さで、非常時でもほっとできる味わいです。
買った後の管理と備蓄のコツ
えいようかんは長期保存が可能とはいえ、放置しておくと賞味期限を過ぎてしまうこともあります。
備蓄品として買う場合は、次のような“ローリングストック法”を意識しておくと安心です。
- 定期的に消費して、使った分だけ補充する
- 賞味期限が近いものから順に食べる
- 買った日や期限をメモしておく
また、防災バッグや車内に入れる場合は、夏場の高温に注意。
直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保管すると長持ちします。
えいようかんはどこで買える？まとめ
ここまで紹介してきたように、えいようかんはスーパー・ホームセンター・コンビニなど実店舗でも買える可能性がありますが、取り扱いは店舗や時期によって異なります。
「探しても見つからない」という人は、通販を利用するのが確実で便利です。
備蓄用だけでなく、日常のちょっとしたエネルギー補給にも役立つえいようかん。
非常時に備えておくのはもちろん、普段から「食べて安心・備えて安心」の習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
