郵便を送るときに便利な「レターパック」。封筒を買えば切手不要で全国一律料金、しかも追跡もできるということで、多くの人が利用しています。でも、「レターパックってどこで買えるの？」「コンビニでも売ってるの？」と気になる方も多いはず。今回はそんな疑問に答えつつ、レターパックの種類や購入場所をわかりやすく解説します。
レターパックとは？仕組みと特徴を簡単におさらい
レターパックは、日本郵便が提供している「専用封筒付きの定額郵便サービス」です。あらかじめ送料が印刷された封筒を購入し、宛名を書いてポストに入れるだけで全国どこでも同一料金で送ることができます。重さ制限は4kgまでで、荷物の追跡も可能。郵便局に行かなくても発送できる手軽さが人気です。
ポイントは次の4つ。
- 送料込みの専用封筒：切手を貼る必要がない
- 全国一律料金：距離に関係なく同じ料金で送れる
- 追跡サービス付き：配達状況を確認できる
- ポスト投函OK：一部タイプは郵便受けに入れるだけ
この便利さから、個人の書類発送やメルカリ・ヤフオクなどのフリマ発送にも重宝されています。
レターパックの種類：ライトとプラスの違い
レターパックには「レターパックライト」と「レターパックプラス」の2種類があります。目的や荷物の厚みによって選びましょう。
レターパックライト（青色）
- 料金：430円（税込）
- サイズ：A4（340×248mm）
- 厚さ：3cm以内
- 重さ：4kgまで
- 配達：郵便受けへ投函（受取印不要）
- 特徴：薄めの書類・カタログ・衣類などに便利
ポストにそのまま入れられるため、24時間いつでも発送できるのが魅力。会社の書類やオークション発送など、「受け取りサインが不要な荷物」にぴったりです。
レターパックプラス（赤色）
- 料金：600円（税込）
- サイズ：A4（340×248mm）
- 厚さ：制限なし（4kgまで）
- 配達：対面手渡し（署名・受領印あり）
- 特徴：厚めの書類や貴重品などに安心
こちらは手渡しで確実に届けたい荷物におすすめ。受取人のサインが必要なので、トラブルを避けたいときに重宝します。
レターパックはどこで買える？販売場所まとめ
「郵便局に行かなきゃ買えない」と思われがちですが、実は郵便局以外にも購入できる場所があります。
1. 郵便局（最も確実）
全国すべての郵便局でレターパックを販売しています。窓口で「レターパックライト（またはレターパックプラス）ください」と言えばOKです。郵便窓口なら在庫切れの心配も少なく、必要枚数をまとめて購入できます。
また、郵便局の公式ネットショップでも販売中。自宅にいながら購入でき、まとめ買いにも対応しています。大量に使う法人やフリマ出品者には特に便利です。
2. コンビニ（取扱店あり）
「近くのコンビニで今すぐ欲しい」という人も多いでしょう。実はレターパックは一部コンビニでも販売しています。ただし、全店舗で常備されているわけではありません。
取り扱いが多いコンビニチェーンは以下の通りです。
- ローソン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
- ファミリーマート（店舗による）
- セブンイレブン（店舗による）
特にローソン・ミニストップ・セイコーマートは、日本郵便との連携が深く、比較的在庫が安定しています。店舗によってはレジの後ろや切手販売コーナーに陳列されていますが、見当たらない場合は店員さんに「レターパックありますか？」と聞きましょう。
なお、セブンイレブンやファミリーマートでは一部店舗のみの取り扱いで、全店共通ではありません。コンビニに行く前に電話で確認しておくと確実です。
3. 郵便切手販売取扱店・文具店など
街の文房具店や切手販売所でも販売していることがあります。これらの店舗は「郵便切手類販売所」という日本郵便の指定販売店で、切手・ハガキと一緒にレターパックを扱っていることがあります。扱いは店舗ごとに異なるため、こちらも事前確認がおすすめです。
4. オンライン購入（郵便局ネットショップ・ECサイト）
郵便局のネットショップ（https://www.shop.post.japanpost.jp/）では[レターパック](https://www.amazon.co.jp/s?k=レターパックライト&tag=new39-22)をまとめて注文できます。送料がかかる場合もありますが、郵便局に行く時間がない人や在庫を常備したい人には便利です。
また、Amazonや楽天市場などのECサイトでも購入可能な場合があります。ただし、これらは転売や代理販売のケースが多く、価格が定価より高い場合もあるため注意が必要です。公式販売元（日本郵便）以外から購入する際は出品者情報を確認しておきましょう。
コンビニでの購入方法と注意点
コンビニではレターパックが棚に並んでいない場合もあります。レジで「レターパックライトありますか？」と尋ねるのが一番確実です。会計時に封筒を渡してもらえる仕組みです。
注意点
- すべての店舗で販売しているわけではない
- 売り切れや入荷待ちのこともある
- 封筒の種類（ライト・プラス）が限られている店舗もある
深夜帯でも営業しているコンビニなら、急ぎの発送準備にも便利です。特にローソンは24時間営業の店舗が多く、「夜中にレターパックを買ってそのままポストに投函」という使い方も可能です。
レターパック購入後の使い方
どちらも追跡番号が印刷されているので、発送後は日本郵便の追跡サイトで配達状況を確認できます。発送証明が欲しい場合は、郵便局窓口から出すのが安心です。
レターパック封筒が売り切れているときの代替策
近くの郵便局やコンビニで在庫がなかった場合、次の方法で入手できます。
- 郵便局ネットショップで注文（数日後に届く）
- 別のコンビニチェーンを探す（ローソン→ミニストップなど）
- 切手販売店・文具店を確認する
また、急ぎの発送で封筒が手に入らない場合は、同じく追跡ができる「ゆうパケット」「クリックポスト」などのサービスを検討してもよいでしょう。これらは自宅でラベルを印刷して発送できるタイプです。
レターパックのメリット・デメリット
メリット
- 全国一律料金でわかりやすい
- 追跡番号付きで安心
- 切手不要・ポスト投函OK
- コンビニでも購入・発送できる（ライト）
デメリット
- 厚さ・重量制限がある
- 封筒を折り曲げたり補強テープを貼るのは非推奨
- 料金が固定のため、軽い荷物では割高になることも
用途に合わせてレターパックライト・レターパックプラスを選べば、郵便局を利用しなくてもスムーズに発送できます。
レターパック 封筒 どこで 買える：まとめ
レターパックは全国の郵便局でいつでも購入できるほか、ローソンやミニストップなど一部のコンビニでも販売しています。店舗によってはレジで声をかけないと出してもらえないこともあるため、見つからないときは店員さんに確認してみましょう。
ネット通販でも入手可能ですが、すぐに使いたい場合はやはり郵便局か対応コンビニが確実です。
封筒の種類（レターパックライト・レターパックプラス）を理解し、用途に合ったものを選べば、書類から小包まで安心・手軽に送ることができます。日常のちょっとした発送にも、ビジネスやフリマ取引にも役立つ存在です。
