仮想通貨の世界で一躍注目を集めた「ぺぺコイン(PEPE)」。
名前の通り、インターネットミーム「Pepe the Frog」から生まれたこのコインは、登場以来コミュニティの熱狂とともに急速に広がりました。
でも、「ぺぺコインってどこで買えるの?」「日本でも買える?」と疑問に思う方も多いはず。
この記事では、ぺぺコインの特徴から購入方法、安全に取引できる取引所までをわかりやすく解説します。
ぺぺコインとは?その正体と話題の理由
ぺぺコイン(PEPE)は、2023年に誕生したイーサリアム(Ethereum)上のトークンで、いわゆる「ミームコイン」の一種です。
ドージコインやシバイヌコインに続く存在として注目され、「ネタコイン」「ジョークコイン」と呼ばれながらも、投資家の間で瞬く間に人気を集めました。
ミームコインとは、SNSやネットカルチャーをもとに誕生したコインの総称。価格の上下が激しく、実用性よりも“話題性”や“コミュニティの熱量”が価値を生むのが特徴です。
PEPEはその代表格で、わずか数か月で数十倍の値動きを見せた時期もありました。
もっとも、ぺぺコインには明確なプロジェクト目的や実用性はなく、「面白さ」や「投機性」で成り立っている点には注意が必要です。
日本でぺぺコインは買える?
2024年以降、ぺぺコインはついに日本国内の取引所にも上場しました。これにより、日本円での直接取引が可能になっています。
1. BITPoint(ビットポイント)
2024年10月、BITPointが日本で初めてPEPEの取扱いを開始しました。
日本円での売買ができ、国内の金融庁登録済みの取引所であるため、安全性の面でも安心できます。
BITPointのアプリやウェブサイトから簡単に口座開設が可能で、本人確認が完了すればすぐに取引を始められます。
2. bitFlyer(ビットフライヤー)
2025年1月にはbitFlyerでもぺぺコインの取り扱いが始まりました。
bitFlyerは日本最大級の取引量を誇る老舗取引所で、スマホアプリから1円単位で少額購入ができるのが魅力です。
「Buy/Sell」機能を使えば、シンプルな操作でPEPEを買うことができます。
この2社の登場により、「海外取引所でしか買えない」という時代は終わりました。今では、国内口座だけでぺぺコインを安全に購入できます。
海外取引所での購入も可能
もっと自由に取引したい、あるいは海外の流動性を利用したい人には、海外取引所の利用も選択肢です。
ただし、海外取引所は日本の金融庁の監督下にないため、リスク管理を徹底する必要があります。
Binance(バイナンス)
世界最大の取引所で、PEPEの取引量も圧倒的。
USDT(テザー)などのステーブルコインを使ってトレードできます。
ただし、2025年現在、日本からの新規登録・利用には制限がある場合もあるため、最新情報を確認しましょう。
OKX・KuCoin・LBank・Kraken
これらの取引所でもPEPEを扱っています。
クレジットカード購入やApple Pay、Google Payでの支払いにも対応しているため、海外口座を持つ人には便利です。
ただし、アカウント登録時には本人確認(KYC)が必要で、出金制限などのルールにも注意が必要です。
ぺぺコインの購入手順(国内取引所の場合)
日本の取引所でぺぺコインを買う場合、基本的な流れは次の通りです。
- 口座開設をする
BITPointやbitFlyerの公式サイトから無料でアカウントを作成。
氏名・住所などを入力し、本人確認書類をアップロードします。 - 日本円を入金する
銀行振込またはクイック入金で取引口座に資金を送ります。
数分〜数時間で反映されることが多いです。 - PEPEを購入する
アプリやWeb画面から「PEPE/JPY」ペアを選び、購入数量を入力して注文。
成行(現在価格で即購入)と指値(指定価格で購入)を選べます。 - ウォレットに送金する(任意)
取引所に預けたままでも良いですが、長期保有するなら自分のウォレットに移すのが安心です。
MetaMaskなどのウォレットを利用する際は、送金先アドレスのミスに注意してください。
購入時の注意点とリスク
ぺぺコインを購入する際に気をつけたいのが、次のポイントです。
- 価格変動が激しい
PEPEは数日で数十%動くことも珍しくありません。短期トレード目的の場合は、常にチャートを確認するようにしましょう。 - 長期保有は慎重に
ミームコインは「流行」に左右されやすく、長期的な価値が保証されるものではありません。
「面白いから買ってみる」「少額で試す」くらいの感覚が安全です。 - 詐欺サイトに注意
SNS上にはPEPEの名を語る偽サイトや詐欺プロジェクトも存在します。
公式取引所(BITPoint、bitFlyerなど)を経由するのが最も安全です。 - 税金の申告義務
暗号資産の利益は原則として雑所得に分類されます。
確定申告の際には取引履歴を保存し、利益が出た場合は必ず申告しましょう。
ぺぺコインを保管するおすすめの方法
購入後の保管方法も重要です。
取引所に置いたままでも取引はできますが、長期保有やセキュリティを重視するなら、ウォレットの利用がおすすめです。
- 取引所ウォレット(例:bitFlyer内)
初心者に最適。手軽に管理できる反面、ハッキングリスクはゼロではありません。 - ソフトウェアウォレット(例:MetaMask)
自分のPCやスマホで管理。送金自由度が高いですが、秘密鍵を失うと復元できません。 - ハードウェアウォレット(例:Ledger、Trezor)
オフラインで保管できるため最も安全。高額な資産を持つ人向けの方法です。
ぺぺコインの将来性と市場の見方
PEPEの将来性については意見が分かれます。
一部では「次のドージコインになる」と期待する声もありますが、実際には明確なユースケースがないため、安定した成長は見込みにくいと見る専門家も多いです。
ただし、SNSを中心にコミュニティが非常に活発で、「ミーム文化×仮想通貨」という新しい形の市場を牽引しているのは事実です。
この勢いが今後の価格変動を生み出す原動力にもなっています。
つまり、「夢のあるハイリスク投資」として、自分のリスク許容度に合わせた金額で楽しむのが理想です。
ぺぺコインはどこで買える?まとめとこれからの展望
ぺぺコインは、もはや海外だけでなく日本国内でも気軽に購入できる時代になりました。
BITPointやbitFlyerといった登録済みの取引所であれば、日本円で直接取引でき、初心者でも安心してスタートできます。
一方で、ぺぺコインはあくまで“ミームコイン”。
価格変動が激しく、投資というより「カルチャーへの参加」に近い側面があります。
購入する際は無理のない範囲で、余裕資金の範囲内で楽しむのがおすすめです。
最後にもう一度、ぺぺコインはどこで買えるのか。
答えは「BITPoint」「bitFlyer」、そして一部の海外取引所です。
安全な取引所を選び、情報を正しく理解して、自分なりのペースで仮想通貨の世界を楽しんでいきましょう。
