「イイダコって、どこで買えるの？」
最近、SNSや料理動画で見かけることが増えた小さなタコ“イイダコ”。煮付けや炒め物、韓国料理のチュクミなどにもぴったりですが、いざ探すとスーパーに並んでいなかったり、旬を逃すと見つからなかったりします。
そこで今回は、イイダコが買える場所を実店舗と通販の両方から徹底的に紹介します。
イイダコとは？旬と特徴を知っておこう
イイダコ（飯蛸）は体長10cmほどの小型のタコで、やわらかく甘みのある身が特徴。名前の由来は、春先にメスが卵を抱くと、その卵が“飯（ごはん）”のように見えることから「飯蛸」と呼ばれるようになったと言われています。
主に冬から春にかけてが旬。特に卵を抱いたイイダコはこの時期しか味わえず、煮物やおでんの具材としても人気です。ただし、近年は漁獲量が減少しており、昔より手に入りにくくなっているという声もあります。
イイダコはどこで買える？実店舗での販売状況
まずは、リアル店舗でイイダコを探せる場所を紹介します。
スーパー（イオン・イトーヨーカドーなど）
一般的なスーパーでは、鮮魚コーナーで時期限定の取り扱いがあります。特に冬場～春先にかけて、生のイイダコが並ぶことも。ただし、入荷は不定期で、地域や漁の状況に左右されるため「いつでもある」とは限りません。
冷凍品を扱う店舗もあり、イオン系列のスーパーでは「ボイル済みイイダコ」「冷凍イイダコ」として見かけることがあります。冷凍なら通年で在庫がある店舗もあるため、狙い目です。
業務スーパー
業務スーパーでは、海外産の冷凍イイダコが販売されていることがあります。下処理済みのものや業務用パックが多く、価格も比較的手頃。ただし、店舗ごとに取り扱いが異なるため、事前に電話で確認するのがおすすめです。
「冷凍魚介コーナー」に陳列されていることが多く、運が良ければ通年で見つかる場合もあります。
鮮魚店・魚市場・漁港の直売所
鮮度にこだわりたい人は、地元の鮮魚店や漁港直売所が狙い目。旬の時期には、生きたままのイイダコが並ぶこともあります。
ただし、販売期間は短く、漁のタイミングに依存するため、早朝に売り切れることも珍しくありません。確実に手に入れたいなら、事前に入荷予定を問い合わせておくと安心です。
ディスカウントストア・量販店
ドン・キホーテやコストコなどの大型量販店では、冷凍イイダコが販売されていることがあります。特にコストコでは海外産の大容量パックを扱うことがあり、まとめ買いしたい人にはおすすめです。
ただし、こちらも在庫は不安定。店によってはまったく取り扱っていないこともあります。見つけたらまとめて購入しておくのも一つの方法です。
イイダコを通販で買うならここ！人気の販売サイト
店舗で見つからない場合は、通販を活用するのが確実です。最近は冷凍技術の向上により、家庭でも十分おいしく調理できます。
楽天市場
楽天では、全国各地の業者が販売しており、冷凍・下処理済み・ボイルなど種類が豊富です。
「国産イイダコ」「業務用」「小分けパック」などの検索キーワードで探すと、用途に合わせて選べます。レビューも多く、味や使いやすさを比較しやすい点も魅力。
Amazon（アマゾン）
Amazonでも、ボイル済みや下処理済みのイイダコが多数出品されています。
Prime対応の商品も多く、急ぎで欲しいときに便利。家庭用の小パックから業務用サイズまで幅広く揃っており、まとめ買いもしやすいです。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングも、楽天やAmazon同様に多くの出品があり、価格比較が容易。特に、産地や状態（生・冷凍）を明示している店舗が多く、安心して選べます。
韓国食材専門店の通販サイト
韓国料理ブームの影響で、「チュクミ（イイダコ炒め）」用の冷凍イイダコを扱う韓国食材専門サイトも人気です。味付け済みの商品も多く、自宅で手軽に本場の味が再現できます。
「韓国広場」や「八道（パルド）ショップ」などが代表的なサイトです。
イイダコ購入時の注意点
産地と状態をチェック
イイダコは国産と輸入品があり、輸入品は東南アジア産が多めです。国産の方が価格は高い傾向ですが、身がやわらかく風味が豊か。用途や予算に応じて選びましょう。
冷凍品は、解凍後に水分が出やすいため、調理前にキッチンペーパーでしっかり水気を取るのがポイント。煮物や炒め物など、加熱料理なら冷凍でも十分おいしく仕上がります。
季節と在庫の変動に注意
生のイイダコは旬の冬〜春にしか手に入りにくく、夏場や秋はほとんど見かけません。
どうしても生のイイダコを使いたい場合は、魚市場や鮮魚店に入荷時期を確認するのが確実です。
保存と調理のコツ
冷凍イイダコは、未開封であれば数か月保存可能。ただし、解凍後は早めに調理を。
おすすめの調理法は、煮付け、天ぷら、チュクミ炒め、たこ飯など。加熱時間を短めにすると、やわらかい食感をキープできます。
イイダコを確実に手に入れるためのコツ
- 旬（冬〜春）を狙ってスーパーをチェック
鮮魚コーナーでの入荷はこの時期に集中。見かけたらすぐ購入を。 - 業務スーパー・量販店を定期的に覗く
冷凍イイダコの在庫は店舗次第。見つけたらまとめ買いもおすすめ。 - 魚市場や漁港直売所を活用
鮮度重視ならこのルート。入荷日を事前に問い合わせておくと確実です。 - 通販サイトを活用する
冷凍・下処理済みなら季節を問わず入手可能。用途に合わせて容量や産地を選びましょう。
まとめ：イイダコはどこで買える？スーパー＋通販を上手に使い分けよう
イイダコは、かつては冬の定番食材でしたが、現在は流通量が減り、スーパーで見かける機会も少なくなっています。
それでも、冷凍品を中心に業務スーパーや通販サイトを活用すれば、通年で楽しむことができます。
・生のイイダコ＝魚市場・鮮魚店・旬のスーパー
・冷凍イイダコ＝業務スーパー・通販サイト（楽天・Amazon・Yahoo!）
この使い分けを意識すると、探す手間がぐっと減ります。
家庭料理はもちろん、韓国風のピリ辛炒めやおつまみメニューにも大活躍のイイダコ。
「どこで買える？」と迷ったら、まずは近くのスーパーと通販をチェックしてみましょう。
冷凍庫に常備しておけば、いつでも手軽に海の幸を楽しめます。
