ヨガを始めるとき、まず揃えたいのが「ヨガマット」。ポーズを安定させ、体を守ってくれる欠かせないアイテムです。でも、いざ買おうと思うと「どこで買えるの?」「どんなマットを選べばいい?」と迷う人も多いはず。この記事では、ヨガマットが買える場所と、失敗しない選び方のポイントをわかりやすく紹介します。
ヨガマットはどこで買える?
ヨガマットは、意外と身近な場所で手に入ります。代表的な購入先は次のとおりです。
スポーツデポで購入する
「スポーツデポ」「アルペン」「スーパースポーツゼビオ」などのスポーツ用品店では、初心者向けから上級者モデルまで幅広く取り扱われています。実際に手で触れて、厚みや素材の感触を確かめられるのが大きな魅力。スタッフに相談すれば、ヨガの種類や体型に合わせたマットを提案してもらえることもあります。
また、フィットネスコーナーにはトレーニングマットやピラティスマットもあり、使用目的に合わせて比較できるのもポイントです。
イオン・イトーヨーカドー・ドン・キホーテで購入する
「イオン」「イトーヨーカドー」「ドン・キホーテ」などの量販店でも、ヨガマットを扱っています。値段は1,000円台からと手頃で、「まずは試しに使ってみたい」という人におすすめです。特にドン・キホーテでは、価格重視のマットから厚手タイプまで幅広く揃っていることがあります。
ただし、店舗によっては在庫が限られているため、事前に取り扱いの有無を確認しておくと安心です。
ダイソー・セリア・カインズ・コーナンでも手に入る
「ダイソー」「セリア」「カインズ」「コーナン」などでもヨガマットが販売されています。特にダイソーでは、500円〜1,000円程度で購入できるマットが人気。ストレッチや軽いヨガを行うには十分なクッション性があります。ただし、厚さや耐久性は本格的なヨガ用には物足りないこともあるため、あくまで入門用と考えると良いでしょう。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで購入する
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの通販サイトでは、膨大な種類のヨガマットが販売されています。価格帯、ブランド、素材、デザインなど、あらゆる条件で検索・比較できるのが魅力。レビューを参考にしながら、自分に合う一枚をじっくり選ぶことができます。
また、ブランド公式サイトでもオンライン販売を行っており、「LAVA」「マンドゥカ(Manduka)」「ヨガワークス(Yogaworks)」などの人気ブランドマットを正規ルートで購入することが可能です。ネット通販はセール時期やクーポン活用で、店頭より安く手に入ることも多いです。
ヨガマット選びの基本ポイント
ヨガマットを選ぶときは、見た目だけでなく使い心地や安全性も大切です。ここでは、失敗しないための基本ポイントを紹介します。
厚さの選び方
ヨガマットの厚さは1mm〜15mmほどと幅広く、使用目的によって適した厚みが異なります。
- 3〜5mm程度:ヨガスタジオや外出先で使うのに便利。軽くて持ち運びやすい。
- 6mm前後:クッション性と安定感のバランスが良く、初心者におすすめ。
- 10mm以上:床付き感が少なく、自宅でのストレッチや筋トレにも最適。
初心者や膝・腰への負担が気になる人は、6mm前後の厚みが安心です。反対に、立ちポーズが多いヨガでは、厚すぎるとバランスが取りにくくなる場合もあります。
素材の違いを知る
マットの素材によって、グリップ力や重さ、耐久性が異なります。
- PVC(ポリ塩化ビニル):価格が安く、クッション性も高い。入門者向け。
- TPE(熱可塑性エラストマー):軽くて持ち運びやすく、環境にも優しい素材。
- 天然ゴム:グリップ力が抜群で、本格派ヨガにおすすめ。やや重め。
- コルクやジュート:ナチュラル志向の人に人気。通気性が良く、汗に強い。
最近では、リサイクル素材や環境配慮型のエコマットも注目を集めています。
グリップ性と安定感
ヨガ中に手足が滑ってしまうと、ポーズが崩れたりケガにつながることもあります。特に汗をかきやすいホットヨガでは、滑りにくい表面加工がされたマットや、吸湿性のある素材が安心です。ヨガタオルを併用する方法もあります。
サイズの目安
一般的なヨガマットのサイズは「長さ約173cm×幅61cm」が標準。身長が高い人や広めの動きをする場合は、180cm以上のロングサイズを選ぶと快適です。自宅用なら大きめサイズでも良いですが、持ち運ぶ場合は軽量タイプが便利です。
初心者におすすめの購入スタイル
ヨガを始めたばかりの人は、いきなり高価なヨガマットを選ぶ必要はありません。最初は手頃な価格帯(2,000〜3,000円前後)のマットを試して、自分に合う厚みや素材を把握するのがおすすめです。
続けていくうちに、自分のヨガスタイルが明確になってきたら、よりグリップ性や耐久性に優れた中〜上級モデルへ買い替えると良いでしょう。人気ブランドでは、使い心地にこだわった高品質なモデルが豊富に揃っています。
また、ネット通販では「持ち運び用ストラップ付き」「収納ケース付き」などのセット販売も多く、コスパの良い選択が可能です。
ヨガマットを長く使うためのお手入れ方法
せっかくお気に入りのマットを手に入れても、適切に手入れをしないとすぐに劣化してしまいます。清潔に長く使うためには、次のようなポイントを意識しましょう。
- 使用後は汗や皮脂を乾いた布で拭き取る
- 定期的に中性洗剤を薄めた水で軽く拭き、しっかり乾燥させる
- 直射日光を避け、風通しの良い場所で保管する
- 巻くときは外側を清潔に保ち、型崩れを防ぐ
特にホットヨガや汗をかく環境では、毎回のお手入れが衛生面でも重要です。
ヨガマット購入で失敗しないために
ヨガマット選びで失敗する人の多くは、「価格だけで決めてしまう」ことが原因です。安いマットは軽くて便利な反面、グリップが弱かったり、すぐにへたってしまうことも。とはいえ、高価なものが必ずしも最適とは限りません。
大切なのは、「自分の体に合う」「使うシーンに合う」こと。
自宅でゆったり行うのか、スタジオに持ち歩くのか。汗をかくヨガなのか、静かな瞑想中心なのか。目的を明確にすれば、自ずと理想のマットが見えてきます。
ヨガマットはどこで買える?自分に合った1枚を見つけよう
ヨガマットは、スポーツデポやアルペン、ドン・キホーテ、Amazon、楽天市場など、さまざまな場所で手に入ります。実物を確かめたいなら店舗へ、種類や価格で比較したいならネット通販が便利です。
素材や厚さ、サイズなどの選び方を押さえ、自分のヨガスタイルに合ったマットを選ぶことで、練習の質も大きく変わります。お気に入りの一枚を見つけて、快適で心地よいヨガ時間を楽しみましょう。
