「ジャスミンライスって、どこで買えるんだろう?」
タイ料理が好きな人や、自宅でエスニック料理を楽しみたい人なら、一度はそんな疑問を持ったことがあると思います。香り高く、粒が立ってパラっと仕上がるタイ米。けれど、日本のスーパーではあまり見かけないこともありますよね。
そこで今回は、ジャスミンライスが買える場所を実店舗と通販の両方から詳しく紹介します。業務スーパーやカルディ、Amazon・楽天といった通販サイトまで、実際に手に入る場所を一つずつ見ていきましょう。
ジャスミンライスとは?その魅力をおさらい
ジャスミンライスは、タイを中心に生産されている長粒種のお米。炊きあがるとふわっと花のような香りが立ち、口に入れると軽やかな食感が特徴です。日本米のような粘りは少なく、チャーハンやカレー、炒め物などにぴったり。
日本では「香り米」や「タイ米」と呼ばれることもあります。油っこい料理やスパイスの効いた料理と相性が良く、エスニック料理好きには欠かせない存在です。
ただし、日本ではまだ一般的なお米ほど流通していないため、どこで売っているのかを知らないと探しにくいのも事実です。
業務スーパーで買える?定番の入手先をチェック
「ジャスミンライス=業務スーパー」という声もあるほど、まず最初にチェックしたいのがこのお店。
業務スーパーでは、タイ産のジャスミンライスが1kg入りの袋で販売されています。パッケージはグリーンやゴールド系のデザインが多く、炊くとしっかり香りが立つタイプ。洗わずにそのまま炊ける商品もあります。
価格は店舗によって差がありますが、**おおむね900円〜1,000円前後(1kg)**で購入可能。日本米よりはやや割高ですが、輸入米としては十分手頃です。
ただし、注意点もあります。業務スーパーは店舗ごとに取り扱い商品が異なり、
「うちの近くの店舗にはなかった」
「以前は売っていたのに今は見かけない」
というケースも珍しくありません。確実に購入したい場合は、店舗に電話で在庫を確認するか、オンラインショップをチェックしてみましょう。
また、業務スーパーのオンラインストアでも一部地域を対象に販売されており、自宅配送を利用できるケースもあります。
カルディや成城石井などの輸入食品店でも購入可能
輸入食材を扱うお店を探すのもおすすめです。
カルディコーヒーファームでは、定期的にジャスミンライスを販売しており、300g〜1kg程度の少量パックもラインナップされています。エスニックフェアの時期には特に見つけやすいので、立ち寄った際にチェックしてみましょう。
成城石井や、輸入食品専門店のアジア食材コーナーにも置かれていることがあります。タイ料理好きのスタッフがセレクトしたブランド米が並ぶこともあり、品質を重視する人にはうれしいポイント。
ただし、カルディも成城石井も全店舗で常時販売しているわけではないため、こちらも入荷タイミングに注意。ときどき覗いてみると、思わぬ掘り出し物に出会えることもあります。
一般のスーパーでは?見つかる可能性と狙い目コーナー
最近では、イオンやイトーヨーカドーなどの大型スーパーでも、アジア食材コーナーが充実してきています。そこにジャスミンライスやバスマティライスなどの輸入米が並ぶケースも増えています。
特に「世界の食品フェア」や「エスニック特集」などの期間限定イベント時は狙い目です。
とはいえ、やはり地方や小規模スーパーではまだ取り扱いが少なく、常に店頭にあるとは限りません。店舗によっては、代わりに「長粒米」や「香り米」という名称で販売されていることもあるので、ラベルをよく確認してみましょう。
通販なら確実に手に入る!Amazon・楽天の取り扱い
「近所で見つからない」「まとめ買いしたい」そんなときは、通販がいちばん確実です。
Amazonや楽天市場では、ジャスミンライスを扱う店舗が多数あり、容量・ブランドも豊富です。1kgの小袋から、5kg、10kgの大容量パックまで揃っており、好みの使い方に合わせて選べます。
代表的なブランドとしては、
- タイ王国産の「ロイヤルアンカー」
- 「ゴールデンフェニックス」
- 「バンコクライス」
などが有名。どれも現地タイで定番のブランドで、香りの良さや炊きあがりの軽さが高く評価されています。
通販の良さは、レビューや評価を参考にできる点です。炊きあがりの香りや粒立ちの良さ、料理との相性などを購入前に確認できるので、自分の好みに合うお米を選びやすいのが魅力。
また、Amazonでは定期便に対応している商品もあり、タイ料理をよく作る人なら定期購入でストックを切らさずに済みます。
保存方法と美味しく炊くコツ
ジャスミンライスは香りが命。そのため、保存方法には少し気を使いましょう。
高温多湿を避け、密閉容器やジップ付き袋に入れて、冷暗所または冷蔵庫で保管するのがおすすめです。特に夏場は湿気と虫に注意。長期間保存する場合は冷凍庫に入れると安心です。
炊き方はシンプルで、水加減は1:1.2程度が目安。
日本米より少し水を少なめにするのがポイントです。
洗わずにそのまま炊けるタイプもありますが、軽く1回すすぐと余分な粉が取れて、よりすっきりした味わいになります。
炊きあがったらすぐにふたを開けて余分な蒸気を逃がすと、パラっと仕上がりやすくなります。
タイカレーやガパオライス、チャーハンなどに合わせると、香りのバランスが絶妙です。
ジャスミンライスを買う前に確認したいポイント
購入前には以下の点もチェックしておくと安心です。
- 原産国:基本的にタイ産が主流。ブランドによって香りや粒の大きさが微妙に異なります。
- 精米日・賞味期限:香り米は鮮度が大切。購入前に確認しましょう。
- 容量と使い切りやすさ:初めての人は1kgから試すのが無難。頻繁に使う人は5kg以上がお得です。
- レビューや評価:通販の場合は口コミをチェック。炊き方のコツや風味の傾向が分かります。
こうした点を押さえておけば、失敗なく美味しいジャスミンライスが手に入ります。
ジャスミンライスが人気の理由と今後の広がり
ここ数年で、ジャスミンライスの人気はじわじわと高まっています。
タイ料理やベトナム料理が一般家庭でも親しまれるようになり、「日本米では出せない軽やかさ」を求める人が増えているためです。
さらに、業務スーパーのようなコスパ重視の店舗が全国に広がったことで、香り米を気軽に試す人が増えています。
以前は輸入食材店やネット限定だったものが、今では「スーパーでも見かける」存在に。
エスニック料理の裾野が広がる中で、今後はジャスミンライスの流通もさらに安定していくと見られます。
まとめ:ジャスミンライスはどこで買える?業務スーパーや通販を上手に活用しよう
まとめると、ジャスミンライスは以下のような場所で購入できます。
- 業務スーパー:安定した定番ルート。店舗によっては在庫に注意。
- カルディ・成城石井:少量パックが便利。エスニックフェアもチェック。
- 大型スーパー:アジア食材コーナーで取り扱いが増加中。
- 通販(Amazon・楽天など):種類・容量が豊富で確実に入手できる。
どこで買うにしても、「自分の使い方」に合った量や価格を選ぶのがポイントです。
週末にタイカレーを作る人なら1kg袋、頻繁にアジアン料理を作るなら5kg袋など、用途に合わせて選ぶと長く楽しめます。
香り高く、軽やかで、異国の風を感じさせてくれるジャスミンライス。
一度食べると日本米とは違う魅力にハマる人も多いです。
これを機に、自分のライススタイルを少し変えてみるのも楽しいかもしれません。
ぜひ、業務スーパーや通販でお気に入りのジャスミンライスを見つけてみてください。
